大川隆法総裁の息子の大川宏洋氏、幸福の科学の闇を暴露して批判

2018/10/14：
トンデモ連発の幸福の科学映画が地上波で放映
大川隆法総裁の息子の大川宏洋氏、幸福の科学の闇を暴露して批判
幸福の科学は信者向けに否定リリース、宏洋氏を批判


●トンデモ連発の幸福の科学映画が地上波で放映

2018/10/14：大川隆法さん製作総指揮の映画、地方テレビ局がそのまま地上波で放送 : 市況かぶ全力２階建というのが話題になっていました。全国放送ではないものの、愛媛県でテレビとラジオを放映している南海放送での放映。大川隆法さんというのは、新興宗教団体の幸福の科学の総裁であり、普通は距離を置くところであり、内部に信者がいるの？と疑う人もいるでしょう。

南海放送１(南海放送)
2018/10/07(日) 02:25:00 ～ 2018/10/07(日) 04:25:00
ＵＦＯ学園の秘密

— Se AKi＠Adsenseクリックして (@seaki) 2018年10月1日

　見ていても宗教団体が関わっているとわからない普通の映画作品…という可能性もあります。ただ、以下のツイートによると、トンデモな作品が多いみたいですね。

幸福の科学が今まで製作した映画
仏陀再誕：大川隆法が池田大作を倒す映画
ファイナル・ジャッジメント：幸福実現党が政権をとらなかったせいで日本が中国や北朝鮮に支配される映画
UFO学園の秘密：大川隆法が地球を侵略しようとする宇宙人を倒す映画

— ふぎさやか (@maomaoshitai) 2016年4月16日

　「UFO学園の秘密」のWikipediaのあらすじを読むと、大川隆法さんは登場しない感じでした。で、アマゾンのレビューを見てみると、やはりエル・カンターレ(仏陀の生まれ変わり)＝大川隆法総裁の位置づけのキャラは出てこないとのこと。これだと気づかない可能性もありそうでした。



●大川隆法総裁の息子の大川宏洋氏、幸福の科学の闇を暴露して批判

　まとめでは、大川隆法総裁の息子の大川宏洋さんも話題に。お父上を批判するようなことを言っているようです。元ネタはこの後すぐ載せますけど、気になったところを言葉を変えてまとておきます。なお、アンチ活動をしないと言いつつガンガンきついことを言っているのですけど、「批判はこれで終わりにする」的な意味のようです。

・内情を暴露してくれという要望がある。ただ、クソな話が多すぎるし、事件の数が多すぎるし、アンチ活動もやるつもりはない。
・女優の新木優子さんの件で、信者の個人情報を暴露したのは最悪。(検索してみると、どうも大川隆法総裁の『 霊言』によって、幸福の科学信者だと暴露したみたいです)
・大川隆法は北川景子の大ファンだったが、ショックを受けて名誉毀損のような守護霊の話を出した。
・教義を教え込まれてきたが、年齢を重ねて違和感。最も大きかったのは、大川隆法が至高神で、その考えを強要されること。違うと悪魔認定される。

大川隆法の長男「大川宏洋」による教団暴露です。
内容は画像にまとめました。

「職員ではない。信者だったことは一度もない。大川隆法はクズ。神だと思ったことは一度ない。父親はクソな事件が多すぎる。ほんとに世の中に皆さんすみません。エンタメで生きていきます。」https://t.co/MrRFyEkLph pic.twitter.com/SR4y96i6Qq

— 幸福の科学2世信者の会 (@gismondaHS) 2018年10月2日

　実は幸福の科学の別働隊…という可能性を感じたものの、思った以上にガチで批判していますね。以下のツイートも、本当に悩んでいたのかなと感じさせるもの。宗教って人々を不幸にすることが多いですよね。

大川宏洋氏の作った映画「君の眼差し」は、親のことで周囲からいじめられる主人公が出てきたり、理解のない親と対立して自ら命を絶つ役を宏洋くんがそのまま演じてたりするので、見終わった時の感想が「親が大川隆法ってのは変えられないもんな……」だったのだけれど、ここに来て意味が出てきた。

— 太刀川るい (@R_Tachigawa) 2018年10月5日

●幸福の科学は信者向けに否定リリース、宏洋氏を批判

　幸福の科学の方も上記の発言を受けてなのか、信者向けに動揺を抑えるための訂正するリリースを出しています。これは飽くまで信者向けといった感じで、第三者が見るとむしろ異常性が印象付けられる感じになっていました。以下、そのままではなく、多少短くして気になるところを。

・宏洋氏は教団後継者として期待されたこともありましたが、教学不足とリーダーとしての資質のなさ、公私混同ぶりが露呈し、当グループに多大な損害を与えたことが原因でその任を解かれるに至っています。かねてより、教団後継者ではないということが決定しており、正式な教団後継者としては、長女である大川咲也加氏が予定されています。今回の同氏の行動は、妹である長女に追い越されたことへの嫉妬の表れでしょうし、不平不満・愚痴を募らせたに過ぎません。

・宏洋氏は、「この家に生まれてしまったので、生まれたときからずっと教育されて、当たり前だと思い込んできた」と、たまたま大川家に生まれたように語っていますが、これも違います。真実は、大川総裁との過去世からの深い縁があったからであり、母親の胎内に宿った時点での同氏守護霊の霊言では、将来は父親の役に立つように頑張るという趣旨の抱負を語っていました。
(「大川宏洋氏のYouTube動画」についての幸福の科学グループ見解 | 幸福の科学 HAPPY SCIENCE 公式サイト　 2018.10.05 | 広報局 より)

　この他に、「一種の炎上商法なのでしょうが、この手法は当グループには通じません」と書いていたものの、これは炎上商法の意味をわからずに言っているのだと思われます。炎上商法というのは敢えて批判を浴びて知名度を上げる手法のことを言うため、仮にこれが炎上商法だとした場合、幸福の科学がこのようなリリースを出した時点で罠にハマっているわけです。知ったかぶりして言っちゃったんでしょうね。

　それから、"今回の過ちについて直接、宏洋氏に厳重に注意する"、"引き続き厳しく指導を行ってまいります"ということも書いており、考えすぎかもしれませんけど、報復されるんじゃないか？と心配になりました。怖いですね。


【関連投稿】
　　■新潮の「幸福の科学・ワールドメイトなどはカルト宗教」に反論
　　■幸福の科学が公明党の支持母体・創価学会を批判 大川隆法総裁の霊言で
　　■幸福の科学学園：「坂本龍馬の前世は劉備」が嘘ならキリストもダメだろと反論
　　■幸福の科学・大川隆法のお茶の水女子大の娘がコピペ論文 盗用なのに処分なし
　　■共和党顧問詐称の元幸福の科学饗庭直道と産経新聞グループが協力して保守活動
　　■文化・芸術・宗教・海外との比較についての投稿まとめ