Suzuki -すずきレディースクリニックク ::: 不妊治療:ホルモン刺激/人工授精(AIH)
人工授精(AIH)による男女産み分け法について
何人かお子さんがいるのですが、次はどうしても男の子が欲しい、女の子が欲しいというご夫婦、当院ではパーコール法によるAIHでの男女産み分け法があります。昔から酸性、アルカリ性理論によるAIHでの男女産み分け法がまことしやかにいわれていますが、これはあてになりません。男の子か女の子かは男性の精子のうちXー精子、Yー精子のどちらが卵に入るかにかかっています。そこでXー精子とYー精子の性質のちがいを利用してパーコール液を使ってXー精子とYー精子を分け、男の子ならYー精子、女の子ならXー精子を人工授精(AIH)することによって理論上80%の確率で男女の産み分けができると考えます。
男女の産み分け法:新宿西口治療院
結論から言うと、100%の確率で男女の産み分けを成功することは不可能のようです。(中略)
《人工受精での産み分け(パーコール法)》(費用 初回5~6万円前後、2回目以降2~3万円)
◎科学的根拠は無いとは言え、パーコール法は現在日本で行われている女の子の産み分け法では、最も確率が高い方法のようです。
精子をパーコール液に入れた後、遠心分離器にかけます。
X精子はY精子よりも重いので、分離器にかけると女の子が産まれるX精子が底にたまります。こうして選別されたX精子を子宮に入れます。
→ちなみに分離器の上の方に溜まるY精子には、X精子が20%混じっています。Y精子が80%ですので確率は高まりますが確実ではないので、産み分けに使用することはできません。よってパーコール法は、女の子が欲しいときにだけ行われる方法になります。
→またX精子を取り出す場合でも「完全に選別する事は不可能であるため科学的根拠に乏しい」と言われています。
パーコール - Wikipedia 最終更新 2014年6月16日 (月) 23:41
1996年、(当時パーコールの製造元であった)ファルマシア社は、「パーコールは実験目的でのみ利用されるべきであり、臨床に使うべきではない」とする書簡を医療機関に送った。ファルマシア社はパーコールを精子分離のための製品としては展開しておらず、そのような臨床向けの製品はファルマシア社の製品をサードパーティーが再パッケージ化し、販売していたものだった。アメリカ食品医薬品局の警告状によれば、未確認ながら PVP は精子に損傷を与える可能性があり、またパーコールの特定のロットには高レベルのエンドトキシンを含むものが確認されているとの事であった。
日本産婦人科学会では安全性の問題から1994年から2006年までパーコール法は自粛の通達が出されていましたが、現在は自粛が撤回されており、多くの産婦人科で扱われているようです。
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