<とにかく減らしたい!大阪のティッシュ配りが豪快すぎてやばい>、<海外旅行よりやばかった大阪…殴る蹴るの暴行に野次馬が続々>という話をやっています。まだ短いので、今後ティッシュの話を追加予定。今のところは、ティッシュより大阪がメインの話になっちゃってますけど…。
亜細亜ふむふむ紀行 群 ようこ (著)

●とにかく減らしたい!大阪のティッシュ配りが豪快すぎてやばい
2022/04/03:a href="https://amzn.to/3Dzjdkp" target="_blank">群ようこさんの『亜細亜ふむふむ紀行』(1994年)では、香港マカオや韓国ソウルと混じってなぜか大阪の話も…。アジアと言えばアジアですけど、違和感ありあり。以前、ネットで大阪を「日本の韓国」と言っている人がいましたが、この本の場合、海外扱いしているわけではなく、単に編集の都合でしょうね。
中身も実際、香港や韓国のような異文化に驚き!って話はなし。ただ、ティッシュ配りだけは驚き。群ようこさんの同行者が通りかかると、ティッシュ配りのお兄さんがまず彼女の両手にティッシュを持たせます。これで一気に2個消費ですが、これくらいなら今の東京でもある話。私も2個まとめなら何度もあります。
本来、ティッシュ配りは宣伝のため、同じ人ばかり渡すより多くの人に渡すべきでしょう。なので、2個渡すというのも良くないんじゃないかと思うのですが、大阪の「ティッシュ攻撃」はこれで終わりません。なんと彼女が背負っていたリュックと背中の間に、まとめてティッシュをどさっと押し込み。豪快すぎます。
とりあえず、配るように言われたティッシュがなくなれば良いというスタンス。宣伝なんぞクソくらえという感じです。同行していた吉本興業勤務の女性は「自転車に乗っていると、前かごに山のように放り込まれます」と淡々と言っていたそう。当時の大阪の日常のようでした。やっぱり異文化感あるかもしれません。
●海外旅行よりやばかった大阪…殴る蹴るの暴行に野次馬が続々
…と書き終えてから読み進めると、大阪観光で暴力沙汰が発生してびっくり。商店街を歩いていると、スーツ姿のおじさん2人組に向かって男性が走ってきて「ぶつかって謝らなかった」とお怒り。遅れて絶叫しながら、髪を振り乱した中年女性が飛びかかっていき、さらに別の男性も加わって、3人でどつき始めたといいます。
群ようこさんたちが驚いて逃げるのといっしょに、おじさんたちも逃げたのですが捕まってしまい、メガネがぶっ飛んでいくほど殴る蹴るの暴行。地元商店街の人たちが集まってきますが、止めるでもなく、感想を言いながら面白そうに見物しだす始末。カオスですわ。当時の大阪では日常茶飯事だったんでしょうか。
その後、何事もなかったかのように笑いながら去っていくスーツのおじさんたちの姿も目撃しており、おじさんたちにとっても日常だった可能性は一応無きにしもあらず。被害がどうってことない…とも思えないんですがどうなんでしょう。香港でもマカオでもソウルでもなかった怖さが大阪であり、ショックですわ…。
大阪で治安が悪いところと言うと、西成のイメージ。たぶんこれも西成近くですね。まず、群ようこさんが直前にいたのはジャンジャン横丁で浪速区。ここから移動した別の商店街で事件が発生していますが、その後に遊郭のようなところへ移動したとあるので、こちらは飛田遊廓(飛田新地)で西成区だとわかます。ちなみに、Wikipediaによると、ジャンジャン横丁は飛田遊廓と新世界をつなぐ道筋としてできたものだそうです。
亜細亜ふむふむ紀行 群 ようこ (著)

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