<吉本興業・お笑い芸人は右翼?左翼?政治家が招待されるなど癒着>、<幹部はどこも政治家と癒着…ただ、まだ日本は終わってなかった>、<政府が「一つの番組内なら政治的に偏りがあってもいい」と許可?>などの話をやっています。
冒頭に追記
2022/01/20追記:
●吉本興業・お笑い芸人は右翼?左翼?政治家が招待されるなど癒着
2022/03/16追記:
●幹部はどこも政治家と癒着…ただ、まだ日本は終わってなかった 【NEW】
●政府が「一つの番組内なら政治的に偏りがあってもいい」と許可? 【NEW】
●吉本興業・お笑い芸人は右翼?左翼?政治家が招待されるなど癒着
2022/01/20追記:ちょっと前までは、「吉本興業は在日の巣窟」などというデマで叩かれていた吉本興業なのですが、今は全く逆に右派権力とベタベタしているのが目立ちすぎに。今回新たに
MBS社長 吉村知事らがゲスト出演の番組で社内調査開始を明かす 東スポWeb / 2022年1月19日 16時51分という記事も出ていました。当初書いていた話と同じような癒着です。
<同局(引用者注:MBS,毎日放送、近畿圏のテレビ局)は元日、お笑いタレントの東野幸治、「ブラックマヨネーズ」吉田敬が司会を務める特番「東野&吉田のほっとけない人」を放送した。大阪市の松井一郎市長、府の吉村洋文知事、橋下徹氏をゲストに招きトークを繰り広げたが、一部から「政治的公平性を極度に欠いている」などと批判されている>
<3人の起用について問題があるのではないかとする指摘が視聴者センターに20件ほどあったことや、社内の番組審議委員会でも「放送である以上、不偏不党、政治的中立はどうなのか」という「厳しめの言葉」があったとし、専務を筆頭とする検証チームを発足し、調査を命じたと明かした>
調査する…ということになっていますが、どうも「問題なし」という結論ありきなところが、虫明(むしあき)洋一社長の説明の節々から感じられました。問題は普通の政治家ならともかく現役のトップ2人を出演させてしまった…という「結果」だと思うのですが、そこではなくゲストを選んだ「経緯」に論点をずらして、司会が興味があって招待しただけ…と正当化したいようです。
<「番組コンセプトとしては、お2人が会いたい人を呼んで、その人のホンネなり人間性を探るという番組。そこはズレてないかと思いますけれども、どちらの方から提案があったのかは今は言及できません」と調査結果を待つとした。
また、政治的公平性を極度に欠くとの意見については「きちんと調査した上で、きちんとお話しした方がいと思う。作り手には作り手の思いがあるんですけれど、見る方の思いは必ずしも一致するものじゃないものですから、公平性を欠くという意見が出るというならば、それは非常に残念なことだと思います」と語った>
●幹部はどこも政治家と癒着…ただ、まだ日本は終わってなかった
2022/03/16追記:近畿圏のテレビ局MBSが維新の会に肩入れする放送を行った件の続報。前回書いたように、虫明洋一社長は明らかに「問題なし」と結論づけたい感じでしたが、社内は腐っていなかったのか「問題あり」という調査結果になったそうです。正直驚いてしまいました。
テレビ局では幹部が政治家が癒着しても、内部は抵抗するということがちょくちょくありますね。NHKやテレビ朝日なんかも、幹部が右派政治家と癒着する一方で、内部の人は独立性を保とうという様子が見えました。フジテレビなんかは上も下も右派よりになってきた感じに見えますので、一概には言えませんけど…。
<同社は11日、社内調査報告書の概要を公表した。番組作りを担当した制作スポーツ局について「政治的公平性に対する認識が甘く、バランスのとり方が極めて不十分だった」と問題点を認める内容。3氏の出演について、高視聴率を意識したことも明らかにした。テレビ局が政治的公平性について不備を認めるのは異例>
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20220311k0000m040152000c/?tpgnr=poli-soci
ちなみに上記の記事<維新代表ら3氏出演 毎日放送が「政治的公平性」の不備認める>( 2022年3月11日 17時0分、倉田陶子)を書いた毎日新聞は、毎日放送とたまたま同じ名前ということではなく、ある程度関係ある親戚的な企業。しかし、手心を加えず、きちんと報じており、こちらも公平性を保っています。
●政府が「一つの番組内なら政治的に偏りがあってもいい」と許可?
この「東野&吉田のほっとけない人」は2021年1月から22年1月まで計8回放送。橋下さんはうち6回に出演し、松井さnが21年1月、吉村さんが21年3月にそれぞれ橋下さんと共演しており、ほとんどのケースで維新の会の実質的な関係者が出演していました。番組そのものが維新の会宣伝番組のような感じになっています。
ただ、政治的公平性を求める放送法4条について、2016年の政府の統一見解では一つの番組ではなく、放送局の番組全体で判断すると解釈されているとのこと。毎日放送も同じ考えだといいます。1つの番組なら偏ってもいいというニュアンスだから、それでいいの?って話ですけどね。
一方で、今回の番組は社内の放送基準などに照らし「一つの番組内で政治的に偏りがあってもいいことにはならない」と不備を認めました。とはいえ、2016年の政府の統一見解を素直に読むと、「一つの番組内で政治的に偏りがあってもいい」と解釈されそうで、今後そうした判断も出てくるかもしれません。
なお、政府の統一見解が出た2016年は何政権か?というと、安倍政権時代でした。安倍首相はNHKの個別の番組に対して政治的公平性で難癖をつけて圧力をかけた過去がある人なので、矛盾を感じる見解です。ここらへんはダブルスタンダードで、そのときどきで都合の良い解釈を使ってくるおそれがありそうでした。
●悪そなヤツはだいたい友達…安倍政権が問題の吉本興業に税金投入
2019/07/29:安倍首相や安倍政権って「悪そなヤツはだいたい友達」的なところがあって、よく「これも!?」と驚くことがあるのですけど、今大いに叩かれている吉本興業の件で検索していたら、吉本興業とも仲良しで笑いました。税金の無駄遣いと悪名高きクールジャパン案件でもあるようです。
コンプライアンスに問題が多いことが露呈した吉本興業ですが、官民ファンドの「クールジャパン機構」から総額100億円もの公金が投入されることになっていると、多くの報道で指摘されていました。NTTと組んで教育コンテンツを国内外に発信するプラットフォームを沖縄に設置予定だとのこと。
自民党以外にも半分与党のようになっている同じ保守派の維新(大阪維新など)の話もありました。維新の選挙には、吉本の芸人が応援に駆けつけるのが恒例だとのこと。吉本と大阪市は2017年に包括連携協定も結んでいます。
(
維新や安倍官邸とズブズブ…吉本興業「癒着と利権」の闇|日刊ゲンダイDIGITAL 公開日:2019/07/26 15:00 更新日:2019/07/26 18:02より)
●選挙中に安倍首相が吉本新喜劇、吉本興業大崎洋会長は政府から招聘
衆院補選の最中に来阪した安倍首相が吉本新喜劇の舞台に立つという宣伝まがいのことをやっていたそうですが、維新側のお膳立てだともされていました。これは自民党と維新がセットの話ですね。安倍首相も恩恵をこうむっているため、「吉本興業に利用されているだけ」という言い訳ができなくなっています。
大阪城公園内にオープンした「クールジャパンパーク大阪」は、クールジャパン機構や吉本興業などの共同出資会社の運営で、実質的な“吉本劇場”。これはやはり政府絡みの案件。また、2025年の大阪万博で万博誘致アンバサダーを務めたのも吉本所属のダウンタウンで、万博跡地にはまたエンターテインメント拠点を整備する計画があるといいます。
吉本興業は大阪のカジノを狙っているのでは?と書かれていたものの、これは飽くまで推測。ただ、吉本興業の大崎洋会長が、カジノ誘致の有力候補地である沖縄の米軍基地跡地の利用に関する政府の有識者懇談会メンバーに選ばれており、大阪よりも安倍政権関係でのカジノとの関係の方が深そうです。
●100億円以外にも吉本興業は中央省庁と協業する事業を多数受注している
別の記事によると、事態がここまでこじれた原因は、問題発覚後のかなり早い段階で、カラテカ・入江慎也さんとの契約を解消したと関係者が言っているとのこと。そして、早期決着を図ろうと処分を急いだのは、前述の政府の税金投入などのせいではないかとされていました。
「(引用者注:前述のNTTとの共同)事業には官民ファンドの『クールジャパン機構』が最大100億円を出資する予定で、これを足がかりに教育分野に本格参入するプランがある。また吉本は、経済産業省などの中央省庁と協業する事業を多数受注している。コンプライアンスの順守が求められる国がらみの案件を多く抱える中で、今回のようなスキャンダルが出るのはかなりの痛手。できるだけ早く問題を収束させたいという焦りがあった事実は否めない」(関係者)
(
吉本が芸人側と分裂してでも守りたかった政府との「蜜月」……クールジャパン機構の100億円融資もパァに⁉ |日刊サイゾーより)
こちらの記事でも、新喜劇の舞台に安倍晋三首相がサプライズ登場したことを紹介しています。この蜜月ぶりからも、吉本興業が現政府との距離を急速に縮めていることは明らかだろう、としていました。
●吉本新喜劇の芸人たちも総理大臣公邸を訪問、多数の官庁と癒着
さらに別記事でも多くの政府の事業をやっているという話がありました。経済産業省が公表している「吉本興業事業概要資料」の「官公庁 取り組み事例」の項目を見ると、経済産業省や内閣府、法務省、外務省、観光庁、国土交通省から消費者庁まで、政府のお仕事をいっぱいもらっているようです。保守派って、お友達案件・癒着ってのが大きな特徴ですね。
これ以外にもまだ吉本興業と安倍政権の繋がりの話があってびっくり。まさに闇営業問題で揺れている最中の2019年6月6日にも、G20大阪サミットに関連して吉本新喜劇の芸人たちが総理大臣公邸を訪問していたとのこと。さらにさらに、吉本はクールジャパン政策にも深く関わっていて、クールジャパン機構の役員に。また、2月にできた「COOL JAPAN PARK OSAKA」に出資しているのですが、パーク内のホールは明石家さんまが命名しています。
なお、これらを報じた記事のタイトルは、
吉本興業はいつから、どのようにして”国策企業”にまでなったのか? | 文春オンライン(2019/07/23)というものでした。短くまとめると、吉本興業は6000人という多すぎる芸人を抱えているせいで、様々な分野に芸人を送り込む必要があり、国が絡む教育事業など今までと違う分野にも進出する必要があり癒着した…といった感じの説明でした。
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