野球賭博問題 高木投手は「1年間の失格処分が相当」 | NHKニュース 3月22日 14時12分
巨人の野球賭博問題では、元選手3人に加えて、新たに高木京介投手がおととしの4月下旬から5月上旬にかけて3回から4回にわたり、8試合から9試合で関与していたことが明らかになりました。
調査委員会は22日、高木投手の処分案などを盛り込んだ報告書を熊崎コミッショナーに提出しました。報告書では、高木投手を1年間の失格処分、巨人に制裁金500万円を科すのが相当としています。
野球協約では、野球賭博を行った場合は「1年間」または「無期」の失格処分とするしていて、一連の問題で関与が明らかになった巨人の元選手3人は、去年11月、いずれも処分案どおり、無期の失格処分を受けました。
高木投手の処分案が3人と異なり、1年間が相当とした理由について、大鶴基成委員長は、野球賭博を行ったのが10日ほどの間に3回から4回とほかの3人と比べて少なく、その後は高校野球も含めた賭博の誘いを断っていることなどを挙げました。
熊崎コミッショナーは調査委員会の報告を受けて、このあと処分を決めることにしています。
野球賭博処分 無期失格と1年間失格の差にネット上は疑問の声 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
処分案とはいえ、高木投手と3人の差にインターネット上には疑問の声が相次いだ。
「なぜ処分に差が?そこを説明しないと誰も納得しない」「甘すぎると思う。他の3人とどう違うというのか。むしろ隠していた分、こちらの方が重い罰でもおかしくない」などと厳しい意見が噴出。「他の3人は戦力外。高木は1軍戦力として計算してるから?」などと、うがった見方も見られた。[ 2016年3月22日 15:10 ]
巨人「声出し現金」は「賭博そのもの」 刑法学者が明言する根拠とは 2016年 03月15日 18時42分 提供元:J-CASTニュース
甲南大学法科大学院教授で刑法学者の園田寿弁護士は、J-CASTニュースの取材に対し、「法的に見れば、賭博行為そのものです」と巨人の主張を真っ向から否定した。(中略)
読売の報道によると、巨人側は「験担ぎの意味合いが強く、賭け事とは全く異質だ」などと説明し、あくまで「ご祝儀」だと強調したという。NPB側も、野球賭博問題を受けて15年11月までに行った調査で事態を把握していたが、「野球協約違反に当たらない」と判断し、具体的に公表しなかったという。
だが、園田寿弁護士はJ-CASTニュースの取材に対し、「法的に見れば、賭博行為そのものです」と答えて、巨人とNPBの見解に異を唱えた。
「賭博とは、結果が事前に予測できない『偶然の事象』を対象に財産上の利益を争う行為を指すため、今回の『声出し』も形式上は賭博罪に当てはまります。また、刑法ではコーヒー代や軽食代など『一時の娯楽に供する物』を賭けた場合は対象外とされていますが、現金を授受した場合は賭博行為と見なされます」
(中略)一方で、NPB側が事態を公表しなかった理由の1つとして挙げた「プロ野球選手としては金額が少額であるため」という説明も波紋を広げている。(中略)
の園田弁護士は「それでは、大金持ちならば何億円かけても賭博に当たらないことになってしまう」として、金額の多寡は関係ないと指摘している。
巨人の複数選手、公式戦勝敗で金銭やりとり 球団認める:朝日新聞デジタル 2016年3月14日13時47分
プロ野球・巨人の野球賭博問題に絡み、巨人の複数の選手が自チーム公式戦の勝敗を対象に金銭のやりとりをしていたことが14日、分かった。(中略)
大鶴委員長によると、選手らは1試合で1人5千円程度を出し合い、巨人が勝った場合、円陣を組んだ際に「がんばろう」などと、かけ声を出した選手が全額を受け取る仕組み。試合に負けた場合は、声出し担当が参加選手全員に1千円程度ずつを支払っていたという。大鶴委員長は「昨秋の調査の段階で把握していた」というが、昨年11月の調査委の報告書には記載されなかった。理由について委員長は「野球協約で規定する敗退行為(八百長)には当たらないと判断した。金額が小さく、これで八百長を行うとは考えられない。選択肢がなく、勝敗を予想した賭けではない」としている。
笠原元投手、証言 巨人選手、公式戦で現金 勝てば円陣の発声役が総取り 産経新聞 3月14日(月)7時55分配信
チームが勝った場合は、次の試合の発声も同じ選手が担当し、勝ち星が続くごとに1人当たりの拠出金が増加。拠出金は若手選手が紙に書いて集計していた。1人が受け取る総額が数十万円に達したこともあったという。
野手の一人は笠原元投手に「10連勝したときとかは、やばい」と話したことがあるという。
笠原元投手は「連勝していくごとに、どんどん金額が跳ね上がる。レートが上がりすぎて(わざと)打たないことも可能だった」と証言した。
一方、産経新聞は日本野球機構(NPB)が「野球賭博常習者」と認定した飲食店経営の男性(38)と、高木京介投手が通話した録音記録を入手した。
この記録によると、高木京投手は「円陣」について「あれもやばいすね」と発言。獲得金については「ピッチャーもいて5連勝とか。20万とか30万とか(まで達する)」と話していた。
【巨人】「笠原元投手とB氏が偽情報」流布やめるよう対応を 巨人がNPBに要請 スポーツ報知 3月14日(月)7時5分配信
巨人は13日、日本野球機構(NPB)が賭博常習者と認定した飲食店経営者のB氏が、野球賭博に関与して無期失格処分を受けた笠原元投手とともに、NPBや巨人の調査について、事実を歪曲(わいきょく)したり誇張した情報を週刊誌や新聞社に持ち込んでいることが分かったと発表した。
球団は「B氏と笠原氏はNPBと当球団からの調査協力の要請に応じる姿勢を見せないまま、事実に反する情報を流布し続けている」と指摘。NPBに対し、B氏と笠原氏に調査への協力を改めて求めることと、事実に反する情報の流布をやめるよう緊急に対応してもらうことを要請した。
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