【クイズ】「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」という発見をしたローベル教授のアドバイスとして正しいものはどれでしょう?
(1)相手と冷静に話し合いたいときは距離を取った方が良い。
(2)交渉では、相手より物理的に低い位置に座る方が良い。
(3)プレゼンの資料は軽いものを用意する。
●赤はテストステロン値を高める!オリンピックでも赤が勝ちやすい
2016/7/6:
小道具を用いたビジネス・恋愛の交渉方法 甘い匂いは人を優しくさせる?では、「赤は注目を引く。スポーツではユニフォームが赤のチームが有利だし、赤い服の女性や赤いネクタイの男性はもてる」という話がでてきていました。勝利したイギリスのEU離脱派も「赤」がイメージカラーであり、これに絡ませて書いている記事もありました。
この記事
英国のEU離脱は、「赤」が理性を狂わせたから?:日経ビジネスオンライン(上野 泰也 2016年7月5日)では、赤といえば、日本では、NHK大河ドラマ「真田丸」の主人公である真田信繁の「赤備え」が思い浮かぶとしています。「赤備え」とは、鎧兜を朱塗り(赤色)で統一した戦国時代の部隊で、勇猛さで知られ恐れられました。
早川智・日大医学部教授の優れた著書「戦国武将を診る 源平から幕末まで、歴史を彩った主役たちの病」(朝日新聞出版)では、この「赤備え」だけでなく日本史のさまざまなエピソードを医学の立場から読み解くもので、以下のように赤の話だけでも様々な話があったそうです。
「2004年アテネオリンピックの格闘技、レスリング、ボクシング、テコンドーについてウェアの色を観察したところ、統計的に有意に(偶然そうなった可能性は非常に低い確率で)赤のウェアが勝利したという。さらに、欧州サッカー選手権でも同じように赤の勝率が青や白を上回った」
「面白いことに、鳥類や爬虫類では、発情期の雄の婚姻色は赤で、より派手な色のほうが、地味な雄よりも多く子孫を残すという選択が働いている。ではどうして赤が強いかというと、闘争に深くかかわる男性ホルモン、テストステロン(アンドロゲン)のレベルを上げる作用があるからである」
「人間でも、勝負ごとであるスポーツとテストステロン値の関係を見ると、テニスなど対面するスポーツや、バスケットボールなどの団体戦のいずれでも、勝者は敗者よりもテストステロン値が高く、またテストステロン値が高い選手は負けても立ち直りが早いこと、ホームで試合をすると、アウェイに遠征するよりもテストステロンが高くなるという報告がある」
「さらに、『赤い』ジャケットの着用は、血中のテストステロン値を上げ、戦意を高める作用があるという」
「つまり赤い衣装は、敵ではなくて自分自身を鼓吹するためだったのである」
●赤は馬鹿になってしまう…スピード違反が最も高いのは赤い車
ただ、赤にも弱点があります。「交通違反の取り締まりでは、赤い車がスピード違反を起こす率が最も高いという。これは、自ら赤い衣装(車)を選ぶという心理傾向を有する人のテストステロン値が高く、スピード運転を好むのかもしれぬ」といったものです。
困ったことに勇猛果敢になる分、判断力が低下しちゃうんですね。離脱派をバカにするのはいけませんが、今回のイギリス国民投票で言うと、離脱派は低学歴が多く、よく考えずに投票したというイメージとも重なってしまいます。上記以外にも以下のような実験結果もあるそうです。
「エリオットのグループは、英国とドイツの大学生や教員ボランティアを対象として、赤、緑、グレーの環境で2時間にわたり知能テストを行ってみた。その結果、赤い部屋のみ、ほかのグループに比較してテストの結果が有意に低下した。やはり、赤は理性を狂わせるのかもしれぬ」
全く記憶になかったのですが、
小道具を用いたビジネス・恋愛の交渉方法 甘い匂いは人を優しくさせる?をよく見ると、やはり赤の悪い点に関する話ありました。「赤は不安や恐怖を高める。試験問題を赤で書いたり、受験番号を赤で印刷しただけで成績が下がる」というものでした。(以下のクイズも同じ投稿からの出題)
【クイズ】「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」という発見をしたローベル教授のアドバイスとして正しいものはどれでしょう?
(1)相手と冷静に話し合いたいときは距離を取った方が良い。
(2)交渉では、相手より物理的に低い位置に座る方が良い。
(3)プレゼンの資料は軽いものを用意する。
【答え】(1)相手と冷静に話し合いたいときは距離を取った方が良い。
●逆に青・緑は理性を高める ただ単純な話にするのは非科学的で問題
一方で今回残留派のシンボルカラーであった青は、理性を高めるものでした。「逆に、青や緑の敷布は理性を高めるという説がある。実際、手術の掛け布は緑か青であるし、駅の電灯を青にしたら大幅に自殺者が減ったという報告もある」といいます。今回の国民投票の結果は理性の敗北だというのはイメージ通りではありますが、離脱派に好意的な方が憤慨してしまいそうな情報ばかりでしたね。
ただ、これは飽くまで傾向ですので、全戦全勝ってわけではありません。僅差だったイギリスの国民投票くらいなら色による心理的な影響分が勝敗に関わった可能性がありそうですが、弱小チームがチームカラーを変えるだけで優勝争いする、なんてことはありませんので勘違いされないように。
作者は上記の話を会社でしていたところ、「広島カープが最近めっぽう強いのは球団の色が赤だからなのか」「しかし、Jリーグの浦和レッズは第1ステージ優勝争いから脱落した」といった声が出たと書いていましたが、これらは典型的な誤解(というか、第1ステージ優勝の鹿島アントラーズも赤です)。こういった極端で単純な話をしちゃうのも賢くないですね…。
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