LGBTの割合は左利き人口と同じ いま企業が向き合うべき「7.6%」の重み - ウートピ 2015/06/29
電通ダイバーシティ・ラボの「LGBT調査2015」によると、LGBTを自認する人は全体の7.6%にあたり、左利き、AB型の人が日本人に占める割合とほぼ同じです。
数字だけみると「LGBTって増えているんだ」と思うが、実際はそうではない。電通ダイバーシティ・ラボの阿佐見綾香研究員が詳しく解説してくれた。
「2012年に調査した時は、選択肢がレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの4つでした。2015年はそこに、『その他』を追加しました」
ここで言う「その他」とは、「Xジェンダー(出生時に割り当てられた女性・男性のいずれでもないという性別の立場をとる人々)」や「インターセックス(両性の特徴を持っている人々)」、「アセクシュアル(無性愛者)」、「クエスチョニング(自身のジェンダー、性的志向を探している状態の人々)」などを指している。
阿佐見研究員によると、「7.6%」の数字が出た今回の調査では、「その他」を選ぶ人が圧倒的に多かったと言う。L・G・B・Tを選んだ人の比率は大きく変わらないが、「その他」が加わったことで5.2%から7.6%に増えたのだ。
覆面座談会では職場における不満や悩みなどを匿名で語ってもらった。Sさんは都内のIT会社に勤める29歳。見た目は男性で以前は「自分はゲイだ」と自認していた。しかし、覆面座談会の中で「最近自分のセクシャリティーが分からなくなってきた」と明かしてくれた。
「この間まで付き合っていた男性に、『俺は男が好きだから君と付き合った』と言われたときに、なんだかものすごく違和感があったんですよね。自分は男なのか~って」
覆面座談会に参加していたトランスジェンダーのKさんから、「それってMtX(体は男性で、心は女性・男性のどちらでもない立場のこと)ですか?」と聞かれ、「自分でもよく分からないんです。最近女性モノの名刺入れを買ったぐらいです」と悩ましげに答えた。
LGBT - Wikipedia 最終更新 2015年12月23日 (水) 08:39
LGBTあるいはGLBTという用語は、この表現に包含される誰もから受容されているわけではない。 例えば、トランスジェンダーやトランスセクシュアルの一部は、この用語を好まない。自分たちがトランスであることの根拠あるいは原因は、LGB の人々のケースとは異なると信じるからである。彼らはまた、ある団体が存在し、団体の行う活動内容が実際のところ、トランスである人々を念頭したものとは考えられない場合、団体の名称のイニシャル語あるいは頭字語として、Tを加えることに対し異議を唱える(当然であるとも言える)。反対のことも言えるのであり、LGB の人々の一部は、類似した、または同じ理由からTを好まない。
多数の人々がまた、性的指向とジェンダー・アイデンティティ(英:Gender identity、性自認とほぼ似た概念)のあいだに明瞭な線引きが必要だと信じている。GLB(ゲイ、レスビアン、バイセクシュアル)は性的指向に関係するのに対し、TTI(トランスジェンダー、トランスセクシュアル、インターセックス)はジェンダー・アイデンティティに関係するからである。
同様に、インターセックスの一部は、LGBT グループに含まれることを望み、LGBTIという頭字語を好む。しかしインターセックスの人々でも、他の人たちは、自分たちは LGBT コミュニティの一部ではなく、この用語にむしろ含めるべきでないと主張する。(中略)
多くの人々が、現在流布している、LGBT 等のイニシャル語や頭字語、あるいは略語に代わる、一般的で包括的な用語を探してきた。クィア(日本語でおかま)やレインボー(虹)などの言葉が、包括的用語として提案されたが、一般的に広く採択されなかった。クィアは、この言葉が嘲りや侮辱の意味で使われた記憶を有する年長の人々にとっては、多くの否定的な暗示的含意を持っており、また現在でもこの用語は、そういう意味を持って使用されている。多数の若い人々もまた、クィアがLGBTに較べ、政治的により感情的な論争を誘発する言葉であることを理解している。レインボーは、ヒッピーやニューエイジ運動、あるいは政治運動(ジェシー・ジャクソン の虹の連合(Rainbow Coalition)など)を想起させる含意を持っている。
一部のゲイの人々もまた、文字表現としての用語が、過剰に政治的正義の意味合いを帯びて一般に受け取られることを望んでいない。また、多様な性的傾向を持つ人々のグループを、一つのグレイ・ゾーン状態の言葉でカテゴライズする試みに対し肯定的ではない。
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