<フェミニスト林道郎上智大教授、性的関係強要で女性に訴えられピンチ>、<林道郎教授「対等な恋愛」「成人同士の自由恋愛をしていたに過ぎない」>などといった話をやっています。
2022/03/08追記:
●退職意向だった林道郎教授、懲戒解雇に 美術系連盟会長も引責辞任 【NEW】
絵画は二度死ぬ、あるいは死なない Cy Twombly (Art seminar series 1)
●フェミニスト林道郎上智大教授、性的関係強要で女性に訴えられピンチ
2021/09/20:美術批評家連盟会長の林道郎・上智大学国際教養学部教授(62歳)が、大学時代の教え子から性的関係を強いられたとして損害賠償請求訴訟を起こされているとのこと。ただ、最近、
冤罪?産業医科大学の中村元信教授が同僚女性のPC窃盗で逮捕というのを書いているのと似た感じで、訴えられたから確定というわけではありません。
林道郎教授は真っ向否定しており、裁判結果を待つ必要があり、性的関係強要は全然確定ではないのです。とはいえ、こうした裁判報道では「訴えられた時点で確定」といった捉える方は多いでしょう。さらに、あいちトリエンナーレで表現の自由を訴えた人でなおかつフェミニストということで、ネトウヨさんらが嬉々として叩きそうな話になっていました。
<林氏が会長を務める美術批評家連盟は世界美術批評家連盟の日本支部。国際芸術祭「2019あいちトリエンナーレ」など社会問題になった美術事件についても積極的に声明を発表するなど表現の自由を重んじてきた組織だ。あいちトリエンナーレに対する文化庁の補助金不交付決定に対して、林氏は文化庁事業の外部委員を抗議の辞任をするなどして注目された。
ある中堅美術評論家は「林さんは日本の美術評論ではトップの人物。ミスター美術史とも呼ばれている。数多くの大学で教鞭をとっているように業界ではとても信頼されているし、女性の権利を守るフェミニストとしても知られている。にわかには信じられない」と話す>
●林道郎教授「対等な恋愛」「成人同士の自由恋愛をしていたに過ぎない」
これを伝えた記事は、
論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていた 2021年09月20日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITALというタイトル。これについて林氏側は「たまたまそのような場所でも指導をしたことがあるというに過ぎません」と、以前、Sさん側の弁護士に回答していたそうです。
ただ、今回は性的関係があったことを否定しているというわけではなく、性的関係などの事実については、両者の争いはないとのこと。裁判は2人の関係が「上下関係を利用した性的な隷属関係」(Sさんの主張)か「対等な自由恋愛」(林氏の主張)だったかが問題で、この点で両者は真っ向から対立しているそうです。
<原告(Sさん)訴状によれば、「被告は、原告の指導教官の立場にありながら、原告に対し被告と性的関係を持つように繰り返し働きかけ、原告に対し性交渉を含む交際を余儀なくさせた」と主張している。原告側代理人の小竹広子弁護士は「林教授は学部時代からSさんに忍び寄っています。Sさんを囲い込んで精神的にコントロールしてきた。性行為について教員が求めること、問題ないと言えてしまうこと自体がおかしい」と話す。
林氏側の訴訟関係書類によれば、「原告と被告は指導教官と学生という立場ではあったが自立した成人同士の自由恋愛をしていたに過ぎない」「2人の関係が対等であった」「双方合意」などと主張している>
なお、大学院修了後も続いた2人の関係は、2018年に終わっています。また、その後、事情を知った林道郎教授の妻からSさんは「不貞行為」で損害賠償請求裁判を起こされて敗訴。これはすでに確定みたいですね。一方、2021年4月にはSさんが林道郎教授に対し、約2200万円の損害賠償請求を求めて現在に至っているそうです。
●著作に『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』という謎なタイトルの本
林道郎教授の経歴を探したのですが、あまり良いものがありませんでした。こういった経歴では意外なことに、Wikipediaはあまり見やすくなくて良くないことが多いんですよ。ところが、今回はより良い経歴を記したものがなかったため、
Wikipediaが一番マシな感じになっていました。
<林 道郎(はやし みちお、1959年7月20日 - )は、日本の美術史家、美術批評家、上智大学国際教養学部教授。東京造形大学特任教授。
北海道函館市生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院、コロンビア大学大学院で西洋美術史を専攻、1999年、ポール・セザンヌに関する博士論文でコロンビア大学大学院美術史学科博士号取得。武蔵大学人文学部助教授、上智大学比較文化学部助教授、教授を経て、上智大学国際教養学部教授。2017年より東京造形大学特任教授も務める>
林道郎教授の著作では、『
絵画は二度死ぬ、あるいは死なない Cy Twombly (Art seminar series 1)』という変わったタイトルのものがあり、目を引きました。ただ、アマゾンでは内容紹介すらないという珍しいことに。こうした報道があるとレビューが荒れることがあるのですが、今のところレビューも全くなし。なので、どういった書籍なのか全然わかりませんでした。
絵画は二度死ぬ、あるいは死なない Cy Twombly (Art seminar series 1)
●退職意向だった林道郎教授、懲戒解雇に 美術系連盟会長も引責辞任
2022/03/08追記:
上智大が教授を懲戒解雇 学生と不適切な関係:中日新聞Web(2022年3月7日 11時45分 (3月7日 12時04分更新))という続報が来ました。上智大は、当時学生だった女性と不適切な関係を持ったとして、国際教養学部の林道郎教授を懲戒解雇処分にしたと発表しています。
本人と女性の双方に事実確認するなど調査した結果、「教育者の姿から逸脱した行為を行った」と認められたと上智大は説明。性的関係があったことは林道郎教授は認めており、今回そこは争点ではないものの、処分に不服があって教員側が訴えるということもありますので、このまま決着するかは不透明です。
記事ではこの他、2021年9月に、当時務めていた美術評論家連盟会長を「連盟の信用を毀損する事態を引き起こした」として辞任、連盟からも退会したことも記述。また、<「学生と不適切な関係持った」 上智大が林道郎教授を懲戒解雇、セクハラ訴えた女性「理解してもらえうれしい」>(弁護士ドットコムニュース / 2022年3月7日 13時33分)という記事も出ています。
こちらによると、林道郎教授は提訴された後、大学側に退職の意向を伝えていたとのこと。退職と懲戒解雇では扱いが異なるために依然として処分を不服として提訴する可能性があるものの、退職という方向性そのものには異論はなかったみたいですね。この記事では、他に以下のような話もありました。
<上智大学の学生団体「Gender Equality for Sophia」が林氏の行為に抗議し、大学側に適切な処分と再発防止を求める署名活動をおこなうなど、注目を集めていた。
今回の処分を受けて、女性は弁護士ドットコムニュースの取材に対して、次のようにコメントした。
「何年も前のことですが、学生時置かれた状況をご理解いただけて嬉しく思っております。似た被害を受けた・受けている方々の気づきのきっかけに少しでもなれば嬉しいです(略)」>
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