2018/08/24:
ゴミ問題は環境問題である 東京の処分場の寿命は30年
中国でエコな生ごみ処理センター ゴキブリ3億匹で埋め立て処理を削減
●ゴミ問題は環境問題である 東京の処分場の寿命は30年
2018/08/24:東京都教育委員会のくらしと環境 学習webが東京の環境問題について書いているページでは、(5)として、
ごみ問題 「埋め立て」が取り上げられています。ゴミ問題は環境問題の一つとして考えられているわけですね。
このページによると、東京23区での一般廃棄物の処理は、東京湾の最終処理場に埋め立てますが、埋める前に焼却等の中間処理を行っています。中間処理により徹底した減量・減容化を進めているのです。
しかし、新海面処分場は、東京港につくることができる最後の埋立処分場であり、寿命は約30年しかないとされています。東京港内には、次に処分場を設置できる水面はないとのこと。
そのために、東京23区が行っている減量・減容化を行う中間処理だけでなく、東京都民の方もごみの減量・リサイクルする必要があるとしていました。
●中国でエコな生ごみ処理センター ゴキブリ3億匹で埋め立て処理を削減
このようなゴミ問題で、中国が画期的で環境に優しいごみ処理方法を開発してしまいました。しかし、内容を聞くと、あまり賛同を得られそうにないもの。というのも、約300トン、約3億匹のゴキブリが15トンの生ごみを処理するというやり方です。相変わらず中国は、やることがぶっ飛んでますね。
このゴキブリごみ処理センターは、中国・山東省済南市章丘区にあるもの。李延栄主任は、「センターでは、生ごみから鉄やガラス、プラスチックなどを取り除き、残った有機質のごみを砕いてペースト状にした後、輸送管を使ってゴキブリの『飼育室』へ送る。すべて自動で行っている」と説明しています。将来的には、1日の処理量を200トンに増やせる予定だとのこと。
市民はゴキブリが出てこないかと気が気でないと思われますけど、李主任は、「飼育室には窓がなく、いくつかの通気口を除き、金網で蓋をしている。壁には水を噴射する装置が付けられており、ゴキブリが壁を上ると水を噴射し、食虫魚が泳ぐプールに落ちる仕組みになっている。さらに飼育室周辺には85センチの溝があり、ここでも食虫魚を飼っており、ゴキブリは逃げられない」と説明。
ここでは、埋め立ては土地を必要とするだけでなく、環境汚染にもつながることを指摘。さらに、ゴキブリは、タンパク質飼料としても利用できると同区の生ごみ処理センターは主張しています。中国の飼料使用規定値もクリアしているとのこと。中国の動物性タンパク質飼料は現在、ほとんどが輸入に頼っており、高い価格で取引されているそうです。
ただし、中国科学院老科学家科普演講団の李皓博士は、「ゴキブリは病原体を運ぶため、衛生上、ゴキブリが逃げない保証があるのかは疑問が残る」と懐疑的でした。結構おもしろい試みだと思ったんですけど…。
(
ゴキブリ3億匹が15トンの生ごみ処理、衛生面には懸念の声も 山東省:AFPBB News 2018年7月28日 14:20 より)
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