【クイズ】マンダムの「男性の基本3体臭“汗臭”“ミドル脂臭”“加齢臭”に関する調査」で、最も不快度が低かったニオイはどれ?
(1)汗臭
(2)加齢臭
(3)ミドル脂臭
●耳垢の湿っている男性はワキ臭が強いとわかる理由
耳垢の湿っている男性はワキ臭が強い!?部位別ニオイ対策の新常識|40代からの男磨き スマートエイジングライフ|ダイヤモンド・オンライン(2016年7月6日 ダイヤモンド・オンライン編集部 林恭子)という記事によると、ワキにはアポクリン汗腺というものが密集しているそうです。
そして、ニオイ強度が高い人というのはアポクリン汗腺が活発だからだと説明されています。
このアポクリン汗腺は、乳輪、陰部にも密集している他、耳の中にも分布しています。なので、アポクリン汗腺が活発な人は、耳の中のアポクリン汗腺から出た汗で耳垢も湿ってしまうため、これがニオイ強度の目安にできるというわけです。
●ワキ臭が臭いのはオヤジではなく青少年
なぜ直接ワキ臭で判断しないのか?というのも、記事の中の情報で説明できそうです。"ニオイに慣れてしまい、自分のワキ臭に気づかなくなっている可能性がある"ためです。
実は、化粧品メーカーのマンダムが18歳~68歳の日本人男性118名を対象に行ったワキ臭の調査(2006年8月)によると、"男性のワキ臭強度は10~20代で最も高く、30代以降は低下傾向にある"とのこと。
イメージと違って、ワキ臭が臭いのはオヤジではなく少年や若者だったわけです。
こうしてワキ臭が強い時期を先に経験していた場合、強い臭いに慣れてしまっていて、弱い臭いは特に気にならない…ということになりそうです。
実際アンケートでも、"デオドラント剤を使用した方が良い中程度以上のワキ臭の男性はなんと9割"だったにも関わらず、"2人に1人は「はっきりと意識していない」こと"がわかっています。
まあ、本当に中程度以上のワキ臭の男性というのが、デオドラント剤を使用した方が良いのかはわかりませんけどね。マンダムの立ち位置からして、デオドラント剤を使わなくちゃいけない人は多ければ多いほど良く、大げさに言って不安がらせている可能性はあります。
●男性の一番臭いニオイとされる加齢臭も誤解だらけ
また、加齢臭の"発生源がどこか分かっていない人が実に多い"という話もありました。
"耳の後ろと思い込んでいたとしたら、全くの的外れ"。実際には、"この加齢臭の主成分である2-ノネナールが最も発生するのは胸や背中といった体幹部"だそうです。
"皮脂中のパルミトレイン酸という物質が加齢により増加し、空気で酸化することによって2-ノネナールになり、ニオイとなる"という説明です。
この加齢臭というのは、"50代以降から本格化する"ものであり、これは青少年が…という話ではありません。ところが、加齢臭には別の誤解があります。
男性のニオイと言うと、加齢臭のイメージが強いと思います。記事でも、"おやじのニオイといえば、加齢臭がよく挙げられる"とありました。
ところが、
5割の職場でスメハラ被害 原因は加齢臭より汗臭・ミドル脂臭でやったように、加齢臭は相対的に見てそれほど臭くないのです。
【クイズ】マンダムの「男性の基本3体臭“汗臭”“ミドル脂臭”“加齢臭”に関する調査」で、最も不快度が低かったニオイはどれ?
(1)汗臭
(2)加齢臭
(3)ミドル脂臭
【答え】(2)加齢臭
ニオイに関する知識は間違いだらけ。これでは改善も進まないはずです。
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