Appendix

広告

Entries

マクドナルド、契約期間を3年も残して五輪スポンサーを撤退 なぜ?


2019/02/20:
●マクドナルド、契約期間を3年も残して五輪スポンサーを撤退 なぜ?
●アスリートがマック食うわけないからスポンサー撤退?
●バドワイザー、AT&T、シティグループ、ヒルトン、TDアメリトレードも降板
●2016年リオデジャネイロ五輪の視聴率が低かったという事実
●一方で新スポンサーも続々確保 特にトヨタなどアジアが増えてる?


●マクドナルド、契約期間を3年も残して五輪スポンサーを撤退 なぜ?

2019/02/20:「えっ、そうだったの?」と思ったのが、「五輪は色あせた」マック撤退 IOCの巧妙さは健在:朝日新聞デジタル(遠田寛生、末崎毅、野村周平 2019年2月18日05時00分)という記事。マクドナルドは、、国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサー「TOP(トップ)」から撤退を発表していたんだそう。しかも、発表は最近ではなく、2017年6月のことでした。全然知りませんでしたわ。

 目立たなかったというのは、わずかに役員声明を出しただけというのもあるかもしれません。扱いが軽い感じですね。「世界的な成長戦略の一環として、他の優先事項に注力する」というのが撤退の理由だそうです。

 マクドナルドは、1976年から五輪のスポンサーを務めてきた、「五輪といえば」という代表的な企業でした。それが撤退ですので、私は本当に驚きました。さらに、契約期間を3年近く残すなかでの打ち切りだというので、むしろ一刻も早く手を切りたかったようにすら見えます。


●アスリートがマック食うわけないからスポンサー撤退?

 有料記事のため詳細は不明ですが、はてなブックマークで、それらしき理由は見えてきます。

mikawa_1964 (引用者注:米マクドナルドの)元CEOのエド・レンジ氏によれば「昔は投資以上の利益があった。今は逆だ。ドーピングや選手への性暴力が相次ぎ、五輪は色あせた」とのこと。

 一方、「アスリートがマック食うわけないだろ。もうイメージだいぶ悪くなったから戦略的撤退だね」(monopole)というコメントがスター6つくらいついていたものの、マクドナルドは体に悪いという科学的根拠のない偏見に基づいた内容で、なおかつ無料部分すら読んでいないもの。

 本文には、"ハンバーガーを食べるトップ選手の姿がテレビを通じて全世界に伝えられ、「一般の人に『マクドナルドはいい』と、好印象が広がっていった」"とあります。20年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会のTOPサービス課長、鳥居圭(40)も「マクドナルドは、世界中の選手が安心して口にできた。それが突然なくなってしまった」としていました。


●バドワイザー、AT&T、シティグループ、ヒルトン、TDアメリトレードも降板

 検索して他の記事を探すと、2018年2月20日に書かれたCNN.co.jp : 五輪スポンサー、大手の降板相次ぐ その理由はという記事が出てきました。ここでは、明るく前向きなイメージが展開され、物議をかもすことは滅多にないにも関わらず、ここ数年、スポンサーを降板する企業が相次いでいるという書き方をしていました。

・2016年のリオデジャネイロ五輪後、AT&T、シティグループ、ヒルトンの各社がUSOC(米オリンピック委員会)のスポンサーを降板。
・2017年に、バドワイザーとTDアメリトレードが契約更新を見送った。
・2017年6月、マクドナルドは契約期間の満了を待たず、IOCおよびUSOCとの契約をで打ち切った。

 このうちバドワイザーは、マクドナルドとともに30年以上にわたって大会を支えてきた企業。衝撃的です。


●2016年リオデジャネイロ五輪の視聴率が低かったという事実

 ただ、こちらの説明によると、オリンピックの魅力低下とはなっていません。バドワイザーの場合、クラフトビール人気やワインなどの販売増加で苦戦を強いられているとありました。それ以上の説明はなかったものの、おそらく本業が苦しいため、そちらに集中するという意味でしょう。

 スポンサーは慈善事業ではなく、広告効果が大きいのであれば継続するはずですから、これはどちらにせよ五輪の広告としての魅力が低下したとは捉えられますけどね。

 また、マクドナルドのために食品のカテゴリーの大半が埋まってしまうことが問題視されたほか、健康な食生活について懸念する声もあったとされていました。前述のマクドナルド=悪い食品というイメージがマクドナルドへの圧力となったようです。

 ただし、これはIOCの元マーケティング責任者マイケル・ペインさんの説明であり、都合の良い解釈である可能性もあります。多少割り引いた方が良いかもしれません。記事によると、2016年大会の視聴率がかなり下がっていた…という動かせない事実もありました。


●一方で新スポンサーも続々確保 特にトヨタなどアジアが増えてる?

 一方、朝日新聞タイトルの後半に"IOCの巧妙さは健在"とあったように、国際オリンピック委員会(IOC)は次のスポンサーを確保してうまくやっていることが、記事では書かれていたみたいですね。

gyogyo6 スポンサーから撤退する企業がある一方で新たに契約する企業(インテル、アリババ、トヨタ、ブリヂストン)もあり、問題を抱えながらもIOCはイメージを巧妙に維持しているという話。(はてなブックマークより)

 日本では悪徳商法批判のある企業がオリンピックのスポンサーか何かになっていたことがあり、擁護者が信頼できる企業の証拠として用いていたことがありました。こうしたオリンピックの宣伝効果・信頼効果というのも、まだまだ健在ではないかと思われます。

 CNNも長期契約企業の存在を挙げていた他、アリババやトヨタの名を挙げて「アジアシフト」という説明。先のペインさんは、こうしたアジア企業との契約を「グローバル市場の実現」と位置付け、過去にはIOCのスポンサーは米国企業ばかりという批判があったと話していたそうです。

 記事ではこの「アジアシフト」について、まだ開催前だった平昌五輪があるからみたいな説明でしたが、経済的にも今アジアシフトが起きています。特に中国は大きいでしょうね。ハリウッドは今中国を強く意識して映画を作っていますし、ワールドカップの方は五輪よりもっと極端に中国企業だらけ。五輪も中国で宣伝できることを重視する企業に、移っていってるのかもしれません。


【関連投稿】
  ■五輪なんかやめろ!日本は過去に東京オリンピックを返上した実績がある
  ■パラリンピックは廃止すべき!障害者スポーツとオリンピックのあり方
  ■下品だから五輪のメダル噛むな!は誰が最初に言い出した?竹田恒泰の発言など
  ■国のスポーツ予算で五輪でメダル獲って国威高揚!って中国じゃん
  ■東京五輪なぜ夏開催?国は熱中症予防で運動や外出を避けてと注意しているのに…
  ■文化・芸術・宗教・海外との比較についての投稿まとめ

Appendix

広告

ブログ内 ウェブ全体
【過去の人気投稿】厳選300投稿からランダム表示









Appendix

最新投稿

広告

定番記事

世界一スポーツ選手の平均年収が高いのはサッカーでも野球でもない
チャッカマンは商標・商品名 じゃあ正式名称・一般名称は何?
ジャムおじさんの本名は?若い頃の名前は?バタコさんとの関係は?
ワタミの宅食はブラックじゃなくて超ホワイト?週5月収10万円
朝日あげの播磨屋、右翼疑惑を否定 むしろ右翼に睨まれている?
レーシック難民は嘘くさいしデマ?アメリカの調査では驚きの結果に
赤ピーマンと赤黄色オレンジのパプリカの緑黄色野菜・淡色野菜の分類
アマゾンロッカーってそんなにすごい?日本のコンビニ受け取りは?
就職率100%国際教養大(AIU)の悪い評判 企業は「使いにくい」
ミント・ハッカでゴキブリ対策のはずがシバンムシ大発生 名前の由来はかっこいい「死番虫」
移動スーパーの何がすごいのかわからない 「とくし丸」は全国で約100台
ビジネスの棲み分け・差別化の具体例 異業種対策には棲み分けがおすすめ
主な緑黄色野菜一覧 と 実は緑黄色野菜じゃない淡色野菜の種類
タコイカはタコ?イカ?イカの足の数10本・タコの足8本は本当か?
トンネルのシールドマシンは使い捨て…自らの墓穴を掘っている?
ユリゲラーのポケモンユンゲラー裁判、任天堂が勝てた意外な理由
好待遇・高待遇・厚待遇…正しいのはどれ?間違っているのはどれ?
コメダ珈琲は外資系(韓国系)ファンドが買収したって本当? MBKパートナーズとは?
大塚家具がやばい 転職社員を通報、「匠大塚はすぐ倒産」とネガキャン
不人気予想を覆したアメリカのドラえもん、人気の意外な理由は?

ランダムリンク
厳選200記事からランダムで









アーカイブ

説明

書いた人:千柿キロ(管理人)
サイト説明
ハンドルネームの由来

FC2カウンター

2010年3月から
それ以前が不明の理由