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最近の日本人はマナーが悪い…は本当か?観客乱入、ラフプレー連発の高校野球


●1980年の高校野球で世紀の大誤審 観客乱入、ラフプレー連発の大荒れ

2020/10/22:マナーだけじゃないのですが、最近の日本人は劣化している…的な話には、疑わしいものが多いです。このことを思い出したのが、一見全然関係ない「史上最悪の大誤審」が930万再生回数。当事者が明かす大荒れ試合までの記憶| web Sportivaという記事でした。1980年夏の高校野球・埼玉大会決勝戦の大誤審の話です。

【高校野球で観客乱入】史上最悪の大誤審 - YouTube


<ランナーが二盗を試み、キャッチャーが二塁に送球する。だが、ショートは送球を弾き、落球したままランナーにタッチする。誰もがセーフと思った「空タッチ」だったが、二塁塁審は高々と右腕を掲げ、アウトコールをする。その傍らで、ショートがひっそりと地面に落ちたボールを拾い上げていた>

 見ている人はだれもがセーフだと思いましたが、二塁塁審だけでなく、審判らが協議しても判定は覆らず。審判団は誰ひとりとして見ていなかったようです。関係者らだけでなく、観客席で見ていた人も興奮して、なんと次々と乱入。暴力的な行動こそありませんが、ちょっと考えられない事態です。

 これ自体が当時のいわゆる「民度」を思わせる話ですが、それだけではありません。誤審を受けたチームはラフプレーを連発。滑り込みのときに足を狙って蹴ったり、足を高く上げて腹を蹴ったり…といった感じ。これもひどい話なのですが、私はこの動画を見た時点では、あまりにも誤審がひどすぎたために荒れてしまうのもわかると、いくらか同情的でした。


●最近の日本人はマナーが悪い…は本当か?決勝戦はまだマシだった

 ただ、私が一番驚いたのは、先の記事で当時のキャプテンのインタビュー。キャプテンが「あの試合はやりすぎました」と言っていたのは、なんと上記の決勝戦ではなく準決勝。もっとひどい試合があったのか!と驚き。また、誤審のせいで突然荒れたのではなく、以前からラフプレーなチームだったということでもあります。
(最後まで読むと、決勝ではキャプテン自身はラフプレーに関わっていないため、自身としては「準決勝がやりすぎた」ってことだったっぽいですけどね)

 もともとこの高校は校内暴力やケンカのあったところだったみたいですね。当時は全国的に校内暴力が多かったのです。ただ、甲子園に出場経験があり、キャプテンもここに憧れて進学。ところが、他にも有力とされる高校があり、ここが1979年夏、1980年春に甲子園出場と活躍しました。

 実を言うと、この高校から熱心な勧誘を受けたものの、キャプテンは断っていたそうです。それで、父から「お前も(断った有力校に)行っておけば甲子園に行けたのに......」と嘆かれるたびに猛反発し、よく親子ゲンカをしていたとのこと。今でもありそうな話ではありますが、親がこういうことを言ってしまうのも良くないですね。


●「甲子園に行けたら死んでもいい」決死の覚悟ゆえのラフプレー?

 こうしたこともあってキャプテンが「ここだけは負けたくない」と思っていたこの甲子園出場高校と、準決勝で対戦。冷や汗シーンが連続。「史上最悪の大誤審」前にあった「死闘」| web Sportivaによると、こちらは最初に脅迫的なやり方でスタート。もちろんラフプレーもやっています。

・1回表1番打者のキャプテンがいきなり積極的に当たりにいって、デッドボール判定。バットを持ったまま両手を腰に当て、マウンドの仁村さんをにらみつけて、つかつかと2歩、3歩と近づいていく。乱闘にはならないが、乱闘を思わせる動きをする。
・続く2番打者の送りバントがファーストの正面に強く転がると、一塁ランナーのキャプテンはスライディングで二塁ベースではなく、明らかに送球を待ち受けるショートを狙って、ヘルメットが吹き飛ぶほど強烈なタックル。セーフ判定になったが、加害者の方のキャプテンが被害者のショートをにらみつける。

 これで動揺したのか、全国的に有名な投手がミスして先制に成功。さらに、やはり相手をにらみつけていた、当時のエースで3番打者の話によると、こうした威嚇的なやり方は監督公認というか、「監督さんの教えもありました」とのこと。当時の雰囲気を感じさせますね。

「『相手に弱いところを見せるな』と言われていました。戦う場なんだから、こっちが優勢に持っていかなければいけないと。デッドボールを受けても痛いふりをするのではなく、むしろ威嚇しろという教えでした。キャプテンに限らず、試合になるとみんなどんどん向かっていく感じでしたね」(一部表現変更)

 記事では一応ラフプレーを美化するわけでも、正当化するわけにもいかないとしていたものの、「甲子園に行けたら死んでもいい」と言うほど決死の覚悟があったと、美談にしているところがありますね。これは私が繰り返し書いている「健全な精神は健全な肉体に宿る」がウソという話や、日本のスポーツは勝利至上主義のせいでおかしくなっている、スポーツのために他のことを犠牲にするのは良いことなのか?…などといった話も思い出します。美談にしないだけでなく、むしろあえて批判しておいた方が良いでしょう。人間のクズです。


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