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犬派・猫派はどっちが多い?尋常ではない減り方してるあのペット


2016/3/2:
●アジアと欧米で違い…犬と猫、海外のペットの頭数で多いのはどっち?
●都市部ほど猫好きが多い説、欧米でも日本国内でも都会は猫が多い
●飼育頭数で見る犬派・猫派 日本のペットの頭数で多いのはどっち?
●いろいろ考えられる実際の飼育頭数と犬派・猫派の多さが異なる理由
●インターネット調査は信頼できない?ネット民は圧倒的に猫が好き!
●なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか 様々な解説が出る
2017/12/23:
●日本の飼育頭数調査で驚き!尋常ではない減り方してるあのペット
2020/06/08:
●実を言うと、猫よりも犬を飼っている世帯の方がずっと多い!


●アジアと欧米で違い…犬と猫、海外のペットの頭数で多いのはどっち?

2016/3/2:リンクは後で紹介しますが、Jタウンネットがワシントンポストのサイトの情報を紹介していました。これを見ると、海外では、犬派・猫派が地域によってかなり異なる感じ。どこの国でも同じペットが1番人気…ということではないようです。

・アジアや南米、オーストラリアは猫より犬が多く飼育されている。
・スペイン・ポルトガル・アイスランドを除く西欧諸国やロシア、北米、一部イスラム圏は猫の方が多い。

 そういや、イランで飼うことができるペット・猫○犬× 政府が西洋化だと禁止という話をやっています。これはイスラム教の関係ですので、「イスラム圏は猫の方が多い」というのも当然だと考えられます。

 当時の記事を読み返してみると、これは「ナジス」というものの関係でした。「ナジス」は、「食べてはいけません」「やってはいけません」という「ハラーム」と似た概念で、「汚れているもの」「不浄なもの」という意味のもの。

 「ナジス」には2種類の動物が入っており、ひとつは日本人でもイスラム教徒が嫌っていることをよく知っている動物である「豚」。そして、もう一つが「犬」なんだそうです。ただ、実際にはイランでは犬を飼うのが流行ったことがあるという話であり、それほど厳密ではない地域も多いと思われます。


●都市部ほど猫好きが多い説、欧米でも日本国内でも都会は猫が多い

 Jタウンネットはよくアンケートをしています。今回の記事は、2014年8月8日から9月2日までに実施した「犬と猫、どちらが好きですか?」というもの。サンプル数は2005名ということなので、悪くない数字です。ただ、ここは都道府県ごとのデータを見るサイトなんですよね。都道府県別にしてしまうとサンプル数が心許なく、信頼できないと思われます。

 とはいえ、おもしろかったのは、都市部とそうでないところの違いがあるのでは?としていたこと。こういった大きな分類であれば、このサンプル数でも傾向が見えるかもしれません。

 "人口密度の高い上位10都府県の得票率"を見ると、"兵庫を除くすべての都府県で、猫好きが犬好きを上回ってい"ました。思いの外、はっきりとデータが出ているようにも見えます。先ほどの海外の例を見ても、この説明である程度行けそうなものでした。

・アジアや南米、オーストラリアは猫より犬が多く飼育されている。
・スペイン・ポルトガル・アイスランドを除く西欧諸国やロシア、北米、一部イスラム圏は猫の方が多い。


●飼育頭数で見る犬派・猫派 日本のペットの頭数で多いのはどっち?

 もう一つ、日本のペットの頭数で多いのはどっち?という話。飼育頭数に関しては、以下のようなデータ。犬の方が多いのです。(ただ、下書き後にあと数年で逆転するという記事が出ていました。猫が増えて、犬は減っているそうです)

<一般社団法人ペットフード協会の「平成24年度全国犬・猫飼育実態調査結果」によると、日本の犬猫の推定飼育頭数は2000万を超える。このうち犬が1153万4000頭で、猫が974万8000頭となっている>
(「犬と猫、どっちが好き?」→東北~北陸は「犬派」県が多いことが判明(全文表示) - Jタウン研究所 - Jタウンネット 東京都 2014年9月 5日 08:00より)

 ところが、さきほどのアンケートの犬派・猫派は逆でした。この理由については後述するように、いろいろな理由が考えられそうです。

<全国から2005名の方に投票いただいたが、「猫」の得票数は1209で60.3%を占めた。北海道から沖縄まで、全国の33都道府県が「猫派」優勢の結果に。一方、「犬」の得票数は796で39.7%にとどまった>


●いろいろ考えられる実際の飼育頭数と犬派・猫派の多さが異なる理由

 猫派は飼っていなくても好きという可能性が一応考えられます。野良犬は駆除されますが、エサやり問題が起きつつも、野良猫の方がずっと状況がマシです。また、さっきの都市部で多いという話では、好きでも飼えない人が多いってこともあり得るでしょうか。一方、記事ではこう書いていました。

<全国的に猫好きが多いのは、現代の住まいは犬よりも猫の方が飼育するのに都合がよく、親しみやすい環境にある――といった事情も深く影響しているのではないか>

 ただ、これは変ですね。そもそも全国的に飼育頭数が多いのは犬なのですから、猫の方が飼いやすいという話の持って行き方は妙な気がします。「全国的に猫好きが多い」ではなく「都市部に猫好きが多い」理由の説明とした方が良いでしょう。


●インターネット調査は信頼できない?ネット民は圧倒的に猫が好き!

 Jタウンネットは知らなかったようですが、実を言うと、そもそもネットユーザーは猫派が多い傾向にあるという説も有名です。こちらでも飼育頭数と犬派・猫派の多さが異なる理由を説明できるでしょう。
CNN.co.jp : インターネットに猫ばかり氾濫する理由 - (1/3) 2015.04.11 Sat posted at 09:05 JST

犬には申し訳ないのだが、実際にはインターネットで犬だとばれても、誰も相手にしてくれない。なぜならウェブを支配するオタク連中は猫に夢中だから。

デジタル世界には猫があふれている。数に詳しい物理学教授のアーロン・サントスさんのブログによれば、2010年の時点でざっと数えただけで、インターネット上には約13億枚の猫の写真があった。(中略)

キャットフード「フリスキー」のメーカー、ピュリナが、ウェブの全トラフィックのうち15%は猫関連だと推定する理由もこれで説明がつく。

●なぜインターネットはこれほど猫だらけなのか 様々な解説が出る

 この理由についても既に考察されています。以下の説明が正しいかどうかは不明ですが、それくらいネットの猫好きは有名だという話です。
最もよく引用されるのが、猫類は外を一緒に散歩する相手ではないからという説だ。猫が外を歩くときはひとりで歩く。だから飼い主は相棒を見せびらかしたいと思う。「インターネットは猫にとってのドッグラン。私もほかの猫好きと交流するため猫をフォローしている」。フリスキー広報のナイキー・ロバーツさんはそう話す。(中略)

ワッフルズの飼い主のデレク・リウさんは言う。「猫はエキセントリックな生き物」「1日中風呂場に座ってトイレの水をじっと眺めている猫もいる。猫は飼い主が思ったような反応をしてくれるとは限らない。来たければ来るし、来させたいと思っても来てくれない」

ネットで猫の存在感がこれほど大きいのはそれが究極の理由かもしれない。風変わりな執着心があって奇妙なことに関心を持ち、社交性の薄い不可解な引きこもりの個体。「インターネットの前でほとんどの時間を過ごす人たちとの共通点は多い」とデジタル戦略に詳しいジョシュア・グリーンさんは解説する。「デジタル世界の中心に猫がいるのは、そこに住む人たちと文化的なつながりがあるから」

 以上のように、Jタウンネットの記事はいろいろと問題ある感じでした。ただ、都市部での猫好きの多さという着眼点は、なかなかいい線行っている気がします。

 この説を使うと、ネット活動がより盛んなのは都市部の人の方なので、現実世界よりもネットだと猫好きが多く見えると説明できます。海外の場合は、ネットユーザーが多いであろう欧米がそもそも飼育頭数でも多いという状態です。

 猫に関する画像・動画の異常な多さはこれだけでは説明不十分ですが、ある程度影響があるかもしれません。


●日本の飼育頭数調査で驚き!尋常ではない減り方してるあのペット

2017/12/23:上記まで見てきてわかるように、近年減ってきているペットというのは猫ではなく犬。なので、尋常ではない減り方してるあのペットというのも犬のことです。

 犬の飼育数が3年連続で減少し、猫に初めて追い抜かれたのですが、猫が増えているというだけでなく犬の減り方がすごい模様。犬の飼育数は7年前から約300万匹減少し、4分の3にまで低下。10年経たないうちに4分の1が減るというのは確かにすごいですね。

 「この減り方は尋常ではない」と話していたペットフード協会の石山恒会長によると、減少傾向を食い止めるには、1歳未満の子犬が7%以上を占める必要があるそうです。しかし、実際には2・9%。子犬を飼い始める人が減ってきており、今後さらに犬が減少することは確実のようです。

 協会が注目するのは、50代の飼育率の低下。5年前は2割が犬を飼っていたが、今年は4・6%減の15・4%で、全年代の中で最も減り幅が大きくなりました。犬の高齢化により、飼育が難しくなった時への対応から二の足を踏むケースもあるとみています。
(犬の飼育数減「尋常でない」 目立つ50代の減り幅:朝日新聞デジタル 机美鈴 2017年12月22日19時20分より)

 まさかここにも高齢化問題が関係しているとは…という話でした。


●実を言うと、猫よりも犬を飼っている世帯の方がずっと多い!

2020/06/08:ペットフード協会の最新の調査も見ておきましょう。検索すると、(PDF)2019年(令和元年)全国犬猫飼育実態調査結果というのがヒット。2019年12月23日発表のものでこれが最新の調査結果のようでした。

 とは言っても、前回紹介からそれほど経っていませんので、トレンドは変わっていません。猫の飼育頭数は直近の5年間の傾向としては緩やかに増加傾向である一方、犬の飼育頭数は減少傾向となっています。猫:977万8千頭に大して、犬:879万7千頭。その差はもうすぐ100万頭を超えそうです。

 ただ、おもしろい話もありました。飼育頭数なら猫が多くても、実を言うと、犬を飼っている世帯の方がずっと多いということ。飼育世帯数で見ると、犬は715万世帯であり、猫の552万世帯よりずっと多いのです。これは当然猫は多頭数で飼っている家庭が多いため。平均飼育頭数は犬の1.23に対し、猫は1.77となっています。

 とはいえ、この飼育世帯数でも将来的には逆転すると予想できそうです。PDFでは、<飼育率も世帯数の増加傾向が続く中で、猫は9%後半を維持し、犬は、減少傾向にあります>と書いてありました。日本では拡大家族より核家族が増え、都市部に住むことも多くなっており、ますます犬を飼う人は減り、相対的に猫を飼う人が増えるでしょう。

 なお、本来は猫も狭い家や都市部で飼うには向いていないと私は考えています。犬より猫の方が孤独に耐えられるという点は核家族・単身世帯向けですが、住宅環境などは向いているとは思えません。猫は意外に縄張りを多く要求するため、理想を言うと、犬が多いのと同じ地方部で、なおかつ外を自由に歩ける状態で飼った方が望ましいと思います。そうすると、今度は病気や怪我のリスクが大きく上がってしまうという問題もあるんですけどね。悩ましいところです。


【本文中でリンクした投稿】
  ■イランで飼うことができるペット・猫○犬× 政府が西洋化だと禁止

【関連投稿】
  ■犬好きの性格・猫好きの性格 社交性,IQ(知能指数)で勝るのはどっち?
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  ■猫アレルギーでも猫を飼いたい!対策・克服法やリスクの低い種類
  ■猫のマーキングには3種類もある おしっこするのは「尿スプレー」
  ■統合失調症の半分が猫を飼っていた!トキソプラズマ原虫が脳に侵入し悪さ
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