冒頭に追記
2022/05/09追記:
●ネットの恋人に初めてオフで会い、興奮しすぎて出血で死にかける 【NEW】
【クイズ】鼻血のドイツ語として正しいものはどれでしょう?
(1)Epistaxis
(2)Nasenblutung
(3)Rhinorrhagia
●ネットの恋人に初めてオフで会い、興奮しすぎて出血で死にかける
2022/05/09追記:「鼻血」の話ではないものの、こんなこと本当にあるんだ!という話。中国の新華ネットによる情報をもとにした<ネット恋愛:初対面、美しさに感激しショック性内出血>(毎日新聞 2004年7月6日 10時05分)という記事の話です。別の投稿を読み直していて、こちらの鼻血の話を思い出したので紹介します。
中国・安徽省の大学生の男性は、インターネット上で熱愛していた広東省のガールフレンドとついに初対面を果たしたそうです。男性は、2年間のネット交際の末、喫茶店で落ち合ったともされていました。事前に写真を見ていたかどうかは書かれていなかったのですけど、想像以上に女性が美しいのに仰天したといいます。
そこで彼は気を失いました。会ってがっくりという意味ではなく、逆に感激のあまりショック性の胸腔(きょうくう)内出血を起こし、危うく命を落としかけたとのこと。出血量は2000CCを超え、病院では気管を切開して除去したうえ輸血、9時間後にようやく意識を回復したといいます。かなりヤバイことになっていて、興奮し過ぎだろう!と思いました。
●オタクの外国人が驚く「エッチなことを考えて鼻血が出る描写」
エロいこと考えて鼻血!という表現は古い時代のもので、今はもうないのだと思っていました。ただ、ここ数年でも、ネットでこれを踏まえた表現を何度も見ましたので、まだま通用する描写なのかもしれません。
ということで、若い人にも通じそうな感じの「エッチなことを考えて鼻血」ですが、海外の人には全然通じないようです。以前、<「エッチな想像で鼻血が出る」本当 or ウソ?>(ヒトメボ 2012年10月19日(金)8時00分配信)という記事でそう書かれていました。万国共通ではないんですね。
<アニメや漫画などで、エッチな姿を見たり想像したりして男性が鼻血を出すシーンってよくありますよね。でも、これって日本特有の表現だって、知っていましたか? 中国大手検索サイト「百度の掲示板」によると、「海外のオタクが理解に苦しむ日本アニメの10の事」のひとつに「かわいい子を見ると興奮して鼻血を出す描写」とあり、海外の日本アニメファンにとってはこの表現を不思議と捉える傾向があるそうです。(冨手公嘉/verb)>
http://news.nicovideo.jp/watch/nw404248?marquee
●エッチなことを考えて鼻血…本当にあるの?医師に聞いてみた
記事のメインテーマは、日本の漫画ではよくある「エッチなことを考えて鼻血が出る」が本当に起きる現象なのか嘘なのかということでした。耳鼻咽喉科かめやまクリニック院長の金谷浩一郎さんに聞いてみたというものです。海外でない表現なのですから、普通「ない」だと思うのですけど、一応読んでみましょう。
「性的興奮が心拍数や血圧の上昇をもたらすことは、経験的にもよく知られた事実ですが、実は性的興奮と鼻血とは直接は関係がありません。外傷などの誘因がないのに突然おこる出血として圧倒的に多いのが、鼻血です。鼻血のほとんどは、鼻の入り口の鼻中隔側で出血します。小児の場合は、慢性的な鼻炎で粘膜が傷つきやすくなっていたり、鼻の入り口を触る癖があったりすることが、ひとつの誘因となるのではないかと考えられています。しかし、慢性鼻炎や鼻を触る癖のある子供がみんな鼻血を起こすわけでもないので、鼻血が出る真の原因は不明なのです。
『興奮して血圧が上がることで、皮膚の中で最も弱い部位である鼻の血管が破れ、鼻血が出る』という理屈で、興奮すると鼻血が出るメカニズムを解説されることもあるようですが、人体の構造は種々の変化に対応できるように柔軟にできています。特に健康な人の動脈壁は厚く弾力性があり、多少の血圧の変化で簡単に破れたりするものではありませんので、この説が必ずしも正しいとは言えません」(金谷浩一郎さん)
●かなり古い表現である「興奮で鼻血」、最古の記録は1970年か?
私は古い時代の表現だと理解していたように、実際、かなり昔に生み出されたものみたいですね。記事によれば、1970年に週刊少年マガジンに連載された谷岡ヤスジ作の『メッタメタガキ道講座』の描写が最古の記録ではないかとしていました。1970年って相当昔ですね。
<漫画の世界では、1970年に週刊少年マガジンに連載された谷岡ヤスジ作の『メッタメタガキ道講座』内で興奮して鼻血を出すことの過剰な表現として、「鼻血ブー」というフレーズがあり、それが流行語として認知されていたそう。どうやらこの漫画が「興奮すると鼻血が出る」表現の元祖とみることが多いようです>
●英語やドイツ語…鼻血をかっこ良く言いたい人にオススメの言葉
クイズが思いつかなかったので、鼻血の外国語での表現を。
【クイズ】鼻血のドイツ語として正しいものはどれでしょう?
(1)Epistaxis
(2)Nasenblutung
(3)Rhinorrhagia
【答え】(2)Nasenblutung
医学的には鼻出血(びしゅっけつ)と言い、英:epistaxis、独:Nasenblutungなのだそう。「rhinorrhagia」も英語表現の一つ。ドイツ語の「Nasenblutung」はナセンブルテンといった発音みたいですね。何かかっこいい気がしますが、英語の方も鼻血のくせにかっこよさげな感じです。
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