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論文撤回、佐藤敬弘前大学長・佐藤能啓元教授の不正・不適切行為を認定


 佐藤能啓元教授の論文不正に関して。既に撤回も出ており、不正は確実な模様です。また、このケースでは、佐藤敬弘前大学長も論文の共著者であるために、注目が集まっています。(2016/6/16)

2017/11/16追記:
佐藤能啓元教授の疑惑論文、大幅に増加 38本に疑惑、14本で不正認定、19本が撤回
佐藤敬弘前大学長も業績水増しという罪 不適切行為という認定



●佐藤敬弘前大学長の論文3編不正で取り消し 佐藤能啓元教授が責任著者

 学長の名前が前面に出ているものの、問題があったのは学長の担当した部分ではないようです。
<弘前大>論文取り下げ | 河北新報オンラインニュース 2016年06月16日木曜日

 弘前大は15日、米医学雑誌などに2005年に掲載された佐藤敬学長が共著者となっている論文3編が、データの妥当性に疑いが残るほか、論文の著作者が適正に公表されない問題があったとして取り下げられたと発表した。

 学長は英文の校閲といったところを担当したという説明。一方、問題部はデータのところでした。
「データ信頼性に懸念」弘前大学長らの論文、米医師会誌が取り消す 読売新聞(ヨミドクター) 6月16日(木)1時46分配信

 米医師会雑誌の論文は、葉酸などの服用で脳梗塞の患者の骨折を減らせるという内容で、2005年に発表された。論文の責任者は学長の同僚だった元同大教授。学長は著者の一人として研究のデザイン、データ収集と解析、解釈、原稿作りを担当したと記載されていたが、同大の聞き取り調査に対して、学長は「英文の校閲などを行ったが、データについては分からない」と答えたという。

 河北新報によると、責任著者は佐藤能啓・弘前大医学部元教授。03年3月まで在籍しており、論文掲載時は既に退職、福岡県田川市の民間病院に勤務していました。この病院も16年3月に病院を退職し、今は連絡が取れない状態とのこと。

 また、読売新聞によると、米医師会雑誌は「データの信頼性に懸念を持たせる科学的な不正行為があり、著者の記載も不適切だった」と、今月3日に論文を取り消した理由を説明しています。残り二つの論文も同様の理由とのことで、「不正」と言って良さそうな内容です。


●佐藤敬弘前大学長の経歴

 佐藤敬弘前大学長は生え抜きですね。
学長プロフィール|弘前大学

名前 佐藤 敬(さとう けい)
生年月日 昭和25年6月15日
出身 北海道深川市

略歴
昭和54年3月
弘前大学大学院医学研究科修了
昭和54年3月
弘前大学助手医学部附属脳卒中研究施設
昭和60年9月
弘前大学講師医学部附属脳卒中研究施設
昭和62年5月
弘前大学助教授医学部附属脳卒中研究施設
平成元年5月
弘前大学助教授医学部附属脳神経疾患研究施設
平成8年5月
弘前大学教授医学部附属脳神経疾患研究施設
平成11年4月
弘前大学教授医学部附属脳神経血管病態研究施設
平成15年4月
弘前大学医学部附属脳神経血管病態研究施設長
(平成18年1月まで)
平成18年2月
弘前大学医学部長
平成19年4月
弘前大学大学院医学研究科長
平成19年4月
弘前大学教授大学院医学研究科附属脳神経血管病態研究施設
平成22年3月
弘前大学被ばく医療教育研究施設長
(平成22年9月まで)
平成22年10月
弘前大学被ばく医療総合研究所長
平成24年2月
国立大学法人弘前大学長
平成28年2月
国立大学法人弘前大学長

●共著者の責任はどこまで?

 佐藤能啓元教授の方は経歴が見つかりませんでしたが、著書らしきものは見つかりました。



 今回の場合、この佐藤能啓元教授の責任が重そうだという話です。ただ、連絡がそもそも取れていないために反論もされていないと思われます。

 また、これは共著を増やすリスクでもありますので、本来共著者の問題にももっと目を光らせておかないとけいないでしょう。佐藤敬学長にも問題があります。

 専門的なところがわからないのですが、そもそも英文の校閲程度で共著者になるものなのか?と不思議に思います。今回のケースが該当するかはわかりませんが、一般論で言えば、実績水増しのために大したことをしていないにも関わらず共著者になるケースが問題になっています。

 共著者になるのでしたら、このように不正に巻き込まれるケースがあるのですし、自分を守るためにももっと他の人の担当分にも注意する必要があります。

 あと、河北新報によると、「掲載時に責任著者が在籍していなかった」という理由で弘前大学は調査しないとのこと。わかる話ではあるものの、これも詳細不明のまま終わってしまうということで望ましいとは言えません。研究不正の話は問題山積みのままでちっとも進展しませんね…。


●佐藤能啓元教授の疑惑論文、大幅に増加 38本に疑惑、14本で不正認定、19本が撤回

2017/11/16追記:佐藤能啓元教授の撤回論文数が、大量に増えていてびっくりしました。あと、弘前大学でも結局調査をしたんですね。不正疑惑の論文数が増えたので、弘前大学在学時のものも指摘されたためではないかと想像します。

 河北新報によると、弘前大は昨年10月以降、佐藤能啓元教授と共著者を同大が調査。対象論文38本のうち14本に、症例数の水増しや著作者が適正に公表されてない不正があったと認定しました。
(<弘前大>元教授の論文14本に不正 大学、捏造や盗用認定 | 河北新報オンラインニュース 2017年11月15日水曜日より)

 他の24本は不正なしという判定ではなく、判定の留保。既に19本が撤回されていますので、今後不正の認定が増えないことはあまり考えられないと思われます。なので、これ以上認定されなかった場合は、「怪しい」と見た方が良いでしょう。


●佐藤敬弘前大学長も業績水増しという罪 不適切行為という認定

 同じ共著者で不正が続出する場合、組織ぐるみというよりは、個人の問題である可能性が高いと考えられます。ただ、佐藤敬学長にも罪があります。

 記事によれば、共著者の1人だった佐藤敬学長の不正への関与はなかったと大学は説明。佐藤学長は英文校正を担当しただけだったというのが理由のようです。ただ、これに私は引っかかりましたので、検索。やはり問題ありとするツイートがありました。




 後でうちの投稿(前半部分)を読み直したら当時も書いていたのですが、これは大した仕事をしていないのにも関わらず、共著者に名前を入れてもらい、業績を水増ししたということ。不正に近い行動です。

 で、別記事を読むと、大学側は"校正のみで共著者としたことは「不適切な研究行為」と認定した"とのことで、一応、問題だとはしていたようです。
(弘前大元教授が論文不正=14本で捏造、盗用:時事ドットコム 2017/11/14-22:42より)

 なので、佐藤敬弘前大学長も問題ありですし、他の人が筆頭著者の論文でも同様の業績水増し行為をやっていないか調べた方が良いと思われます。


【その他関連投稿】
  ■論文盗用の不正、既に辞職の小松優香・筑波大准教授の学歴・経歴
  ■徳島文理大の大町福美教授が自主退職 聖マリア学院大時代の盗用見つかる
  ■修士論文コピペで教授を懲戒解雇 滋賀医科大は年齢性別を公表できないと発表
  ■上智大学の上野俊彦教授が盗用で処分 元防衛庁の経歴で外務省にも協力
  ■熊本大の光山勝慶教授と山本英一郎助教、数年の補助金の停止処分
  ■研究不正疑惑についての投稿まとめ

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