えっ、完売したらいけない? コンビニの物流がスゴくなった理由 ITmedia ビジネスオンライン / 2015年12月4日 8時0分
店舗は、発注の際に販売予測を行う。これが、正確であればあるほどロスが減る。ロスには、売れもしない弁当を発注してしまう「廃棄ロス」と、販売できるはずだった弁当を発注しなかった「チャンスロス」という2つのパターンがある。この2つのロスは表裏一体で、どちらも望まれるものではない。解決策はただ1つ、販売予測の精度アップだ。
(中略)コンビニ業界でしか通用しない“常識”がある。何かと出しゃばってくる本部のアホ集団スーパーバイザーたちの考えだ。
彼らの考えは「『発注数=販売数』はチャンスロスである」なのだ。実際は、次の納品によって在庫が回復したり、お客さんが来なかったので問題がないという状況であっても、店舗と本部で確認できるコンピュータの示す数値が全てなのだ。そんな彼らは「発注した分は売れているのだから、もっと発注すれば売れますよね」と発注強化を求めてくる。
しかし、発注数を増やしたところで売れるという保証はどこにもない。
コンビニ弁当の無駄・毎日1億8000万円分廃棄 ( ボランティア活動 ) - 美しい地球環境を守るために、生き物・弱者に支援を - Yahoo!ブログ
●コンビニから出る一日の廃棄は、弁当に換算して平均約30個。これを全国のセブン―イレブン1万2000店に直すと、36万食分。金額にするとほぼ1億8000万円分が、毎日ひたすら廃棄されている計算です。でも本部にしてみれば、たとえこれが3億円だろうと痛くも痒くもありません。
●調査によると、一年間でコンビニ一店から出る生ゴミは平均で四-五トン。「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指適されています。
●2002年か2003年のデータで、コンビニ弁当の4割が廃棄処分になっているそうです
●セブン―イレブンの弁当類はなぜ消費期限が迫っても値下げしないのか?「24時間営業で閉店がないから」ということが建て前のひとつだが、本部は商品廃棄リスクを負わずに過剰発注で最大の利益を得るという、企業会計の常識をねじ曲げた独自の会計システムが存在している。
●見切りして販売すると、その見切りを待つ顧客が増えて成果で購入する顧客が低減してしまうと考えています。
●弁当などを廃棄しないで市場にどんな形であれ流通させると新鮮さのイメージを壊し信用が揺らぐと考えます。
●大手コンビニエンスストアに、一カ月に出す廃棄物の“下限数値目標”が存在することが分かった。その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。
●背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。
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