●甘い匂いは人を優しくさせる?お菓子屋で実験してみると…
2016/6/7:
自分の匂いが気になるのにわからない理由 スメルハラスメントの危険性では、甘い匂いに関する話が複数出ていました。
一つは、ショッピングモールでペンを落としたときに周りの人が拾ってくれるかどうかの実験。普通の環境ではほとんどの人が拾ってくれなかったのに対して、甘いお菓子屋、コーヒー屋などいい香りのする環境では拾ってもらえる確率が上がりました。
はっきりと理由はわかっていないものの、良いニオイを嗅ぐことで脳が良い状態になり、それを他人にも分け与えようという社会的な本能が生まれ、親切になり、多少の痛みがあっても良い状態のままでいようとするのかもしれない…といった推測がされていました。
このときはもう一つ、オーストラリアの心理学者がニオイと痛みに関して行った実験においても、甘い香りを流すと、あまり痛みを感じない、痛みに強くなるといった結果になっていました。甘い匂いがもたらす効果に驚かされます。
●手にしたコーヒーカップの中身が違うだけで他人への評価が異なるものに…
こうした話を思い出したのが、
「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」恋愛やビジネスに使える最新脳科学|橘玲の日々刻々 | ザイオンライン(2016年4月26日)という記事でした。テルアビブ大学のタルマ・ローベル教授は、「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」という発見をしています。
さらにローベル教授は、ちょっと変わった実験もしています。学生に(架空の)人物についての資料を読んでもらい、この人物の印象を尋ねる実験なのですが、その資料を読む前の行動が変わっているのです。学生らは研究室に入る前、エレベーターで出くわした助手に、必ず一度コーヒーカップを持つように頼まれています。
すると、不思議なことにこのコーヒーがホットコーヒーだった場合の学生は資料の人物を穏やかで親切だと感じ、アイスコーヒーを持った学生は怒りっぽく利己的だという印象を抱いたのだとのこと。ほんのちょっとコーヒーカップを持っただけで、その後に知る人物の印象が変わったという信じられない実験です。
●固い椅子は厳禁など!小道具を用いたビジネス・恋愛の交渉方法7つ
こうした研究をもとに、ローベル教授は以下のような交渉・ビジネス・恋愛に関するアドバイスをしています。ただ、きっかけとなった「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」については特にアドバイスはありませんでした。これも何かに使えそうなんですけどね。
・初対面のひとにはあたたかい飲み物を出した方がいい。
・交渉の際は、やわらかな感触のソファに座らせると相手の態度が柔軟になる。
・相手より物理的に高い位置に座ると、交渉が有利になる。
・相手と冷静に話し合いたいときは距離を取り、感情に訴えたいときは身体を寄せる。
・プレゼンの資料は重いものを用意する。ひとは重い本を持つと、それを重要だと感じる。
・赤は不安や恐怖を高める。試験問題を赤で書いたり、受験番号を赤で印刷しただけで成績が下がる。
・その一方で、赤は注目を引く。スポーツではユニフォームが赤のチームが有利だし、赤い服の女性や赤いネクタイの男性はもてる。
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