2020/03/08:
●絶滅危機のウナギ、実は長生き?世界最高齢は155歳以上も生きる
●スウェーデンでは有名魚だったウナギ、解剖して本当の寿命を調査
●年齢推定でわかっているニホンウナギとヨーロッパウナギの最高齢は?
●絶滅危機のウナギ、実は長生き?世界最高齢は155歳以上も生きる
2020/03/08:本当かな?っていう胡散臭いニュースなのですけど、昔、
【EU発!Breaking News】世界最高齢のウナギが死亡。155年以上も生き続けていた!(スウェーデン) | Techinsight(2014.08.09 11:00)というニュースがありました。短命だから絶滅危機ってことはないのですけど、絶滅危機が言われているウナギが長寿なのは意外性があります。
スウェーデンでのローカル紙『Ystads Allehanda』によると、スウェーデン南部Brantevikで少なくとも1859年頃から生き続けていた、恐らく世界最高齢とされるウナギが、2014年8月月5日に死亡しているのが飼い主によって発見されました。
明治元年は1872年ですので、1859年というのは、日本でいうと江戸時代。「少なくとも1859年頃から生き続けていた」という言い方をしているのは、1859年にBrantevikにある井戸の中に投げ込まれていたのが発見され、それ以来水槽の中で飼われていたためだといいます。
●スウェーデンでは有名魚だったウナギ、解剖して本当の寿命を調査
スウェーデンではなかなか有名な魚だったそうで、1932年に刊行された物語『Bombi Pitt』に登場するなどしていました。1932年当時で73歳という高齢。これだけでも驚くに値するわけですが、それからさらに数十年を生きたということになります。
記事によると、ウナギの寿命については諸説あり一概には言えないとのこと。ただ、これほどまでに長く生きたウナギは滅多に存在しないであろうと見られています。
そのため研究に値すると考えられたのか、本当の寿命について調査の必要性が生じたとして、間もなく遺体はストックホルムの淡水生物研究所に搬送され、専門家による解剖が行われるとされていました。ただ、「本当の寿命について」という言い方なので、ひょっとしたら疑わしいと思われた…ということかもしれません。
●年齢推定でわかっているニホンウナギとヨーロッパウナギの最高齢は?
それだけすごいウナギならWikipediaに記載があるだろうと見てみましたが、ウナギのWikipediaは食べる話ばかりで生態の記述がありません。でも、
ウナギ科 - Wikipediaの方も見てみたら、寿命の話がありました。ただし、ここでは上記のウナギの話がなく、やはり嘘だったのかもしれません。
<ウナギ類は魚類としては長い寿命をもち、耳石による年齢推定でニホンウナギでは22歳の雌が、ヨーロッパウナギでは33歳の雄と57歳の雌が報告されている>
Wikipediaに載っていないだけの可能性もありますので、続報を見つけたら追記します。ただ、やはりかなり嘘っぽい感じがしますね。残念ですけど、上記にあるようにウナギは、魚としてはかなり長い寿命を持つと考えて良いみたいですね。155年のせいでインパクトが薄れましたが、十分に意外な話でしょう。
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