古参やにわかなどファンに関する話をまとめ。<全てのジャンルはマニアが潰す?古参ファンのにわか叩きで衰退>、<着物は正しく着なさい!着物警察と呉服屋自身が着物を殺した>などをまとめています。
2023/07/28まとめ:
●お店などでは一見客より古参が大事って本当?常連が店を潰す! 【NEW】
●全てのジャンルはマニアが潰す?古参ファンのにわか叩きで衰退
2020/07/17:以前
電通がやらせ・ステマでブーム捏造?詐欺的に売って行政処分に発展で紹介した
NEWSポストセブン|買収後売り上げが激増 プロレス人気再燃を新日オーナー語る 2014.01.02 07:00。一時の人気低迷から脱却した新日本プロレスの仕掛け人・「ブシロード」の木谷高明社長がプロレス人気再燃の理由について語っています。
その中でおもしろかったのが、「僕は“すべてのジャンルはマニアが潰す”と思っていますから」という話。コアなユーザーがライトなユーザーを拒絶していたんだそうです。よくありますね。いわゆる古参ファンによるにわかファン叩きです。
ただ、今のプロレスに関しては、そんな排他的なコアユーザーは少なくて、みんなでプロレスを盛り上げたいという気持ちが強いとのこと。プロレス人気が再燃した理由の一つとして、むしろライトユーザー歓迎という形になったというのがあるみたいでした。
●着物は正しく着なさい!着物警察と呉服屋自身が着物を殺した
この話とセットで思い出すのが、上記記事を紹介したのとは全然別の
若者の着物離れ3つの理由 着物警察・伝統を守ることが逆効果などというもの。このタイトルになっている「着物警察」というのが、上記で言うにわかファンを叩く古参ファンです。
「着物警察」というのは、街中で着物を着ている人にいきなり近づいてきて、警笛を鳴らす警察官よろしく「違反」を指摘する人たち。指摘に感謝する人もいるでしょうが、嫌だと感じる人もいるでしょう。こんなことをやっていては、「着物を着よう」なんて思う人はなかなか増えません。
この正しい着方にこだわるというのは、着物警察に限らず、業界全体の問題だと指摘されていました。呉服関係者は、着物の格を保つため正しいドレスコードにこだわったのですが、これにより気軽な普段着だった着物が、特別な機会じゃないと着れない服になり、自分で自分の首を絞めることになったと分析されていました。
●お店などでは一見客より古参が大事って本当?常連が店を潰す!
2023/07/28まとめ:別のところで書いたちょっと似ているかな?という話をこちらにも転載しておきます。
研究などの裏付けがあるわけではないんですが、以前途中まで読んでおもしろいと思ってブックマークしていたのが、
リニューアルして卒業させる勇気|林伸次|note(2018年5月7日)という投稿でした。作者は渋谷でボサノヴァとワインのバーbar bossaを経営している…という人物です。
bar bossaの林伸次さんはお客さんを3種類に分類しています。ひとつめは、「①話題になっているから1回だけ行ってみる」という一見だけのお客さん。ふたつめは、「②なんだかすごく気に入って半年間くらい立て続けに通うけど、他に好きなお店が出来たらそちらに通い始める」という、一時的な常連さんです。
そして、最後のひとつは「③お店のスタッフや立地や価格や雰囲気すべてを気に入って、ずっと通い続ける」という、本当の常連さんでした。この流れだと、こういう本当の常連さんを大事にしなければならない…という話になりそうなものです。ところが、そうはなっていなかったんですよ。これがおもしろいと思った理由でした。
<「飲食店の寿命は6年」という説があるんですね。
パンケーキでも、立ち飲みバルでも、スープカレーでもなんでも良いのですが、「え! それ面白そう! 行ってみよう!」って思われて、みんなが通ってくれるのって6年くらいが限度なんです>
<普通の飲食店は、この3種類の人たちだけなので、5年、6年経ってくると、新鮮味がなくなるから、①と②のお客様が来なくなって、③のお客様だけが残って、売り上げが落ちて閉める、というわけです(会員制とかライブのお店とか観光地とか違うやり方はたくさんあります)>
では、どうするのか?と言う答えが、このエントリのタイトルになっていた「リニューアルして卒業させる勇気」というもの。これは、
コミュニティのあした。|note(2018年4月19日 古賀史健 ライター。次代を担うライターのための学校・バトンズ代表)で出ていたある専門誌の編集長さんがしていた以下のような話が元ネタだそうです。
<むかし、ある専門誌(当時数十万部の発行部数を誇っていた雑誌)の編集長さんに取材したことがあるのですが、彼は何年かに一度誌面を大幅リニューアルし、古い読者の「卒業」を促すのだとおっしゃっていました。
そうしないと専門誌のコミュニティは閉鎖的な「村」になってしまって、あたらしい読者が入ってこなくなる。あたらしい編集部員も育たず、やがて雑誌全体が小言めいた年寄りの集まりになって衰退の一途をたどる。だから誌面のリニューアルと「いまさらその話?」的な内容のローコンテクスト化(引用者注:前提知識がなくてもわかるようにすること)で、雑誌全体にあたらしい風を入れるのだと>
【本文中でリンクした投稿】
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