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科学的根拠のない迷信である「六曜」と同和問題や差別はどう関係?


 「六曜」を記載したカレンダーが問題あるとして配布を中止いたそうです。最初は宗教的な問題なのかな?と思ったら、「科学的根拠のないこと」や「差別」というわかりづらい説明でした。
(宗教的な問題…という言い方については、仏滅・大安・友引・赤口などの六曜、実は仏教とは全く関係ないで補足)

●「六曜」を記載したカレンダー、配布を中止
「六曜は迷信」差別を助長? 大分でカレンダー配布中止:朝日新聞デジタル 柴藤六之助、加藤勝利、平塚学 2015年12月26日09時25分

 大安、仏滅といった「六曜」を記載していたとして、大分県の佐伯市、杵築市、臼杵市農業者年金協議会(同市の農業者年金受給者で構成)、国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会(県や国東半島周辺の6市町村で構成)の4者は25日、それぞれ作製していた来年のカレンダーなどの配布を中止した。

 いずれも「六曜は科学的根拠のない迷信や慣習であり、ひいては差別を助長しかねないが、作製後に気づいた。公的な配布物としてふさわしくないと判断した」と説明している。

●そもそも「六曜」とは?

 「六曜」というと、ピンと来ない人もいるかもしれませんので補足。大安や仏滅と言えば、皆さんわかるでしょう。
六曜 - Wikipedia

六曜(ろくよう・りくよう)は、暦注の一つで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の曜がある。

日本では、暦の中でも有名な暦注の一つで、一般のカレンダーや手帳にも記載されていることが多い。今日の日本においても影響力があり、「結婚式は大安がよい」「葬式は友引を避ける」など、主に冠婚葬祭などの儀式と結びついて使用されている。

●科学的根拠のない迷信である「六曜」と差別はどう関係?

 科学的根拠がないことが望ましくないのはわかりますし、私も載せるべきではないと思います。しかし、理由がわかりづらいところがありました。「科学的根拠のない迷信」というのは比較的わかりますが、一方で国政では、科学的根拠のない政策がまかり通っています。

  ■WHO「子宮頸がん予防ワクチンの副作用が疑われる理由は一切ない」
  ■朝型勤務「ゆう活」やサマータイム制度のメリットとデメリット

 「差別になるから」はそれだけ聞くとわかりやすい理由ですが、「六曜」との繋がりが見えません。


●迷信と同和問題や差別は似ている?

 最初の記事で朝日新聞から引用したのは理由があります。実は他紙にない以下の記載があったためです。
人権教育のために作製した資料には「同和問題の解決を阻む迷信・因習」に六曜を挙げている。

 上記の直前には"県によると、毎年発行している県民手帳には1995年版から六曜を掲載していない"とありましたので、おそらく県が作った資料に「同和問題の解決を阻む迷信・因習」に六曜を挙げていたのだと思われます。矛盾していますので、問題化したこと自体は当然ですね。

 ただ、これが同和問題にどう絡むかは、やはり一見しただけではわかりません。そこで検索をかけみたところ、直接的に部落差別に繋がらないものの、根拠のないことを信じてしまう思考が差別をしてしまう思考に似ているという薄い関係のようです。
人権啓発コーナー

カレンダーや手帳に「大安」や「友引」など「六曜」と言われる記載をみつけることがあります。なぜ、私たちはこの六曜を気にしたり、従ったりするのでしょうか。「昔からそうだから」「自分だけが違うことをしたら人からどう思われるか分からないから」などの意識が働いているのではないかと考えられます。
(中略)
私たちは同和問題について正しく理解することが必要であると同時に、科学的根拠のない習慣や人の言動に惑わされることなく、しっかりとした自分の考えを持つことが大切です。


◎「六曜」と同和問題

似ている心の働き「みんながそうしているから...」、「世間にはさからえない」などという心の働きはないでしょうか。自分の身に及んだ場合にとる行動、心の働きがよく似ていることが分かると思います。特に普段は気にせずに生活しているのに、何かあると世間のならわし・しきたりに同調しようとして、急に調べたりする心の働きという点では、同じようなものです。こうした心の働きこそ、未だに同和問題が解決できない大きな要因ともいえます。このような世間のならわし・しきたりも一つ一つ見直す必要があります。

 ですので、血液型性格診断のようなものを信じてしまうのも、差別を受け入れる思想に繋がるとされていました。
六曜迷信と差別解消への行動

 「六曜」を始めとする「三隣亡」や「血液型」などの迷信が、実生活の中で慣習として生き残っていることと、「慣習としての差別」の存在は共通するものがあります。そしてこの「慣習」というものは、知的な形として形成されていくものではなく、「刷り込み」という形で形成されていくものなのです。生活の中での繰り返しによって刷り込まれていく感覚的なもので、「理屈ではわかるが、どうも気持ちの上で・・・・」と言われることとなってしまうのです。

 「六曜」や「三隣亡」、「血液型」など、根拠に乏しい迷信が、現在の科学技術の進歩した日本社会に現存することは、反対の立場から見ると、それが存在することによって「利益」を得る者が存在し、その者が巧みにこのことを利用しているのではないかと言えるです。迷信を信じ、或いは捨てきれずにいる精神文化は、まさにあらゆる差別を温存助長していることに密接につながっているのです。

●部落差別はまだまだ健在か?

 ところで、上記の朝日新聞ではなぜか、部落差別を批判する人たちはこういうことするから嫌われても仕方ないなど、今回文句をつけた人たちを批判する反応が多くなっていました。

 私も差別との繋がりの説明には違和感を覚えたものの、たとえ多くの人が信じているものであっても、公的機関が特定の慣習だけを選んで載せるというのは公平でなく、批判されて当然でしょう。公的機関が載せるべき性質のものではないだろうというのは確かでした。

 この流れで部落差別を問題視する人を叩くことやその正当化に夢中になってしまうというのは、差別意識が根強い証拠ではないか?とむしろ感じさせます。


 追加
  ■仏滅・大安・友引・赤口などの六曜、実は仏教とは全く関係ない
  ■いい加減な六曜の意味 凶日とされる仏滅も本当は吉日だった?

 関連
  ■WHO「子宮頸がん予防ワクチンの副作用が疑われる理由は一切ない」
  ■朝型勤務「ゆう活」やサマータイム制度のメリットとデメリット
  ■意外な放送禁止用語・放送自粛用語一覧 OL,ハーフ,エチゼンクラゲなど
  ■沖縄時間(うちなータイム),博多時間,薩摩時間 わざと遅刻する地方も
  ■日本語の一人称代名詞の種類・一覧 主な一人称の時代による変化
  ■清水の舞台から飛び降りる 生存率85%・死亡率15%・234人中34人死亡
  ■三重県の方言・三重弁は変な関西弁 名古屋方言も混じって半端
  ■文化・芸術・宗教・海外との比較についての投稿まとめ

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