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マスクの義務化は左翼!アメリカの右派が激怒し、殺人事件も発生


2020/06/12:
●アメリカではマスク着用義務のお店に激怒し、殺人事件も発生
●マスクの義務化は左翼!アメリカの右派が激怒し衝突、発砲事件も
●真面目な話、マスクの強要は憲法の自由に反すると言えるのか?
2020/06/23:
●ニューヨーク市やニューヨーク州、公共の場でのマスクの義務化
●トランプ大統領、「ナンセンス」と感染拡大防止策をツイートで批判
2020/11/06:
●新型コロナ対策はするな!反対デモを決行…大統領も支持
2020/12/07:
●トランプ大統領側近らもマスク・ソーシャルディスタンスを無視
2020/12/30:
●大学教授が陰謀論紹介 マスクの学生を威嚇し、苦情訴えた学生を批判?
2021/01/23:
●1万人集会でほぼマスクなし、記者にツバを飛び散らして猛批判!
2021/02/22:
●日本の右派の「PCR検査で余計感染拡大!」信じた人が逮捕される事件
2021/03/18:
●ユニクロ潜入記者がトランプ運動にも潜入「支持者は密でマスクなし」
2021/04/05:
●逮捕歴豊富な反マスク活動家がベーグル店で大暴れしまた逮捕 【NEW】
●右派の本拠地では「反マスク」も盛んで患者数も全米一レベル 【NEW】
●右派議員らも反マスク、議事堂占拠事件で避難中でもマスクを拒否 【NEW】


●アメリカではマスク着用義務のお店に激怒し、殺人事件も発生

2020/06/12:最初は、トランプ大統領が失言でついに殺人未遂?消毒液注射を提案、新型コロナウイルス問題ででも書いた話から。NHKでやっている世界各国のニュース番組を通訳している番組で見たアメリカのニュースの話です。

 そのニュースによると、日本では聞いたことないですけど、アメリカのお店ではマスクをしていない客の入店を拒否しているお店があるとのこと。これに怒った客が店員の顔に向けてわざと咳をはく…という事件が複数起きているとされていました。また、店員を殺害する事件までが発生しているといいます。

 これだけでも驚きですが、予想外だったのがアンチマスクな人と政治思想に相関性があったということ。このニュースでは加えて、マスク反対派の多くはトランプ大統領支持者だということも伝えていました。前述の事件の人たちが実際にそうであったかは不明ですが、一般的にはそうだとのことです。

 トランプ大統領支持者にマスク反対派が多いのは、トランプ大統領が頑なにマスクをすることを拒否しているためだとこのときは予想しましたし、実際影響があると思われます。ただ、それ以外の理由もあるようだ…というのが、これより後に書いていく今回の話です。


●マスクの義務化は左翼!アメリカの右派が激怒し衝突、発砲事件も

 この話があったのは、一見マスク拒否の話と関係ない<観光学者「日本のインバウンドは早くも年内には戻り始める」 プレジデントオンライン / 2020年6月4日 19時15分>という記事。アメリカでは観光が復活しており、日本も早く観光を再開しないと負ける!という主張の記事でした。
https://news.infoseek.co.jp/article/president_35975/

 で、話の流れと関係なくて、紹介する必要がないものだった気がするのですが、途中で突然例のマスク殺人事件の話が出てくるんですよ。こちらによると、発砲事件はひとつではなかった模様。また、こちらの書き方だと、人を殺しているのは右派の可能性が高そうに見えます。

<多くの商業施設やレストランではマスクを着用しない客に入店を断る店員と、「憲法の自由に反する」「マスクの強要は共産主義だ」などと抵抗する市民の衝突が各地で相次ぎ、発砲により店員や警備員が死傷する事件も起こっている>


●真面目な話、マスクの強要は憲法の自由に反すると言えるのか?

 ここでは、「マスクの強要は共産主義だ」の他に「憲法の自由に反する」というお題目も出ていました。実際には都合よく使い分けされており彼らに全然一貫性はないのですが、右派は自由を重視するのも一応特徴。私も自由重視なので、思想分類テストをやると実は「右派」に認定されます。

 ただ、そもそも店舗でのマスクの強要は、「憲法の自由に反する」とは言えないでしょう。店舗側にもある程度客を選ぶ自由があり、差別的な理由ならともかく、健康・衛生面でお客を断る権利はあると考えられます。今の世の中では、より正当性がなさそうな「ドレスコード」(服装規定)による入店拒否すら受け入れられていますからね。

<英ウェールズ(Wales)のカーディフ(Cardiff)近郊にある英スーパーマーケット大手テスコ(Tesco)の店舗がこのほど、パジャマ姿とはだしでの入店を禁止するドレスコードを導入した>
<テスコ広報は、「当店はドレスコートが厳しいナイトクラブなどではありません。ジーンズ、トレーナー、スニーカーのお客様はもちろん大歓迎です。ただ、パジャマやネグリジェでの来店はご遠慮願います」と話している>
(「パジャマでの入店お断り」、英スーパーマーケットがドレスコード導入 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 2010年1月29日 12:25 より)


●ニューヨーク市やニューヨーク州、公共の場でのマスクの義務化

2020/06/23:店舗限定じゃありませんけど、ニューヨーク州では一定の条件でマスクの義務化を行っていました。米ニューヨーク州のクオモ知事は、他人と距離を保てない公共の場所ではマスクの着用を義務づける知事令を出すと4月15日に発表。電車やバス、食料品店や人通りの多い道路などを想定しているとのことでした。ただ、罰則はないようです。
(NY州、マスク着用義務化へ 新型コロナ:朝日新聞デジタルより)

 その後の話はないかと探して、米社会は経済再開へ、混乱回避の試行錯誤が続くニューヨーク | 冷泉彰彦 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト(2020年05月19日)がそういう記事だと思ったのですけど、ニューヨーク州ではなくニューヨーク市の話であり、なおかつ義務化後どうなったか?といった話も見られませんでした。以下のような内容です。

<試行錯誤が続いているのが、デブラシオ市長のニューヨーク市です。例えば、4月の時点で「無症者からの感染拡大を防止」するためとして、アメリカでは画期的な「公共の場でのマスクの義務化」を行った際には、いかにも熱血正義派の市長らしく、注意に従わない人は警察が強制力を行使すると強引に進めたのでした。
 ですが、今度はアフリカ系などから「マスクをすると他の人種から凶悪犯と間違われる」として「ヘイトを誘発しかねない」という反発が上がりました。結果として、警察力の行使は抑制し、その代わりにスーパーや公園では無料のマスクを配布するなど、試行錯誤を続けています>


●トランプ大統領、「ナンセンス」と感染拡大防止策をツイートで批判

 ということで、求めていた話はなかったものの、この記事で右派らしい話を発見。トランプ政権は「14日連続の感染者数減少」を条件として経済活動再開の次のステップに進めるというガイドラインを示していました。これは別に良いのですけど、問題はトランプ大統領自らツイートでこのガイドラインを無効だと主張していたことです。

 トランプ大統領は、「無観客試合なんてナンセンス」や「自由を求めて戦え」などといった煽りを続けていたそうです。アメリカでは当時、新型コロナウイルスの感染がまだ拡大している状態なのにも関わらず「ロックダウン反対デモ」が吹き荒れており、トランプ大統領も支持者らに、感染拡大防止より経済活動再開を優先するに求めていたみたいですね。

 ここらへんはものすごい勢いで新型コロナウイルスが感染拡大する中で、感染防止策を徹底して叩いていたブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領と似ています。ボルソナロ大統領はもともとトランプ大統領を熱烈に支持していたそうですし、かなり似たところがあるのかもしれません。

 ちなみに日本の右派論客は、このボルソナロ大統領当選時に、トランプ大統領も安倍政権も百田尚樹さんも右派で人気なので右派は世界のトレンドだと悦に入っていたんですよね。ボルソナロ大統領もトランプ大統領も新型コロナウイルス対策で批判を浴びているので、黒歴史な発言かもしれません。


●新型コロナ対策はするな!反対デモを決行…大統領も支持

2020/11/06:一見、このページの話と関係ない米ミシガン州知事誘拐計画容疑で13人逮捕、議事堂襲撃も計画 | ロイターというニュース。米検察当局が、ミシガン州のウィットマー知事の誘拐と州議会議事堂への襲撃を企てた容疑で13人を逮捕した件についてのニュースです。

 容疑者らは当初、州議会議事堂に押し入って人質を取る目的で200人の協力者を集めようとしていたのですが、その後計画を断念。代わりにウィットマー知事(民主党)の別荘で知事を誘拐する画策をしていました。爆発物の使用も検討していたとみられています。

 このウィットマー知事の誘拐は米大統領選前の実行を計画していたとのこと。なぜここで大統領選挙の話が出てくるのか?と言うと、ウィットマー知事は、新型コロナウイルス対応などを巡り、トランプ大統領が過去に批判の矛先を向けていたことで知られる方だったためです。そして、この批判というのが、前回の話と同じような内容だったので補足的に紹介しています。

 春に新型コロナ対策としてウィットマー知事が導入した制限措置に対し、トランプ大統領とその支持者が反発。制限緩和を求めて4月に起きたデモには武装集団のメンバーも参加していたそうです。トランプ大統領はツイッターでデモ参加者に対し「ミシガンを解放せよ」と呼び掛けていました。

 ここでは直接マスクの件は出ていなかったものの、右派が新型コロナウイルス対策に反対していたことがわかります。さらに、対策反対のデモを行っていて、なおかつトランプ大統領が支持していたことも確認できました。感染を懸念している人のデモではなく、対策反対派のデモであるため、強い対策をせずにデモが行われたでしょうから、感染拡大の原因にもなったかもしれませんね。


●トランプ大統領側近らもマスク・ソーシャルディスタンスを無視

2020/12/07:アメリカ大統領選挙では、トランプ大統領の顧問弁護士のジュリアーニ元ニューヨーク市長が中心となって、選挙の不正を訴えています。不思議なことにジュリアーニ弁護士自身が明確な不正の証拠はないと認めていますので、証拠なしにイチャモンをつけているだけの状態です。

 ただ、今回の話は、前回の「対策反対派のデモであるため、強い対策をせずにデモが行われたでしょう」への補足であり、不正選挙うんぬんはメインではありません。トランプ氏のジュリアーニ顧問弁護士もコロナ感染、法廷闘争主導 | ロイター(2020年12月7日)という記事があり、<トランプ氏とその側近の多くはコロナ予防のためのマスク着用や密集の回避などの保健当局の勧告に従っていない>と書かれていた…というのが注目すべき点です。

 注意していても新型コロナウイルスに感染することはあるため、感染者を責めるべきではないですし、対策をしていなかったとしてもある程度は個人の自由でしょう。ただ、政治家は国民に与える影響が大きいので、対策を無視しているとなると、さすがに問題があると言わざるを得ません。特にトランプ大統領は熱心な支持者が多い方です。

 ホワイトハウスでは、日本だと「クラスター」と言われるような感染が起き、感染者が続出しました。以前読んだ記事では、トランプ大統領がマスクなどの対策を嫌うのだから、周辺の人ができる雰囲気ではないだろうと指摘。ですから、感染拡大はトランプ大統領が招いたものと言えるでしょう。

 実を言うと、トランプ大統領を熱烈に支持する側近らも「トランプ大統領は強烈に忠誠心を求める」ということは書籍などで明らかにしています。「忠誠心の求め」はネガティブな要素だと支持者らも考えていないみたいですね。そして、忠誠心を求められるということからすると、忠誠心を見せるために側近らがこぞってマスクやソーシャルディスタンスを無視する…ということも、起きて当然といった感じになっています。


●大学教授が陰謀論紹介 マスクの学生を威嚇し、苦情訴えた学生を批判?

2020/12/30:ニューヨーク大学(NYU)のシュタインハルト・スクール、メディア科のマーク・クリスピン・ミラー教授は、マスクの着用を巡る学生への対応が問題視されたそうです。この問題を指摘された教授は、同僚の教授らを名誉棄損で、マンハッタン区のニューヨーク州高位裁判所に提訴するという反撃に出たと報じられています。

 NYUの教授が同僚教授19人を提訴  授業でマスクに反対し非難受け | Daily Sun New York( 12/04/2020 )というタイトルの時点で右派の先生だったんだろうな…と思った記事で、実際、そうみたいですね。当初のマスクトラブルというのが、右翼絡みでした。

<ミラー教授が9月、授業で、極右の陰謀説を引用し、マスクは新型コロナウイルスのまん延防止に効果がないと話したことで、学生の1人がツイッター上で同教授の解雇を呼びかけた。(中略)同スクールの教授ら25人は10月21日、同教授が同学生を非難したことや、権威ある立場を利用し、マスク着用を選択した学生を威嚇したとする文書を学部長に送った。また、同教授の教室での行動、授業やウェブサイト上で展開する見識について、学生から日常的に苦情を受けていることも訴え、適切な処分を求めた>

 これを受け大学は、ミラー同教授の素行について公開審査を開始。一方、ミラー教授は、「虚偽の主張により、経歴と職業上の名声を傷つけられた」として、文書を送った教授のうち19人に対し、75万ドル(約7795万円)の損害賠償を求め提訴したそうです。


●1万人集会でほぼマスクなし、記者にツバを飛び散らして猛批判!

2021/01/23:右派のマスクネタが多すぎてたいへんですわ。次から次と関連する話が出てきます。2021年になってからは、トランプ大統領が煽ったせいで支持者によるクーデター未遂とも言える議事堂侵入テロが起きたのですが、やはり写真を見るとマスクをしている人は稀でした。

 過去のニュースでも当然何度もトランプ支持者はマスクをあまりしない…と報じられています。例えば、トランプ氏支持者、首都で1万人集会 ほぼマスク無し - アメリカ大統領選挙2020 [アメリカ大統領選2020]:朝日新聞デジタルでは、以下のように書いていました。

<「選挙の不正」を主張しているトランプ大統領を支持する集会が首都ワシントンで開かれた。参加者は1万人以上とみられ、全米各地から集まったトランプ氏の支持者らが中心部を行進した。(中略)ほとんどの人がマスクを着けていなかった>

 じゃあなぜ中国が人工ウイルスをばらまいていたと主張し批判していたのか?と不思議に思うのですが、トランプさんやトランプ支持者らはそもそも新型コロナウイルスは脅威ではないと考えています。「コロナはフェイクニュース」マスクなしで報道陣へ詰め寄るトランプ氏派:朝日新聞GLOBE+(2020.12.22)というニュースも出ていました。

<「バイデン氏が大統領になることはない」と、マスクをせずに言い切るシュウィンゲルさんは新型コロナウィルスに関しても「死者や感染者の数はメディアが私たちを脅すためのものだから信じない」と語った>(引用者注:別記事では、新型コロナウイルスだと言えばお金が出るから医療関係者が捏造していると主張している人も。実際には医療関係者は命がけでお金儲けどころじゃないのですけど…)
<マスクをしていない人がいつもより圧倒的に多かったということ。全米各地で新型コロナウィルスの感染が広まる中、ジョージア州でも50人以上の集会は禁止されていた。それにも関わらず集まった約1万人のうち、マスク着用者は1割いるかどうかという過去最低レベルだった>
<トランプ大統領が「隠蔽ニュース」を批判すると、支持者たちは血相を変え、報道陣の柵までやってきた。「お前たちのしたことが選挙結果に影響した」「選挙を盗むのを止めろ」などと腕を振り回し、ツバを飛び散らしながら叫び出したのだ。その表情に狂気さえ感じた。(中略)私は新型コロナの感染を恐れ、すぐさま逃げるようにそのエリアを離れた>


●日本の右派の「PCR検査で余計感染拡大!」信じた人が逮捕される事件

2021/02/22:反マスクの話じゃないですし、一見、全然関係なさそうな日本の話なのですが、倉持医師に中傷ビラ容疑で逮捕 「テレビに出たから」 :朝日新聞デジタル(2021年2月18日 9時13分)という記事について。栃木県の病院に中傷ビラを貼った宇都宮市の67歳の女性がを信用毀損の疑いで逮捕される事件がありました。

 この67歳の女性が疑われているのは、新型コロナウイルスについてテレビ番組などで発言している倉持仁医師が院長をつとめるインターパーク倉持呼吸器内科の建物や駐車場の車などに「コロナが拡大したのは(倉持院長が)テレビに出たから」などと虚偽の事実を記したビラを貼ったことだそうです。

 倉持仁医師は被害に対して、「私が中傷を受けたように、今度は容疑者が過度な中傷を受けるようなことがないことを願いたい」と言って、容疑者の方をむしろ懸念。このため、はてなブックマークでは、「聖人か?」「偉すぎる……自分にはこの度量はない」といった反応が人気になっていました。

 ただ、紹介したかったのはこれではなく、容疑者の動機について。「倉持院長のところに行ったことで大丈夫だと安心し、行動を控えない人が出てきてコロナが拡大した。テレビに出てほしくなくて抗議をした」という理由だとのこと。私には意味不明でしたし、倉持院長も理解不能といった反応。はてなブックマークでは、病気では?といった反応も出ていました。可能性はあるでしょう。

 しかし、ハッとさせられたのが、<「PCR抑制派」の言い分そのままだな。連中のばらまいたデタラメはつくづく罪深い>といった反応があったこと。アメリカではマスク反対が盛んですが、日本ではPCR検査反対が盛んでした。PCR検査で余計新型コロナウイルスが増えるという主張を支持する人がネットに多かったのです。「検査拡大で感染爆発!日本が終わる!」というほど、声高に言われていたものでした。倉持院長はPCR検査を積極的に行っていたため、それを批判した可能性が高いと考えられます。

 日本のPCR検査反対派の言い分を大雑把に言うと、「PCR検査の精度は100%ではないため、新型コロナウイルスにかかっている人を見抜けないことがある。その見逃された人が盛んに動いて余計感染が拡大するので、検査は増やさずみんなで外出自粛すべき」といった感じ。67歳の女性の言い分と合致しています。

 PCR検査抑制派は、必ずしも右派と一致するわけではないものの、PCR検査を増やしたがらない安倍政権を正当化できたために、右派が多く主張しました。実際には、他の対策成功国でも採用していたわけですが、韓国がPCR検査数が多い良い例として紹介されたことも、右派がPCR検査を嫌った理由となったでしょう。韓国などで採用されていたドライブスルー式PCR検査を否定するデマがなんと政府公式から出て、後に訂正するという事態も起きていました。

 ただ、右派が批判したPCR検査で陰性だから自宅待機せずに活動する…は、自民党の新型コロナウイルスを担当トップである西村経済再生相自身がやっており、本来なら右派が猛烈批判しなくちゃいけなかったところ。また、発生当初から厚労省の医系技監として対応を指揮した鈴木康裕さんが、PCR検査の精度が絶対ではないことに触れつつも、検査が足りなかったことを認めるなどしており、PCR検査抑制派の主張は完全に崩れています。

<PCR検査についてはやはり必要数に比べてキャパシティが圧倒的に足りなかったっていう事実だと思うんですね。
2009年で新型インフルエンザがありましたけど、そのときの経験を踏まえた反省文の中でもやはりPCR能力は強化すべきだというふうに10年以上前書いてあった。そういう意味では我々今からの反省点としたら、この10年間の間にきちっと拡大をしておくべきだったなと思います>
(「PCR能力を強化すべきだった」 厚労省”元指揮官”が語る反省点と今後の展望 コロナ初確認から1年 | FNNプライムオンライン より)
https://this.kiji.is/722729985605550080


●ユニクロ潜入記者がトランプ運動にも潜入「支持者は密でマスクなし」

2021/03/18:右派による反マスクの事例がまだたくさんあったのに最近追記し忘れていました。「安倍首相に言ったんだ」トランプがついた“真っ赤なウソ”――ユニクロ潜入記者が見た米大統領選挙 | 文春オンライン(横田 増生 2020/11/24)は、タイトルだけ見ると、マスクとは関係なさそうな話。トランプ大統領のいつものウソの話です。

 今回の記事に出てきたウソというのは、「(大統領就任後)安倍首相に『日本はもっとミシガンに自動車工場を作らないといけない』って言ったんだ。その翌日、日本の自動車企業がミシガン州で5つの工場を建てると発表した」というもの。実際には日本企業がミシガンに5工場を建てるという話はありませんでした。安倍首相をダシにしたデマ垂れ流しているこんな人を安倍首相支持者が熱心に支持していたというのは不思議ですね。

 ユニクロ潜入でおなじみの横田 増生さんは、今度はトランプ大統領支持派に長期間潜入していっしょに活動していました。今回の記事はそのうちのミシガン州で私が1000人以上の支持者に囲まれてトランプの演説を聞いたときの話。ここで「トランプは90分話し続け、支持者は押し合いへし合いの中で、その話に酔っていた。マスクをしている人は全体の2割程度」と出ていたんですよ。やはりマスクをする人が少ないというもの。また、マスクをしていないだけでなく、密になっているというなお悪い状態ですね。

 一方、バイデン候補の演説場所では、事前登録しコロナの検査を受けた記者以外は立入禁止しており、支持者でも演説は聞けないというものでした。ひどい!と思う人もいるでしょうが、新型コロナウイルス対策を優先した結果でむしろずっと良心的です。選挙で当選することより対策を優先したとも言え、こうした方針がマイナスになるとの見方が一部報道ではありましたが、オバマ大統領が大苦戦したミシガン州で今回、バイデン大統領は15万票近い得票差で勝利しています。


●逮捕歴豊富な反マスク活動家がベーグル店で大暴れしまた逮捕

2021/04/05:アメリカ右派の反マスクの話が多すぎるので、なるべく駆け足で。今回で一気にブックマークのストックを放出してしまおうと思います。まず、タイトルだけでひどさのわかる「憲法違反だ」反マスク活動家、ベーグル店で大あばれ - mashup NY(2021-01-18)という記事から。

<フロリダ州ボカラトンで14日、反マスク活動家のシンディ・ファルコ・ディコラド(Cindy Falco-DiCorrado)容疑者(62)が、不法侵入や逮捕時の抵抗などの容疑で逮捕された。(中略)
SNSに投稿された動画では、保安官に腕をつかまれたディコラド氏は「手を離して」「これは誘拐よ」「あなたに権利はない」「憲法違反よ」「差別だ」「私は犯罪者ではない。悪くないわ」と言いながら、抵抗する様子が撮影されている。
2人の保安官が店から連れ出した後も、友人に撮影を続けるよう頼みながら「恥を知りなさい」と批判。手錠をかけられると、大きな悲鳴をあげ、「離して!」「息ができない!」と激しく抵抗した。最後は「イエスの名において」と呟き始め、「これは虐待だ」などとわめいた>

 動画を投稿したインスタグラムでは、「これまで様々なカレンの逮捕劇を見てきたが、今回のは最もクレイジーだ」と解説されており、よく逮捕されている方だったみたいですね。過去には「トランプガール」とプリントされたTシャツを着用して、パームビーチ郡の委員会に出席し、「パンデミックは、”プランデミック”(陰謀論)だ」と主張していたそうです。

 また、2017年、住民に対し「もっとましな英語を話しなさい」「奴隷として連れてこられたのは幸運だ。さもなけば国外追放されていただろう」などと白人至上主義かつ人種差別的な発言を行ったことがある人だそうで、ここらへんも非常に右派らしい主張だった模様。あと、キリスト教とのつながりも右派の特徴で、先程の「イエスの名において」からはそういったところも見えます。


●右派の本拠地では「反マスク」も盛んで患者数も全米一レベル

 この反マスク活動家が逮捕されたのはフロリダでしたが、フロリダというのはアメリカの右派が最も強い地域の一つ。当然反マスク活動も盛んな地であるようで、「反マスク抗議活動」も 新規感染全米過去最多フロリダ【昼サテ】|テレビ東京ビジネスオンデマンド【BOD】(2020/07/13)という記事が出ていました。新型コロナウイルス患者数もアメリカトップレベルみたいな感じです。

<アメリカでは、12日、新型コロナウイルスの新たな感染者が6万2,918人にのぼり、なかでも南部・フロリダ州では全米で過去最も多い感染者が確認されました。フロリダ州の12日の発表によりますと、州内の新たな感染者は1万5,299人でした。現地メディアによりますと、これはアメリカの州ごとの1日当たりの感染者として過去最も多い人数だということです>
<フロリダ州の一部では、公共の場や職場でのマスクの着用義務に反対する動きもあり、12日には抗議活動も行われました>


●右派議員らも反マスク、議事堂占拠事件で避難中でもマスクを拒否

 困ったことにアメリカでは政治家までが、デマに影響されていると思われる反マスク活動を実践。同じくデマが元になってトランプ支持者が議事堂を占拠するという非常事態が起きていた中でもなおマスクを、右派の共和党政治家が拒否していたというので呆れるしかありませんわ…。デマを放置し続けた結果がこれです。日本も注意しなくてはいけません。

<複数の下院議員が一緒に避難した議会内の部屋では、複数の共和党議員がマスクを提供されても着用を拒否した映像が浮上している。襲撃後に民主党議員3人の新型コロナウイルス感染が発覚し、マスクを拒否した共和党議員たちと同じ部屋にいたせいだと主張している>
(トランプ氏、議会襲撃前の演説は「問題なかった」 共和党からは弾劾賛成の意見も - BBCニュース 2021年1月13日より)


【本文中でリンクした投稿】
  ■トランプ大統領が失言でついに殺人未遂?消毒液注射を提案、新型コロナウイルス問題で

【関連投稿】
  ■実を言うとコロナウイルスは普通の風邪の原因 どういうこと?
  ■新型コロナウイルスにアビガン有効という中国論文、撤回になる 開発者の白木公康氏はすごいと強調
  ■ワクチンができれば新型コロナウイルス問題が解決という嘘
  ■サージスフィアのイベルメクチン・ヒドロキシクロロキン論文撤回、新型コロナウイルスの効果を調査した研究
  ■日本では毎年インフルエンザに1000万人感染し1万人死亡って本当?
  ■医療・病気・身体についての投稿まとめ

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