【クイズ】土台、根拠、基礎、設立、財団法人、基金といった意味を持つ英単語は以下のうちどれでしょう?
(1)essence (エッセンス)
(2)foundation (ファンデーション)
(3)lotion (ローション)
●男性が早く結婚した方がいい理由 妻ができることで「安定」を得られる
アレックス・ファーガソン監督は「選手が結婚するのはいいことだよ」と常々言っていたそうです。「よい女性に出会って早く落ち着いてほしいと望むのは当然のことだ」とも言っています。
"この考えは、監督たちの間に驚くほど深く浸透している"とも言います。
例えば、ロベルト・マンチーニさんはまだマンチェスター・シティの監督だった頃、スタジアムの通路を歩きながら、マリオ・バロテッリ選手の問題行動を直すには「結婚するしかないのかもな」と漏らしていたそうです。
フィル・ブラウン監督は、以下のように語っていました。
「若い頃、監督に言われたよ。独身で好き勝手やっていたら、ピッチで安定したプレーはできないって」
「試合で最高のプレーをするためには、安定した結婚生活が欠かせないと思われている。今でもそうなんだ」
(
フットボーラーが結婚する理由<前編> - 英国の論点 - Asahi Shimbun Digital[and] 2014年1月14日(文 ルイス・マサレラ、翻訳 岡村光子、写真 ジョージ・ヤング・フォトグラファーズ)より)
●化石のようなスポーツ界の結婚観
スポーツ選手にとって結婚がプラスというのは、「スポーツ界の結婚観は現代社会においては化石のようなもの」であるせいかもしれません。
「化石のようなもの」という発言は、オレゴン州立大学社会学部の助教授、スティーヴン・オーティズ博士によるものですが、博士は50人近いスポーツマンの妻たちにインタビューした上で、以下のように言っています。
「私はそれを妻たちの『母化』と呼んでいる。スポーツマンは母親との結びつきが強く、好物を料理してくれる、練習場まで送ってくれる、ケガをしたら手当てしてくれるといった、面倒見のよいタイプの母親に育てられている場合が多い。結果として、成長しても全く同じような女性を求める」
妻にスポーツをするためのアシスタント的な役割を求めているんですね。
●実際には離婚が多いサッカー選手の結婚生活
ただし、現在のサッカー選手はモテすぎるがために、よく考えずに結婚することも多く、同時に不幸を呼ぶ原因にもなっているというのが、オーティズ博士の見方でした。
実を言うと、最初に登場したフィル・ブラウン監督も、"3度も結婚を経験して"います。何人かの有名選手は本当に早く結婚しているものの、ブラウン監督自身はこれを推奨しているわけではありません。
以下のように、データ的にも離婚が多いことははっきりしているのです。
フットボーラーが結婚する理由<後編> - 英国の論点 - Asahi Shimbun Digital[and] 2014年1月28日(文 ルイス・マサレラ、翻訳 岡村光子、写真 ジョージ・ヤング・フォトグラファーズ)
英国のフットボール選手の代理人175人を対象にした2002年の調査では、フットボールの世界には男社会特有の「遊び」の文化が根強く残っていること、そして実に9パーセントの選手が、まだ20代のうちに離婚するか別居することが分かった。これらの数字は、人々の結婚を支援する非営利組織「マリッジ・ファンデーション」のリポートにも裏づけられている。
「セレブたちの10パーセントは結婚後2年以内に離婚する。対して、一般人で2年以内に離婚する確率はほぼゼロに近い」。このリポートの共同作成者の一人、ハリー・ベンソンはそう言う。「これが10年以内となると、一般人の離婚率は20パーセントに、セレブは40パーセントになる」
クイズは上記の「マリッジ・ファンデーション」から。以下の意味の他に化粧品のファンデーションという意味もあるので、他の選択肢も化粧品関係のもので揃えました。
【クイズ】土台、根拠、基礎、設立、財団法人、基金といった意味を持つ英単語は以下のうちどれでしょう?
(1)essence (エッセンス)
(2)foundation (ファンデーション)
(3)lotion (ローション)
【答え】(2)foundation (ファンデーション)

●「早く結婚した方がいいんじゃないか」はそもそも嫌がらせ
スポーツ心理学者トム・ベイツさんは、"選手が結婚によってキャリアに必要な「安定」を得られるという昔からの理論には「何の根拠もない」と言い切っ"ていました。
「私の経験から言わせてもらえば、結婚していても毎晩のように遊び歩き、浮気をする選手はたくさんいる。その一方で、独身でも休みなくトレーニングをこなし、プロに徹している選手もいる」
これに関しては証拠が紹介されておらず、何とも言い難いですのですけど、結婚で「安定」が得られるというデータ的な根拠もありません。
科学としては、仮説を唱える側に証明する義務がありますので、結婚で「安定」が得られると主張する側に証明してもらう必要があります。
また、たとえ結婚による効果が明確であっても、私はそもそも結婚というのはプライベートなものであり、周りがとやかく言うべきではないと考えています。
「早く結婚した方がいいんじゃないか」といったことを職場の人が言うことは、現代ではセクハラだと考えられているんですよね。嫌がらせ行為です。(関連:
同性間セクハラの具体例「初体験は?」「風俗行け」「結婚は?」など)
いろいろと時代錯誤な感じですね。
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