Wikipediaによると、大平山元I遺跡から発掘された縄文土器が、 1万6500年前とされおり、「世界最古の縄文土器とも言われている」そうです。
「とも」というのもちょっと曲者ですが、「縄文土器」というのは日本で縄文時代に作られた土器(のはず)ですから「世界最古の縄文土器」というのも妙な書き方です。
これは「世界最古の土器」と「最古の縄文土器」というのが混ざったのかな?と推測しますが、実際にこの縄文土器が世界最古の土器であると明記しているサイトはいくつもあります。
そういうわけで私も世界最古であるという前提で書き始めて、今日のタイトルにも最初は「はてなマーク」がなかったわけです。
ところがですね、ここまで書くともうわかったと思いますが、どうもこれより古いとされる土器というのも見つかっているようなのです。
ただ、土器の年代測定はまだまだ不明確なところが多いらしいので、まだまだチャンスはあるのかもしれません。
そういう意味では「とも言われている」という書き方は巧みであり、私も「大平山元I遺跡から発掘された縄文土器が世界最古の土器であるかもしれない」くらいに認識しておきます。
まあ、最古の部類に入ること自体は間違いないようですので、何となく胸を張っておきましょう。
ところで、その写真なのですが、こんなものです。
あれ?と思われたかもしれませんし、私もあれ?と思ったのですけど、たぶんこれがそうなんじゃないかと思います。
詳しい方がいらっしゃったら訂正してくださるとありがたいんですけど、「土器はすべて小破片で形の分かるものはない」とあるので、おそらく完全な形で出土したものではなく、こういう破片状態なんだと思われます。
で、こんな状態なものですから、元の状態を推定するのは難しい気がするのですが、「文様はなく平らで角張った底の土器」ということがわかっているようです。
それから、「土器の内側には炭化物がついており、食料の煮炊きに使ったもの」というのも同時にわかっているそうです。
ところで、この出土した遺跡(大平山元I遺跡)が読みづらいのですが、「おおだいやまもといちいせき」と読むそうです。
「たいへい」でも「おおひら」でなく「おおだい」なのもわからなかったのですが、「"I"って何?アイ?」と悩みました。
答えを言うと、この「I」は遺跡がたくさんあるので、I~IV遺跡と数字をつけて呼んでいるためのようです。
大平山元の方はたぶん地名で、「外ヶ浜町蟹田大平山元」という住所があります。
この周囲には「蟹田~」や「蟹田大平~」という地名もありますので、何度か合併を繰り返しているのかもしれません。
また、「出土した石器や土器は、大山小学校の跡の大山ふるさと資料館に保存されて自由に見学ができるようになっている」そうです。
あと、だから何だという話ですが、「外ヶ浜町蟹田」は松坂大輔の出身地でもあるようです。
何も考えずにだらだらと書いていたら、どう終わって良いかわからなくなりました。
ご興味がある方は訪れてくださいという感じで、楽天トラベルのリンクでも張って、お茶を濁しておきます。(外ヶ浜町には温泉もあるようです。Wikipediaだと竜飛崎温泉という名でしたが、楽天にある外ヶ浜町の宿の説明では別の名でした)

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