【クイズ】以下のうち、大阪府警の不祥事はどれでしょう?
(1)署内で起きた公務執行妨害事件の対応が適切だったと装うため、複数の署員が虚偽調書を作成。事件で起訴された被告の公判でも偽証。
(2)痴漢と訴えられた男性が元警察官だったので、女子高生にも男性にも事情聴取をせず、そのまま帰宅を許した。
(3)山口組の中核団体・弘道会の幹部への内通者がいることが疑われているにも関わらず、その内通者への捜査を行わなかった。
●ごめんと謝って済むなら警察はいらない…実際、警察官なら許される?
2016/8/27:「謝って済むなら警察はいらない」ってよく言いますが、本当にそれで許されちゃったのかも…というニュースがありました。でも、「ただし警察官に限る」という話かもしれません。逮捕されそうになった人は、巡査部長だったのです。
50代男性巡査部長、パチンコ店で財布窃盗「出来心で」 ― スポニチ Sponichi Annex 社会[ 2016年8月26日 14:36] によると、50代の男性巡査部長は、同府寝屋川市内のパチンコ店で、60代の男性客の足元に落ちていた現金約4万2千円入りの財布を盗んだ疑いが持たれています。
財布がないことに気付いた客が従業員に連絡し、店の防犯カメラ映像を確認すると、巡査部長が財布を持ち去る様子が写っていました。巡査部長は当直明けで、午後4時ごろ妻と来店。店のトイレで現金を抜き取り、外に出て財布を水路に捨てた後、再び店内に戻ってスロットをしていたそうです。
午後8時ごろ、店員が110番し、駆け付けた寝屋川署員に盗みを認め、
男性客に現金を全額返して謝罪したため逮捕はしなかった…といいます。むやみやたらと逮捕することは本来おかしいのですけど、現実に日本ではよく逮捕されますからね。警察官だから逮捕されなかった?と思われかねない流れの話でした。
●身内の不祥事に甘い!途上国の話のように腐敗しまくりな日本の警察
細かい話すると、お金は返しているものの、財布はどうしたんですかね。財布を返したらOKという話ではないものの、財布代も当然弁償すべきですし、もろもろのカード類もあるでしょうし、それの停止処分(クレジットカードなど)や再発行の手続きも要ります。めちゃくちゃたいへんですよ、これ。
府警は「処分する方針」としていましたが、「処分」という言い方からすると内部で済ませる話のように聞こえます。本来でしたら、事件になるはずですからおかしな話です。「処分」だけでなく、捜査などを行い、書類送検などを行わなくちゃならないでしょう。
このように途上国の腐敗した警察の話みたいですけど、日本ではこれに似た話はよくありますね。日本の警察も十分腐っています。うちでは、
身内の不祥事に甘い警察と警察に甘いマスコミ 痴漢など逮捕も報道もなしといった話もやっていますね。
●実際には無罪ではなかった?窃盗の疑いでちゃんと事情聴取されていた
…と思ったものの、別記事を見てみたら、"窃盗の疑いで府警に事情聴取されている"とのこと。逮捕は必ずされるわけではなく、必要性がない場合は行いません。この記事でもわかりづらかったのですが、民間人と同じ対応がされているのかもしれません。
というか、そうなるとスポニチの書き方がミスリードだった可能性もあり、こっちはこっちで問題になってきますね。別記事というのは、
巡査部長、現金抜き取り=窃盗疑い、処分へ-大阪府警:時事ドットコムで、以下のように書かれていました。
<大阪府警八尾署交通課の50代の男性巡査部長がパチンコ店で客の財布から現金を抜き取ったとして、窃盗の疑いで府警に事情聴取されていることが26日、分かった。府警は経緯を詳しく調べるとともに、巡査部長を処分する方針。(2016/08/26-14:09)>
●窃盗はやっぱり逮捕が普通か?特別扱いである可能性は否定できず…
あと、窃盗はどれくらい逮捕されているのか?と検索したら、たくさんありすぎて嫌になるほど出てきました。逮捕されるのが普通のようで、やっぱり逮捕されなかった今回は特別扱いっぽいですね。
以下の
小学教諭ら2人逮捕、パチンコ店で置き引き容疑 大阪:朝日新聞デジタル(2016年7月9日11時06分)のケースは、今回と非常に似たケース。上記の対応がOKなら、こっちもごめんなさいで返してもらい、後で事情聴取でも良いはずです。しかも、同じ大阪でしたわ。
曽根崎署によると、2人は8日午後8時10分ごろ、大阪市北区小松原町のパチンコ店で、兵庫県西宮市の50代会社員男性の現金約1万5千円入りの財布を盗んだ疑いがある。男性が数分間席を離れた際、置いてあった財布がなくなったという。店内の防犯ビデオに不審な動きをする2人の姿が映っていた。
男性から被害届を受けた署員が9日未明、同店の近くで服装が似た2人を発見。事情を聴いたところ、男性名義のクレジットカードが入った財布を持っており、容疑を認めたことなどから逮捕した。2人は友人関係という。
●もともと不祥事が多いことに定評がある大阪府警
クイズは過去の警察の身内に甘い話から。正解の選択肢は、
実は映像は偽物!防犯カメラのデメリット、誤認逮捕で冤罪多発から。これ以外にも多数の不祥事が載っています。また、他の選択肢は、
身内の不祥事に甘い警察と警察に甘いマスコミ 痴漢など逮捕も報道もなしからでした。
【クイズ】以下のうち、大阪府警の不祥事はどれでしょう?
(1)署内で起きた公務執行妨害事件の対応が適切だったと装うため、複数の署員が虚偽調書を作成。事件で起訴された被告の公判でも偽証。
(2)痴漢と訴えられた男性が元警察官だったので、女子高生にも男性にも事情聴取をせず、そのまま帰宅を許した。
(3)山口組の中核団体・弘道会の幹部への内通者がいることが疑われているにも関わらず、その内通者への捜査を行わなかった。
【答え】(1)署内で起きた公務執行妨害事件の対応が適切だったと装うため、複数の署員が虚偽調書を作成。事件で起訴された被告の公判でも偽証。
この前、日本の警察を悪く言う人をアンチ呼ばわりしている人がいました。でも、現実にひどいことが行われているのですから、アンチとレッテル貼りして片付けちゃいけませんね。
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