冒頭に追記
2022/07/06追記:
●神戸大学、続けて別の大学院教授が女子学生にセクハラし処分に 【NEW】
●神戸大学、続けて別の大学院教授が女子学生にセクハラし処分に
2022/07/06追記:
神戸大院教授が20代学生にセクハラ 5月にも別の教授を諭旨解雇 毎日新聞 2022/7/5 18:58(最終更新 7/5 18:58)という記事が出ていました。タイトルになっているように、少し前に発表されたもともと書いていた件とは別件。今回は解雇になっていないものの、すでに退職。別記事によると、この問題を受けての退職だといいます。
<神戸大は5日、自身の研究室に所属する20代の女子学生にセクハラ行為をしたとして、60代男性の大学院教授を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。教授は4日付で退職した。
2021年6月、学生が大学側に「セクハラを受けた」と相談。学内の重要事項を審議する「教育研究評議会」は22年4月、教授の複数の行為をセクハラと認定した。教授は大学側の聞き取りに「一切記憶にない」と話したという。大学は生徒への配慮として行為の内容を明らかにしていない>(毎日新聞より)
神戸大学でセクハラで続けて処分…となると、神戸大学は問題だらけということで叩かれるかもしれません。ただ、一番問題なのは、セクハラが隠されてしまうことで、大学を叩きすぎると、今度は隠蔽に走りやすくなってしまいます。なので、むしろ大学がきちんと対処している…と、評価しておくべきでしょう。
●女子学生励ましたらセクハラ…神戸大学教授が諭旨解雇の懲戒処分
2022/06/06:<大学院教授、女子学生にセクハラ「落ち込んでいたので励まそうと」…諭旨解雇>(2022年06月05日 08時55分)というへんてこなタイトルの記事を読売新聞が書いていました。タイトルだけ見ると「励ましただけでセクハラ認定!」と、解雇された教授が不当にセクハラ認定されたように思われそうなものです。
<神戸大は3日、学部の女子学生にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)をしたとして、大学院の50歳代教授を5月20日付で諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。教授は5月31日付で退職した。
(中略)大学の調査に教授は事実を認め、「学生が落ち込んでいたので励ますためにした」などと話したという>
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-1672716/
大学は被害者に配慮し、行為の内容を明らかにしておらず、公開情報からは不当なセクハラ認定かどうか推測するのは不可能。ただ、一般論として言うと、ハラスメントなどの加害者は意図せずナチュラルにハラスメントをしていることが多く、普通にセクハラだった可能性はありそうです。
●結局、教授本人はセクハラを認めているの?別記事を読むと…
また、「大学の調査に教授は事実を認め」と書かれていることからしても、普通にセクハラだった感じはします。一応、別記事でも確認…と<女子学生にセクハラ行為 神戸大学教授(50代)を諭旨解雇処分 事実認め教授は退職/兵庫県>(サンテレビ)という記事も読んでみました。
<女子学生が数日後、「セクハラ行為を受けたので調査をして欲しい」と大学に訴えたことから被害が発覚し、大学のハラスメント調査委員会は2022年1月、教授の行為はセクハラにあたると認定しました。
これを受けて神戸大学は5月20日付けで男性教授を「諭旨解雇」の懲戒処分にし、教授は5月31日付けで退職しました。 男性教授はセクハラの事実を認め、謝罪しているということです>
https://news.yahoo.co.jp/articles/9059dd55cdb06b757d2890d90a1e40d9d8c49138
こちらは、<男性教授はセクハラの事実を認め、謝罪しているということです>という書き方。「事実を認め」ではなく、「セクハラの事実を認め」と書いていますので、本人がセクハラだと認めたことがわかる明確な書き方。読売新聞のように擁護と受け取られそうな話もなく、わかりやすくなっていました。
●神戸大学准教授のアカハラで学生2人が大学院進学断念も軽い処分に
ついでに神戸大学関連の別投稿
神戸大学准教授のアカハラで学生2人が大学院進学断念も軽い処分にも少し紹介。今回の処分は詳細がわからないため、軽重の判断はしづらいものの、少なくとも軽い処分ではありませんでした。一方、別投稿のタイトルの話は軽すぎる気がして気になったケースです。
<大学側は、准教授は2019年10月、自身の研究室に所属していた20代の女性の研究生に対して、「私のところで研究するレベルにない」など能力を否定する発言を繰り返したと説明。記事ではハラスメントとしか書いていなかったものの、これはいわゆるアカデミックハラスメント(アカハラ)だと考えられます。
また、同じ年の秋に大学院の入試に合格し、准教授の研究室に所属する予定だった別の20代の女性が、入学前に研究室の卒業生に直接、連絡を取ったことに腹を立て、「礼儀が分からない人は指導できない」などと指導することを拒否する内容のメールを送ったともされていました。
特に問題だったのは、これらの行為により2人が受験や進学を断念したということ。相談を受けた神戸大学が調査を行い、准教授の行為はハラスメントにあたるとして、今回停職14日間の懲戒処分になりました。ただ、ハラスメントで済まず人生設計に大きく影響が出たことを考えると、あまりにも軽い処分。学生には補償などがあっても良いのでは?とも思います>
【本文中でリンクした投稿】
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