<体長4m・重さ200kgの巨大な人喰いナマズの腹からナチス軍人>、<人喰いナマズは本当にいる?アマゾンのカンディルは嘘という説も>などの話をまとめています。
個人的に今回名前を出したティラピアという魚は何となく響きがピラニアに似ている気がしていました。今回の話とは全然関係ないのですが、人喰いナマズ→ピラニア→ティラピアの連想で、ティラピアに関するクイズを最初に出します。
2023/07/25:
一部見直し
【クイズ】ティラピアは回転寿司などで代用魚として使われいるという説がありますが、どの魚の代用魚だと考えられているでしょう?
(1)タイ
(2)ヒラメ
(3)ブリ
●体長4m・重さ200kgの巨大な人喰いナマズの腹からナチス軍人
2016/8/3:タイトルをうまいこと短くまとめられなかったのですが、まずポーランドでの
ポーランド 釣り上げた巨大ナマズからナチス軍人の遺体発見 新華ニュース / 2015年4月21日 11時34分というニュースが気になったというのが今回書き始めたきっかけです。
<ロシアサイト「RIDUS」の20日の報道によると、ポーランドの漁師2人がポーランド西部オーデル川にて、体長4m、重さ200kg以上の巨大ナマズを釣り上げた。
驚いたことに、漁師が巨大ナマズをさばくと、お腹の中から一体の遺体とドイツナチス時代の金属製鷲章が発見された。巨大ナマズの腹部から見つかった遺体を調査した結果、この若い軍人は数十年前に死亡した。彼はドイツナチスに所属していた軍人で、ドイツ軍がポーランドに侵略した時期に死亡したと思われる。
これらの事から、このドイツナチス軍人は約1940年にナマズに食べられ、消息不明になっていたと見られる>
ただ、よくよく考えるとかなり胡散臭いニュースです。で、そもそも人喰いナマズなんているの?と検索してみると有名なようで、ぞろぞろ出てきました。例えば、
“ピラニアよりも恐ろしい“人喰い魚「カンディル」 ― たった2時間で白骨化遺体に tocana / 2015年8月22日 7時0分という記事があります。
<今月19日の午後、男性はマデイラ川にボートを浮かべて魚釣りをしていたという。すると突然、彼は何らかの理由で川に落ちてしまった。溺れる男性の姿に気づき、目撃者たちは助けを求めて奔走。しかし、いつの間にか彼は川底に引きずり込まれるようにして水面から姿を消してしまったという。すぐさま消防隊が駆けつけ捜索・救助活動が開始されたが、2時間後に白骨化した遺体となり発見されたのだった。現在、遺体は検死に回されているが、男性のハーフパンツが目撃者の証言と一致しているという。
ではなぜ、わずか2時間で彼は骸骨になってしまったのか? それは最凶の人喰い魚「カンディル」による仕業であると考えられている。南米の熱帯地方に生息するナマズの仲間で、極めて獰猛なカンディルは、アンモニアの成分に反応して人間の尿道や膣から肉を食いちぎる。一度喰らいつけば、手で引き離すことは不可能とされるほど強力な力を持ち、現地で「ピラニアよりも恐ろしい」と囁かれるほどだ。
今後、アマゾン川付近に足を運ぶ予定のある方は、ピラニアだけではなく「カンディル」にも十分気をつけていただきたい。>
●人喰いナマズは本当にいる?アマゾンのカンディルは嘘という説も
ところが、
カンディル - Wikipediaaを見ると、これを否定するような話が載っていて拍子抜けしてしまいました。上記で出ていた「アンモニアの成分に反応して」にも否定的です。真っ赤な嘘なのかもしれません。
<カンディル(Candiru)は、ナマズの仲間でアマゾン川など南アメリカの熱帯地方に生息する肉食の淡水魚の種の総称である>
人を襲うという伝説
<19世紀の探検家が報告して以来 [2]、 次のような風聞がある。カンディルは、ほかの魚が排出したアンモニアに反応してエラなどから侵入する。この種は時には人間も襲うことがあり、肛門や尿道から内臓にまで侵入する。性質は、ピラニア同様に川に入った大型動物に集団で自ら襲いかかるため獰猛とされる。しかし、カンディルのヒレには侵入した獲物から離れないよう返し針のようなトゲがあり、無理に引き離そうとして肉を切り裂いてしまうので、切開による除去手術が必要となる[3]。このため、生息地の人々には毒針を持つ淡水エイとしてピラニア以上に恐れられている[1]。
実際には、カンディルが人を襲ったところが目撃されたことはない[2]。 Stephen Spotteの研究によれば、カンディルはアンモニアなどの化学物質には反応せず、視覚で獲物を探す [4]。カンディルに関する文献を調査したIrmgard Bauerは、カンディルの生息域とその地域の人口を考えれば、危険性はないと結論している [5]。 1997年にマナウスでカンディルが尿道に侵入した患者を処置したという医学論文が1件あるが、その執筆者を訪れたSpotteは報告は疑わしいものとしている[2]。>
最後にクイズの回答。
【クイズ】ティラピアは回転寿司などで代用魚として使われいるという説がありますが、どの魚の代用魚だと考えられているでしょう?
(1)タイ
(2)ヒラメ
(3)ブリ
【答え】(1)タイ
ティラピアは白身の魚で、私が似た響きと感じたピラニアも白身だそうです。ただ、ティラピアはスズキ目、ピラニアはカラシン目で全く近いわけではありません。あと、クイズは
主な代用魚の一覧 回転寿司の代用魚詐欺は、違法・偽装表示じゃないの?を元にしたもので、代用魚は他にもいろいろとあります。ご興味ありましたら、そちらもご覧ください。
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