プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機( グレンコ・アンドリー (著) )


●ロシアで2番目の富豪らが国外に避難、軍事組織のモスクワ進軍で
2023/06/29:最初別のサイトの短縮見出しで「ロシアで2番目の富豪らが国外に避難」というのを見て、ロシアを見限って国外脱出…という意味かと誤解しました。ただ、そうではなく「軍事組織ワグネルの反乱」での国外脱出。モスクワに向かってワグネルが進軍していたために逃げた…という話だったようです。
<ロシアの民間軍事組織ワグネルは6月24日、ロシア南部のロストフ州を制圧し、モスクワに向かって「正義のための行進」行進を開始した。その数時間後、ロシアの2人の富豪が所有するジェット機がモスクワを飛び立ったことが、フライト追跡サービスFlightradar24のデータで判明している。>
https://news.yahoo.co.jp/articles/d105e0d9d2936606194967c69ee29a19a58ebcb0
国外脱出したと見られる富豪の一人は、推定237億ドルの資産を持ち、ロシアで2番目の富豪とされるウラジーミル・ポターニンさん。ウラジーミル・ポターニンさんの会社が所有するガルフストリーム製のG650ジェット機も24日午後5時にモスクワを出発し、トルコのイスタンブールに向かったことがわかっています。また、もうひとりの富豪はプーチン大統領のお友達だそうです。
<プーチン大統領の元柔道仲間のアルカディ・ローテンベルグが保有するボンバルディア製のBD700ジェット機は24日にモスクワを出発し、アゼルバイジャンの首都バクーに着陸した。ローテンベルグは、推定35億ドル(約5000億円)の資産を持つ建設業界の富豪で、彼の会社は2014年のソチ冬季オリンピックや、ロシアとクリミアの被占領地域を結ぶ橋など、プーチン自慢のプロジェクトを受注していた>
●プーチン大統領、国民見捨て速攻で逃亡?専用機の移動確認
記事ではおまけの扱いになっていたのですけど、私がより気になったのは、大統領専用機の動きでした。記事では以下のように書かれており、2機の大統領専用機がモスクワから脱出。もともと予定していた移動である可能性もありましたが、大統領報道官は大統領の移動そのものを否定する…という謎なことになっています。
<2機の大統領専用機は24日にモスクワを出発し、サンクトペテルブルク方面に向かったが、トランスポンダーの電源が切られたため、位置を追跡できなくなっている。タス通信によると、プーチン大統領の報道官は「クレムリンで仕事をしている」と述べ、大統領がモスクワを離れたことを否定した。>
何らかの理由により、2機の大統領専用機を動かす必要があった…といった可能性も考えました。ただ、ヤフーニュースコメント欄で以下のコメントが指摘していたように、そもそも大統領がいないときに専用機を飛ばすと「肝心なときに使えない」という困ったことになります。プーチン大統領が逃げた可能性はかなり高そうでした。
<プーチンがモスクワにいるなら大統領専用機も待機しているのが当たり前,何かあった時避難しないといけないからね。それが飛び立ったということは,プーチンが真っ先に逃げたってことだよね。
恥ずかしいね。若いロシア国民は無理矢理戦場に行かされて生と死の間にいつというのにね。このことをロシア国民に隅から隅まで伝えないといけないんじゃない?>
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