【シャープ買収問題】ブラック企業?鴻海精密工業の気になる評判 デイリーニュースオンライン / 2016年3月4日 12時0分 孫向文
鴻海精密工業の中国法人である「富士康」(フォックスコン)は、iPhoneやMacBookなどApple社製品の生産を行っているのですが、過酷な労働環境や薄給を理由に毎年従業員の自殺が発生しています。以前イギリスの「サンデー・テレグラフ」紙が行った調査によれば、富士康蘇州工場の従業員の平均月収は、労働時間が1日平均15時間を超えるにも関わらず774元(約13400円)程度。しかも社宅などは支給されていないため、生活費だけで収入の半分程度が消えてしまうそうです。調査から数年経った現在でも労働条件は改善されていないようで、中国のネット上では「死にたいなら富士康」などと皮肉を言われています。
フォックスコン - Wikipedia
デイリー・テレグラフによると、iPod nanoを製造している富士康深圳龍華工場の従業員の勤務体系が1日15時間、月の残業80時間超に及ぶ一方で月収はわずか27ポンドであるということを取り上げ、問題になった[37]。
[37]^ 月収はわずか27ポンド
リンク切れ
http://buyiliuxing.sakura.ne.jp/keizai/post_75.html
鴻海精密工業の会長「郭台銘」は親中派、反民主主義者として知られた人物で、2014年に発生した、当時の親中的な台湾政府に反対する学生たちによるデモ活動「ひまわり学生運動」に対し、「民主主義運動は国家資源の無駄使いだ」とデモ隊に対する排斥運動に協力し、15年の総統選で台湾独立派の蔡英文が躍進したことに対し質問されると、「今回の総統選のことは聞くな、私の邪魔をするな!民主主義を振りかざしたところで飯は食えん!」と暴言に近い返答を行いました。(中略)
大抵の台湾企業にとって、中国本土は生産の拠点、自社製品の市場として「お得意様」といえる関係です。そのため郭会長のみならず、台湾の企業経営者たちの多くが中国に媚を売るような言動を行うのです。
このような例があるため、中国国内では鴻海精密工業の評判はかんばしくありません。買収の話を聞いた中国のネット民たちは、「SHARP104年の歴史が終わった」、「我が家の『AQUOSテレビ』が中国ブランドになってしまう」、「日本経済冬の時代だ!」など、悲観するような意見を多数書き込みました。
世界初のカメラ付き携帯電話、高画質な液晶画面など、SHARPは画期的な製品を数多く生み出した歴史があります。僕はその優れた創造性と技術を活かせば、外国企業に頼らずとも自力で再建できると思います。
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