なんかまた奇妙な話ですね。
キスやキスフレは不倫・浮気にならない? 弁護士でも異なる見解で書いたキスフレは釈然としなかったんですが、今回もまた釈然としない話です。
●友達以上不倫未満 妻が持つセカンド・パートナーという男友達
まず、セカンド・パートナーとは何か?という定義から。複数の説明がありますが、そのまま複数掲載しちゃいましょう。その方がイメージが湧くと思います。
(1)友達以上、不倫未満――肉体関係は伴わない、だが互いの配偶者が離死別したならば、そのときは一緒になろうと将来を誓い合う
(2)配偶者であるパートナーの次に位置する。決して男女の関係は持たずプラトニックな間柄を保つ。
(3)「要は、若い人が言う『友達以上恋人未満』と同じ」(女性の性や健康に詳しいライターの大場真代氏)
(
食事や映画は夫じゃなく男友達と?妻のセカンド・パートナーを許せるか|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン 池田園子 2015年10月9日)
具体的には、"既婚者が2人で食事をしたり、カラオケや映画に行ったりと、「特別に仲の良い異性の友人」同士として交流する"という説明もありました。
元記事タイトルに釣られて「妻が持つセカンド・パートナーという男友達」と書いちゃいましたけど、これ、相手も既婚者というパターンがありません? だとすれば、夫もセカンドパートナーという女友達を持っているということで、男女関係なさげです。
大場真代さんは「アラフォー、アラフィフ世代の女性に多い」とも言っていましたが、何か全体的に女性側だけを強調した感じがあり、ちょっと問題を感じました。
●キスフレより難しそうな「不倫」認定
説明の中に「不倫未満」とありますが、キスですら「不倫」として訴えられるかどうかは微妙なところでした。キスすらないのでしたら、こちらはさらに難しいと思われます。
一方、"そこには若干の恋愛感情があるものの、肉体関係は介在しない"という記述もありました。キスフレは恋愛感情なかったような?と、
キスやキスフレは不倫・浮気にならない? 弁護士でも異なる見解を見たらそういう話はありませんでした。
また、キスフレでやったように、「裁判で離婚が認められる理由」の「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」で解釈する余地はありそうです。
●不倫とセカンド・パートナーの違い
不倫との違いは、性行為の有無という説明もありました。これはやはり精神的には浮気といった状態で、ぎりぎりなんでしょうね。
また、一方が性行為を望んだ場合はセカンド・パートナーという関係が成立しないという話もありました。これも同様にキスフレであったような気がしたんですが、書いてなかったので気のせいかも。何か別のと勘違いしている気もします。
●セカンド・パートナーなんて本当に実在するのか?
本当にこんなのあるの?という感じなんですが、例によってマスコミが大げさに報じているだけで、ひょっとしたら都市伝説的なところがあるかもと、ちょっと思っちゃいました。
なぜか?と言うと、"実際にセカンド・パートナーを持つ一般の人を取材し、リアルな体験談を集めようと試みたが、残念ながら該当者を見つけることができなかった"とあったためです。いたとしても、かなり稀なのでしょう。
しかし、こういった報道がされることにより、実際にそういった関係が増えるということも十分考えられます。トラブルが増える可能性が高いのですから、罪づくりですね。私は当然ながら、オススメしません。
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