アメリカの大学教授の近親相姦疑惑。これがきっかけで、「娘と愛しあって何が悪い?」という議論が持ち上がり、批判することを批判する擁護意見が続出した…ということがあったそうです。また、そもそも近親相姦や近親婚が罰せられない国は意外に多いという話も。これは近親相姦して良いですよではない国も含まれるのですが、マジで大丈夫という国もかなりあり、やはり予想外な話になっています。
2016/5/29:
●言われてみると難しい!「娘と愛しあって何が悪い?」という疑問
●実を言うと、そもそも近親相姦や近親婚が罰せられない国は意外に多い
●保守的なキリスト教が多いアメリカでなぜこんな議論が起きるのか?
●言われてみると難しい!「娘と愛しあって何が悪い?」という疑問
2016/5/29:オカルトサイトのtocanaですが、ちょっとおもしろいと思ったのが、なぜ近親相姦が悪いのかという記事でした。
「愛娘との肉体関係がそんなに悪いかね?」コロンビア大学教授の近親相姦疑惑で議論紛糾(2016.02.28)というタイトルです。
本人が「愛娘との肉体関係がそんなに悪いかね?」と言ったわけじゃなくて、その記事を見た人がたが言っているんですが、アメリカのコロンビア大学教授の近親相姦疑惑で、そうい議論が起こったのだそうです。
この事件が明るみに出た後に持ち上がったのは、「お互いが同意しているのになぜ罰せられるのか」という議論だったとのこと。合意の上での近親相姦がなぜこれほど批判されるのか、という議論だったのだといいます。
娘は告発時、24歳で、関係が始まったとされる2006年は18歳というそこまで若く年齢だったことも影響。この年齢は性的関係になる際のいわゆる「同意」が成立する年齢であることから、“批判への批判”に拍車をかけたといいます。
<実際、この事件に寄せられたコメントには「同意していればいいのでは?」「国がプライベートな関係に口出しするのもいい加減にしたらどうだ」「大学教授が逮捕されたこと以上に問題なのは、なぜこれが事件になるのかってこと」など、エプスタインと娘の関係が事件に発展したことへの批判が非常に多かったのだ>
●実を言うと、そもそも近親相姦や近親婚が罰せられない国は意外に多い
"われわれの想像以上に近親相姦が許容されている国は多い"と記事では書いていましたが、これはちょっと怪しいですね。記事では、近親相姦や近親婚が罰せられない国は多いという話を書いているものの、これが即許容とは限りません。
ただ、本当に許容されている例もあったので、ごちゃ混ぜですね。以下のような感じでした。
<そもそも近親相姦や近親婚が罰せられない国もある。フランス、中国、ロシア、オランダ、スペイン、トルコなどだ。スイス、ジュネーブにある医療系研究機関(Geneva Foundation for Medical Education and Research)が2011年に発表した資料によれば、中東や北アフリカなどは、文化的な理由で近親婚が多い傾向があるという。結婚前の財産の取り決めなどは近親婚の方が容易であったり、親族内の結束を強化するためであったり、あるいは近親婚の方が妻の立場が守られやすいなど、その理由はさまざまだ。
宗教分類で見ると、近親婚はキリスト教よりイスラム教に多いということも特徴だ>
●保守的なキリスト教が多いアメリカでなぜこんな議論が起きるのか?
実は、スイスでも"ここ最近、一親等内の近親相姦を刑罰の対象外にしようとする動きがあった"そうです。ただ、"保守政党がこれに対して強硬に反対姿勢を示しており、法律が変わるまでには相当な時間がかかりそうだ"とのこと。
キリスト教圏ではこのように保守派、特に宗教系の保守派が抵抗勢力となる可能性は高いでしょう。"キリスト教では近親婚は認められていない"ためです。
ところが、最初で出ていたアメリカというのは、むしろ熱心なキリスト教徒が多いところ。
アメリカで初めて進化論派がキリスト教の創造論派を上回る 若者・高齢者の傾向やアメリカ大統領選・保守派とリベラル派との関係などで書いているように、何しろ未だに進化論がなかなか信じられていないくらいですからね。
不思議な話に思えるのですが、私はアメリカの場合、リベラルだけでなく右派でもむしろ近親相姦禁止に反対する可能性があるのでは?と考えました。というのも、アメリカの右派は政府による個人への干渉を異常に毛嫌いするためです。国民皆保険制度ですとか、銃規制ですとかに強く反対するというのが、そういう個人への干渉嫌いゆえです。
結局、右派の人たちも自由の侵害を嫌うと言いながらも自分の気に食わないところは大いに干渉しますのであんまり関係ないかもしれませんけど、おもしろいなと思う意外な反応でした。
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