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産後うつ・産後クライシスに科学的根拠あり 夫の態度で解消も可能


【クイズ】出産後に夫に対してイライラが止まらない理由を「オキシトシン」というホルモンで説明したときに正しいものは?

(1)「オキシトシン」というのは愛情を強めるホルモンで、これが減少することで攻撃性が高まる。
(2)「オキシトシン」というのは愛情を強めるホルモンだが、これが増加することで攻撃性も高まる。
(3)「オキシトシン」というのは愛情を弱めるホルモンで、これが増加することで攻撃性が高まる。


●産後うつに科学的根拠あり

 NHKスペシャル ママたちが非常事態!? ~最新科学で迫るニッポンの子育て~によると、"出産を機に“うつ”を発症する「産後うつ」は、一般的なうつの5倍以上"の多さです。

 このように、子育てで不安でたまらなくなることには科学的根拠があり、個人の責任では無いようです。

 このケースでポイントとなるのが、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の減少との説明でした。
胎児を育む働きを持つエストロゲンは、妊娠から出産にかけて分泌量が増えますが、出産を境に急減します。すると母親の脳では神経細胞の働き方が変化し、不安や孤独を感じやすくなるのです。

 不安が増えてしまうのは進化の上で不利な気がしますけど、次のように説明されています。
根本原因とも考えられているのが、人類が進化の過程で確立した、「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」という独自の子育てスタイルです。

 自然界は弱肉強食という思い違いと人間社会が弱者を救済する理由では、ヒトの進化の戦略は社会性だと言われていました。人間の特徴であるようです。

 また、子どもは母親が育てるという母親神話的なものが間違いであることもこれでわかります。もともと母親だけが子育てするといったことは過去にもあまり行われていませんでした。

 現在は核家族化が進んでおり、これは不利に働くものの、拡大家族を強制するわけにも行きません。復活させるとすれば、血縁ではなく地縁的な部分でしょうね。

 母親だけで育てるのが無理なのはもちろん、家族だけで育てるというのも難易度が高いです。周囲の支援が必要でしょう。


●産後クライシスにも科学的根拠あり

 もう一つ似たような「出産後、なぜか夫に対してイライラが止まらない!」というケース。こちらもホルモンの関係ですが、「エストロゲン」とは別のホルモンである「オキシトシン」が理由でした。

 「オキシトシン」は以前、胡散臭い話を調べるために、読んでみたことがあります。(関連:赤ん坊を殺したフリードリヒ2世の人体実験とオキシトシンの効果)

 愛情ホルモンなどと呼ばれており、あればあるだけ良いことのように言われていましたが、実は弊害もあるとのこと。
出産時や産後の授乳時、わが子と触れあっている時などに多く分泌され、脳に作用して、わが子やパートナーへの愛情を強める働きをしています。ところが最近、愛情だけでなく、同時に「他者への攻撃性」を強める作用もあることが明らかになりました。たとえ夫であっても、育児に非協力的な人は「攻撃の対象」となり、イライラ感が強められて夫婦関係の破綻を招く恐れもあるというのです。

【クイズ】出産後に夫に対してイライラが止まらない理由を「オキシトシン」というホルモンで説明したときに正しいものは?

(1)「オキシトシン」というのは愛情を強めるホルモンで、これが減少することで攻撃性が高まる。
(2)「オキシトシン」というのは愛情を強めるホルモンだが、これが増加することで攻撃性も高まる。
(3)「オキシトシン」というのは愛情を弱めるホルモンで、これが増加することで攻撃性が高まる。

【答え】(2)「オキシトシン」というのは愛情を強めるホルモンだが、これが増加することで攻撃性も高まる。


●産後のイライラは夫の態度で解消も可能

 「育児に非協力的な人は」とあったように、夫の態度次第ではある程度イライラの解消が可能なようです。
番組では、育児中の母親のストレス状態を、心拍や副交感神経の変化から測定し、何をしている時に母親がリラックスして、愛情が強められやすい状態になるかを調べました。すると意外なことに、夫が妻の育児相談に真剣に耳を傾けているだけでも、妻のリラックス状態が安定して続いていることがわかったのです。
実験に協力してくださった専門家によれば、大事なポイントは「育児で常にストレスを抱えがちな妻の状況に、“寄り添い”の気持ちを示すこと」。物理的に子育てを分担することももちろん大切ですが、一人で頑張る母親たちのつらさを理解し、共感し、「よくがんばってるね」と認めてあげることが、オキシトシンの作用でイライラを感じやすいママたちの心を安らがせ、円満な夫婦関係にもつながると考えられるのです。

 「イライラするなんて母親失格だ」と責めても何も解決しないんですね。

 ここで出てきた「共感」というのは、子育てでも大事だと言われています。叱るスタイルのしつけなどよりも、子どものやることについて理解していくことが大切とされているのです。

 いろんな場面で「共感」が効いてくるのですから、大切にしてください。


【本文中でリンクした投稿】
  ■自然界は弱肉強食という思い違いと人間社会が弱者を救済する理由
  ■赤ん坊を殺したフリードリヒ2世の人体実験とオキシトシンの効果

【その他関連投稿】
  ■男の子・女の子の産み分けができない理由と男が多く生まれる理由 男性ホルモンが強いと男の子が生まれやすい説は嘘?
  ■妊娠しやすさのピークが22歳…は根拠なしの捏造 吉村泰典医師が使ったグラフに改ざん
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