橋下徹が自民中山泰秀をアホボン ！ただ事実誤認で逆に名誉毀損か？

【クイズ】中山泰秀議員は、「真の近現代史観」懸賞論文の選考に秘書を代理出席させたことがありますが、これは何回目のときでしょう？

(1)田母神俊雄氏が最優秀賞だった第一回
(2)竹田恒泰氏が最優秀賞だった第二回
(3)ケント・ギルバート氏が最優秀賞だった第八回


●橋下徹元大阪市長が自民・中山泰秀議員をアホボン呼ばわり、法的措置に言及

　相当頭に来ている感じですが、「アホポン」って言葉のチョイスも幼稚ですね。

自民党大阪府連中山泰秀アホボンは、メディアフルオープンでの国会議員と大阪市役所（市長出席）の意見交換会で、橋下が大阪市役所に連れてきた民間人が覚せい剤取締り違法違反で捕まっていると公言。どうやらその情報源は２チャンネルらしい。完全な事実無根。

— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年6月13日

日本一無能なピーマン政治家自民党大阪府連会長の中山泰秀アホボンは日本人がＩＳに拉致された事件で現地対策本部長を務めたが、どれだけ酷い情報処理能力なのか法廷で明らかにしたい。また地元大阪ではエコカーを乗り、東京ではポルシェを乗り回しているという噂についても質したい。

— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年6月13日

日本一無能なピーマン政治家、自民党大阪府連会長中山泰秀アホボンは、これまで僕に対して散々嘘八百の誹謗中傷を繰り返してきた。ほとんどが出所不明の便所の落書き程度の情報源。これまでは僕も公人だったから許してやっていたがこれからはそうはいかない。中山アホボンは日本にとって害悪だ。

— 橋下徹 (@t_ishin) 2016年6月13日

●橋下徹元大阪市長事実誤認で逆に名誉毀損か？

　ただし、はてなブックマークでは、むしろ橋下徹さんが事実無根の発言をして名誉毀損しているのでは？という話が出ていました。

　アホポン発言もダメっぽいところがあるのですが、そもそも「自民党大阪府連中山泰秀アホボンは、(中略)橋下が大阪市役所に連れてきた民間人が覚せい剤取締り違法違反で捕まっていると公言」が嘘なのでは？という指摘です。

“いやまて、橋下が書いたことの方が「事実無根」だろ。「逮捕されたのか」という質問を「逮捕された」という断定に書き変えてしまっているじゃないか…私ならそれこそ「名誉毀損」で訴えるぞ。”(deep_one　2016/06/15)


●中山泰秀議員は逮捕は公言していない？

　気になって検索。以下の記事を見る限り、確かに橋下徹さんの方が捏造している可能性が高そうです。

橋下氏が激怒の中山議員、取材対応/芸能/デイリースポーツ online

自民党大阪府連会長の中山泰秀衆院議員（４５）が、１２日に報道陣に公開された大阪市との公式会議の場で、橋下徹前市長時代に元助役室を使用していた民間採用者がいたはずだと切り出し「前の市長の秘書だったと思うが、報道で知ったが、覚せい剤で逮捕されてたって本当ですか？」などと、吉村洋文市長を追及した。

　ただ、秘書と言ったのは間違いだと、中山泰秀議員も認めています。

－会議の場で「秘書」と発言されたが。

　「市会議員の皆さんと話してたら、秘書という肩書きではなかったようなんです。（橋下氏の）０８年の府知事選挙の時の選挙統括本部長、その方がその人物だと。私は断定はしておらず、２０１４年の６月２４日あたりに報道なさってるんですが、その報道を元に、情報を知りました。その雑誌に載ってる情報が真実なのか否か、事実関係を教えてくださいと伺った」

　－「秘書」は撤回？

　「そうですね、秘書じゃなくて報道によると選挙統括本部長と書いてありました。しかし選挙統括本部長といったら事実上、秘書業務もなさってるだろうという認識で、通常は考えられるだろうと思います」

　中山泰秀議員もまあ、クソなんであんまり味方したくないのですけど、今回の件では橋下徹さんの方が悪そうですね。

　あと、たったこれだけの質問に過剰反応して法的措置をちらつかせている、しかも、相手の質問内容を捏造しているかもしれないというのは、かなり異常に見えます。

　なので、実は橋下徹さんにとって触れられたら困る、痛いところを突かれたのでは？という見方も出ていました。

　これにも多少関連して、橋下徹さんの周りでは特別秘書の問題も指摘されていました。気になったので、こちらも調べて今日中に投稿しようと思います。　
(書きました。橋下徹元市長の特別秘書奥下剛光、退職・再採用の繰り返しで2087万円)


●「真の近現代史観」懸賞論文の選考委員もやっていた中山泰秀議員

　クイズは、中山泰秀議員絡みで以下の話。秦郁彦酷評の「真の近現代史観」懸賞論文受賞者ら 田母神俊雄以外にも豪華な顔ぶれが関連投稿です。


【クイズ】中山泰秀議員は、「真の近現代史観」懸賞論文の選考に秘書を代理出席させたことがありますが、これは何回目のときでしょう？

(1)田母神俊雄氏が最優秀賞だった第一回
(2)竹田恒泰氏が最優秀賞だった第二回
(3)ケント・ギルバート氏が最優秀賞だった第八回

【答え】(1)田母神俊雄氏が最優秀賞だった第一回


　ただ、中山泰秀議員は喜んで引き受けたわけではなく、主催者である元谷外志雄アパグループ代表から恫喝を受けていたとしていました。田母神俊雄さんもお金の問題がひどかったですし、今回の投稿の登場人物は残らずみんな悪いことしている感じですね。
(追加　→　　橋下徹元市長の特別秘書奥下剛光、退職・再採用の繰り返しで2087万円)


【本文中でリンクした投稿】
　　■秦郁彦酷評の「真の近現代史観」懸賞論文受賞者ら 田母神俊雄以外にも豪華な顔ぶれ

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