スプリント株が急落=ソフトバンクの買収に失望—米市場 時事通信7月19日(火)8時3分
【ニューヨーク時事】終値は前週末比5.0%安。一時は7.8%安まで売られた。
ソフトバンクGは最近、中国電子商取引最大手の阿里巴巴(アリババ)集団など出資先企業の株式を相次ぎ売却。確保した約2兆円の資金でスプリント再建に本腰を入れるとの期待が高まっていた。だがARM買収でスプリント再建には時間がかかるとの見方が強まり、失望売りが出たもようだ。
ソフトバンクが英半導体設計ARMを3.3兆円で買収、IoT強化へ|ロイター発 新着ニュース|ダイヤモンド・オンライン 2016年7月18日
[東京 18日 ロイター] 孫社長は買収価格が高すぎるのではないかとの見方について「過去の利益からみれば高いと言えるかもしれがいが、将来の成長余力から言えば非常に安く買えたと理解してもらえるのではないか」と反論。財務の健全性に対する懸念に対しては「純有利子負債/EBITDA倍率はそれほど大きく変わらない」として「社債保有者は買い増す最高のチャンスだ」と不安の払しょくを図った。
買収でのれんの規模が膨らむことに関しては「米スプリントと違って、ずっと黒字で純利益も増えている会社なので、のれんの評価減を立てなければいけないようなリスクはほとんどない」と楽観的な見方を示した。(志田義寧)
ソフトバンクは何故べらぼうな値段でARMホールディングスを買収するのか? 広瀬隆雄 投稿日: 2016年07月18日 13時21分 JST 更新: 2016年07月18日 16時02分 JST
ソフトバンクと言えば米国のスプリントの買収が思い出されます。しかしスプリントは業界第3位の、しかも長年、放漫経営されてきた「ポンコツ会社」の買収でした。言い換えれば、バリュー投資的な切り口だったということです。
それとは対照的にアーム・ホールディングスは世界の半導体関連企業の中でも最もピカピカの会社であり、もちろん英国のハイテク企業の中では最も尊敬されている存在です。
したがって、今回噂されているような42.9%のプレミアムを支払うのは当然だと思います。(中略)
またスプリントが、ボロ会社を立て直さなければいけない、たいへん手間のかかる案件であったのに対し、アーム・ホールディングスの場合、すでにマーケット・リーダー企業であり、しかもノウハウを売る会社なので、手直しや経営の軌道修正は、一切必要ありません。
Market Hackとしては、この買収には大賛成です。
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