浮気に関する話をまとめ。<不倫したら殺して良い!めちゃくちゃ浮気に厳しい時代もあった>、<最近の不倫叩き激化はむしろ健全?浮気は男の甲斐性が異常だった>、
2022/08/19まとめ:
●浮気をゲームにするという発想…浮気するゲームと思いきや違う 【NEW】
●そもそも浮気は悪いこと?よく考えると好意的な描写が多い浮気 【NEW】
マディソン郡の橋

【クイズ】「甲斐性」の意味として最も正しいものは?
(1)生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。
(2)才覚があり,生活力に富んだ頼りになる気質。
(3)もって生まれた気質。ひととなり。
●不倫したら殺して良い!めちゃくちゃ浮気に厳しい時代もあった
2016/7/6:
日本の不倫バッシングは、なぜここまで激しさを増しているのか?|ダイヤモンド・オンライン (有井太郎 2016年7月1日 )の中で、歴史家の濱田浩一郎さんが以下のような話をしていました。
「不倫という行為自体は古代からありましたが、厳しく罰せられるようになったのは、鎌倉時代あたりから。それまでは『源氏物語』『伊勢物語』の主人公を見てもわかるように、不倫がそれほど非難されることはありませんでした。これが鎌倉時代に入ると、武士が他人の妻を抱いたら所領の半分を没収され、今でいえば出勤停止(職務罷免)の罰を与えるということが、御成敗式目(武家に関する法律)に規定されます。さらに徳川時代でも、不倫は男女同罪で『夫は、密通した間男をその場で殺しても良い』と定められていたほどでした」
そのような処罰だけでなく、中世以降は「妻が不倫した際に、夫が不倫相手の男性と妻を殺害する“妻敵討”という行為もありました」とのこと。当時はめちゃくちゃ浮気に厳しい時代だったようです。
●最近の不倫叩き激化はむしろ健全?浮気は男の甲斐性が異常だった
ただし、このように浮気に厳しかったのは一部の人だけ。武士ではない昔の庶民の場合は、不倫を問題視するようなことはあまりなかったようです。ということで、日本全体に見れば、今の方が不倫に厳しいかもしれません。しかし、それはむしろ健全化したとも考えられるといいます。
「かつては『不倫は男性の甲斐性』などと言われることもあり、男性が不倫しやすい風潮さえありました。では、なぜそれが変化したのか。1つは、昔のように男性優位の社会ではなくなったことが大きいと思います。家庭における男性の立場が昔に比べて弱くなり、男性が不倫しにくい状況になったと言えるでしょう」
<つまり、現代の女性は働くことが増え、経済力があって独り立ちできる。そのため、「不倫が表に出れば即離婚につながり、慰謝料が発生します。男女とも、それほどのリスクを背負って不倫することはなくなり、併せて不倫への考えも厳しくなったのではないでしょうか」と濱田氏は見る。
昔は、女性が家に入ることが多かったため、夫の不倫を知っても離婚できず、見て見ぬフリをしていたのかもしれない。それが女性の地位向上により、離婚のカードを切れるようになった。つまり、不倫を断罪できるようになった。
こうして不倫への世論が厳しくなっていったとすれば、それはとても“健全な変化”といえるだろう>
【クイズ】「甲斐性」の意味として最も正しいものは?
(1)生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。
(2)才覚があり,生活力に富んだ頼りになる気質。
(3)もって生まれた気質。ひととなり。
【答え】(2)才覚があり,生活力に富んだ頼りになる気質。 (「生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び」は生きがい、「もって生まれた気質。ひととなり」は性質でした。
●男女平等が進んで不倫バッシングが強くなった…って本当なのか?
記事ではもう一つ、ネットの性質がバッシングの激化に繋がっているという見方がありました。上記のような「男女平等のおかげ」という話を広めることは、ネットの不倫バッシング激化の対抗手段として良い可能性も…。男女平等の話が嫌いな人が多いので、男女平等に繋がる不倫叩きも収まるかもしれません。
ただ、一方で男女平等が進んで不倫バッシングが強くなったという見方は本当に正しいのか?とも思うんですよね。ベッキーさんの不倫では、ベッキーさんばかり叩かれて、相手のゲスの極み乙女。の川谷絵音さんはあまり被害が出ませんでした。海外では、これを男女差別だと捉えている人もいたんですよ…。
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「ベッキーの没落は、芸能界の女性差別を反映している」英紙ガーディアンが批判 The Huffington Post | 執筆者: 安藤健二 投稿日: 2016年02月10日 12時15分 JST 更新: 2016年02月10日 16時40分 JST<タレントのベッキーさんが不倫騒動で休業したことについて英紙ガーディアンは2月8日、「日本の芸能界にはびこる女性差別を反映している」と報じた。
同紙は、ベッキーさんが健康的なキャラクターとして知られる人気タレントであり、テレビで6本のレギュラー番組を抱え、10本ものCMに出演していたと説明。ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(かわたに・えのん)さんの不倫相手だと報じられてからはテレビやラジオへの出演がなくなり、全CMも打ち切られ、体調不良を理由に休業したと伝えた。
その一方で、川谷さんの音楽活動には影響が出ていないとした。ベッキーさんの心境を「相手は仕事を続けているのに、なぜ自分だけが批判の矢面に立たされているのか自問自答しているかもしれない」と想像している>
こうした事例を見ると、「男女平等が進んで不倫バッシングが強くなった」という説には、素直に賛同しづらいところがあります。
●浮気をゲームにするという発想…浮気するゲームと思いきや違う
2022/08/19追記:ゲーム関係の投稿でまとめた「浮気をゲームにするという発想」というタイトルで書いていた話をこちらにもまとめ。なぜ関係するのか?というと、このゲームについて考えているうちに、そもそも映画などでは浮気に好意的な描写が多いよね…と気づいたためでした。
2010/4/1:「浮気ゲーム」なるものがあるそうです。タイトルが本当にそのまま「浮気ゲーム」みたいですね。「アラサー(30歳前後の)女性の間で妙な携帯ゲームが流行している」と記事にありましたが、大体こうした記事は大げさで、本当に人気しているのかは不明。ただ、とにかくインパクトのあるタイトルです。
「浮気ゲーム」と聞くと、浮気をするゲームなのかな?と思いますが違います。「イケメンの60人以上の男性キャラが彼氏として登場し、その彼から浮気の証拠を見つけ、じわじわと問いつめた末に見事に自白→破局を迎えたらハッピーエンド」。浮気されてしまう方が主役ですし、破綻でクリア。すごい発想です。
彼氏は浮気を簡単には認めないので、ロックされた携帯や長い髪の毛、わずかに口紅のついたたばこなどの複数の証拠を集めて行き、追いつめるのだとか…。この追い詰めていく感じが楽しいんですかね? サディスティックな感じ。まあ、浮気野郎なので、自業自得なんですけど…。
(以上、
目的は「破局」って…女子がハマる“浮気”の衝撃度 ZAKZAK 2010/03/10より)
よくもまあ、こんなのをゲームにしようと思ったなという謎発想。ただ、着眼点はすばらしいと思います。最初読んだとき少し嫌悪感もあったものの、よくよく考えてみるとそれもおかしな話。浮気をするゲームなら倫理的に問題があるでしょう。でも、逆に浮気を問い詰める話ですからね。むしろ倫理的に望ましい(?)ゲームかもしれません。
探偵ゲームと言うのか、推理ゲームと言うのか、ああいうゲームの浮気版といったところでしょうか。現実の探偵さんは映画や小説とは違い浮気調査が多いそうなので、浮気の証拠を見つける浮気ゲームの方がある意味本物の探偵さんに近いのかもしれません。
●そもそも浮気は悪いこと?よく考えると好意的な描写が多い浮気
そう言えば、「浮気をするゲームなら倫理的に問題がある」といったことを書きましたが、いわゆるギャルゲー(ギャルゲーム)には浮気をするようなゲームはあるかもしれません。きちんと付き合う前でもあちこちの女の子と遊んだり、いわゆるハーレム状態といった状態になったりします。あと、調べてみると、人妻が出てくるゲームもあるようですので、正真正銘の浮気を取り扱っているものもありそうでした。
この調べて出てきたというのは、"人妻コスプレ喫茶 2"というゲーム。検索するとちゃんと
Wikipediaがあって、登場人物紹介を見ると、「喫茶サクライ」の隣にある香月青果商店の若妻、イトウリゾートの社長夫人で秘書、商店街振興会長、西園寺藤兵衛のもとに嫁いできた後妻などとと書かれていますので、おそらく浮気なのでしょうね。やはり浮気をするゲームはあるようです。
…以上で今日は終わりにしようと思っていたのですが、何もゲームに限って考える必要もないと気づきました。文学、映像作品では、浮気(不倫)に肯定的、あるいはそこまで行かなくても、必ずしも否定しないというものであれば、かなりあるのではないでしょうか。むしろ珍しくない気がします。
試しに検索してみると、不倫映画として認知されているものに、
マディソン郡の橋
や
失楽園
などがあるようです。
それぞれアマゾンの紹介を見てみましたが、
マディソン郡の橋
は「片田舎に住む主婦と橋を撮りに訪れた中年カメラマンとの4日間という短くも燃えるような恋を描いた、メリル・ストリープ&クリント・イーストウッド共演で贈る美しくも切ない大人のラブストーリー」とあり、悲壮感は感じさせません。
一方、
失楽園
は、はっきりと「不倫をテーマ」にしているようで、「分別のある中年が互いにのめり込んでいく」ものだそうです。また、失楽園には「決して新しい素材とはいえない不倫物語に、新たなページを開いている」とありましたので、やっぱり不倫がテーマってのは珍しくないのでしょう。特にタブーではなさそうでした。
マディソン郡の橋

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