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日本卓球は世界一におごり弱くなった 日本企業と重なる没落理由 世界が認めて日本が認めなかった荻村伊智朗氏の指導法


【クイズ】スリッパ生産量日本一で「世界スリッパ卓球大会」を開催していた河北町はどこの都道府県にある町?

(1)山形県
(2)山口県
(3)山梨県


●日本卓球は世界一におごり弱くなった

 卓球の話なのですが、ビジネス的な話としておもしろいと思った日本女子卓球監督・村上恭和さんのインタビュー。
世界一だった日本卓球が長期低迷に陥った理由 卓球日本女子監督・村上恭和氏に聞く(第2回)|情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断|ダイヤモンド・オンライン 2016年10月15日

日本の女子卓球は団体戦で2大会連続のメダルを獲得し、4年後の東京五輪での金メダルも決して夢ではないところまできた。振り返れば1950年代、日本は卓球世界一の名をほしいままにしていた。しかし1980年代に入るとその栄光は過去のものとなり、世界各国に大きな後れを取ってしまった。日本の卓球を低迷させたものは何なのか? カギはビジネスの世界でも問題となっている「ある現象」にあった。(聞き手/ダイヤモンド社 田中 泰、構成/前田浩弥)

 村上恭和監督は、日本が弱くなったのは強かったからだという逆説的な言い方をしています。これは私がビジネス系で言っている「失敗は成功のもとだけど、成功は失敗のもとにもなる」という話。成功したスタイルに固執してしまうという失敗が起きやすいのです。
――1950~1960年代に隆盛を誇っていた日本が弱くなった理由は何なのでしょう。

村上 ひとことで言うと、強かったからですよ。「日本一=世界一」という時代を経験してしまった。だから、みんな世界に目がいかない。日本のなかで勝つことばかり考えるようになってしまったわけです。

 それを象徴するのが、「関東を制する者が世界を制する」という言葉。関東チャンピオンになれば世界一だという時代が20年近くあったんです。そして、かつて世界で勝った戦型に固執してしまった。これでは発展しないですよね。

●日本企業と重なる没落理由

 今でも日本人では海外が卑怯だと言っている人がいますが、海外はいろいろな工夫をしてきました。でも、日本はそれに学ぼうとはせず、自分たちのスタイルを変えようとしませんでした。精神論的なものですね。

 これは「日本のものづくりが優れている」「いいものを作れば売れる」「技術があるのだから日本の製品の方がすごいはずだ」といったことにこだわった日本企業の没落とも重なるものがあります。
村上 一方、「打倒日本」を掲げた世界各国は、どんどん進化していきました。当時の日本はペンホルダーのラケットが主流で、フォアさえ強ければ勝てると妄信。バックハンドは“邪道”とさえ言われていました。

 しかし、世界ではシェークハンドのラケットを使い、バックハンドでも攻撃する選手が増えていきました。世界は、戦術・技術的にも新しいスタイルを次々に開発。気がついたら日本のスタイルは完全に時代遅れのものになってしまっていたんです。

――なるほど。強かったからこそ、その強さに固執して、革新を起こすことができなかった。それは、ビジネスでよく言われる「イノベーションのジレンマ」を連想させる現象ですね。

村上 そうかもしれません。日本が初めて国際大会に出場したときは、まさにイノベーティブな卓球だったわけです。しかし、それが、その後の日本卓球低迷の要因になってしまったと、僕は考えています。

●世界が認めて日本が認めなかった荻村伊智朗氏の指導法

 もう一つ、日本らしさを強く感じたのが、こうした停滞するスタイルを打破しようとした人を排除したことです。

 上記の後、村上監督は「そして、当時の卓球のイノベーターのひとりだった荻原さんは日本を飛び出して、ご自身が考える超攻撃的な卓球を広めて、世界のレベルを押し上げていたわけです」と続けていました。

 この荻原さんというのは、"第3代国際卓球連盟の会長を務め、世界中に卓球の普及させることに貢献した荻村伊智朗(おぎむら・いちろう)"さんのことです。

 彼のチャレンジは日本では受け入れられず、海外に活躍の場を求め、日本を倒すことでそのチャレンジが正しかったことを証明しました。(以下では、日本の精神論的な逸話も出ています)
村上 世界チャンピオンにまでなった。まさに、世界を舞台を活躍した人物です。選手時代の1959年に渡欧。スウェーデン卓球協会から依頼されて、半年間指導をしたこともあります。

――特殊な指導力もあったのですね?

村上 荻村さんの指導方法は、「超攻撃型」でした。ミスしてもいいから攻撃しろと。ところが、当時の日本の卓球の考え方は、「絶対にミスをしたらいけない」というもの。それが、いわば「卓球道だ」というふうに信じられていたんです。でも、それでは世界では勝てなくなる。そう考えた荻村さんは、それを打ち破る指導方法を展開したんですけど、受け入れられなかった。それで、スウェーデンの地で、自分の信じる卓球を教え始めたわけです。

――荻村さんの指導で、スウェーデンは強くなったんですか?

村上 強くなったどころの騒ぎじゃない。世界一になりましたよ。1971年の世界選手権名古屋大会男子シングルスでスウェーデンのステラン・ベンクソンが、前大会覇者の伊藤繁雄さんを破って優勝しました。そしてその後、荻村さんは世界中の卓球仲間の支持を得て、国際卓球連盟の副会長にまでなったんです。

――すごい人生ですね。

村上 そうですね。日本という“小さな井戸”にこだわらず、世界で実力を認められたんですからね。

●競技人口の低下・人気低下も

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【クイズ】スリッパ生産量日本一で「世界スリッパ卓球大会」を開催していた河北町はどこの都道府県にある町?

(1)山形県
(2)山口県
(3)山梨県

【答え】(1)山形県


 このような発想が出るというのも、日本で卓球が身近なスポーツであったからでしょうね。

 日本の卓球が弱くなった理由は前述のとおりでしたが、身近だった卓球の人気低下・競技人口の低下というのも理由としてはあるかもしれません。

 先に出た荻村伊智朗さんは、早くから卓球人気を高めなくてはいけないと訴えており、そういうったところでも先見の明がありました。


【本文中でリンクした投稿】
  ■おもちゃの100万円札でチキン140円を購入 釣り銭9860円も受け取る

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