宝くじ当選者宅に強盗 財布差し出すも「少ない」と激怒して殺す

【クイズ】2005年に2億円の宝くじに当せんし、当せんの事実を明かした唯一の人(親密な関係にあったとされる)に殺された女性が住んでいたのはどこでしょう？

(1)秋田県
(2)岩手県
(3)宮城県


●宝くじの当選者が殺されているブラジル

　2月にブラジルで宝くじの当選者が殺されたという事件がありました。ただ、これについては、宝くじとは無関係と見られています。

宝くじ当選者殺害される＝容疑者は家賃滞納の店子 – ブラジル知るならニッケイ新聞WEB　2016年2月27日

　サンパウロ州内陸部リメイラ市で２５日、今月亡くなったアルレイ・ローザ・シルヴァさん（５３）殺害の容疑で、シルヴァさんの店子（たなこ）だった理容師の男性が逮捕された。シルヴァさんは９年前、仲間と一緒にかけた数字選択式宝くじ「メガ・セナ」に当選し、１６００万レアルを山分け、各人が１００万レアル以上を獲得していた。(中略)

　容疑者は家賃を５千レアル滞納しており、警察は金銭問題が殺人に発展したと見ており、９年前に被害者が得た宝くじの賞金とは関係がないと見ている。（２６日エスタード紙電子版などより）

　ただ、同じ"リメイラ市では２００８年にも、シウヴァさんらと共にメガ・セナにかけ、賞金１６００万レアルを山分けした仲間の一人が殺されており、一時は二つの事件は繋がっているとの見方も広がってい"たとのこと。

　こちらも宝くじが動機だったのかは明記されていませんが、やはり宝くじが物騒な事件に繋がる可能性を考えさせるものです。


●宝くじ当選者の自宅に強盗 財布差し出すも「少ない」と激怒して殺す

　これだけだと短いということで他も探してみると、以下のニュースも見つかりました。

【海外発！Breaking News】宝くじを当てた男性の悲劇　幼いわが子の目の前で強盗殺人事件（米） | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト　2016年01月27日 20:30 by Joy横手

ジョージア州ベンヒル郡フィッツジェラルドの住宅街でこのほど起きた強盗殺人事件。被害者はフォークリフトのオペレーターとして働いていたクレイゴリー・バーチ・Jrさん（20）。宝くじに当選し大金を手にしたばかりで、自宅でくつろいでいるところに3人組の武装集団が押し入った。

　クレイゴリーさんは「幼いわが子も見ている。家族の目の前で俺を殺すようなことだけはやめてくれ。銀行のカードでもなんでも渡すから」と懇願したそうです。

　しかし、"財布の入ったズボンを差し出した"ところ、"その中身があまりも少ないと激怒し、彼を射殺"してしまいました。


●アメリカやブラジルだけじゃない宝くじ殺人事件

　アメリカの場合は宝くじに当選したら実名がバレるというクレイジーな決まりがあり、銃社会でもあり、特異な例だと思うかもしれません。

　ただ、冒頭でクイズにしたように、日本でも宝くじ殺人事件は起こっています。


【クイズ】2005年に2億円の宝くじに当せんし、当せんの事実を明かした唯一の人(親密な関係にあったとされる)に殺された女性が住んでいたのはどこでしょう？

(1)秋田県
(2)岩手県
(3)宮城県

【答え】(2)岩手県　(岩手県一関市。殺人、謎の死、自殺、孤独死、借金まみれ…宝くじ当選者の末路より)


　喋らなきゃ良い…と思うかもしれませんが、彼女の場合は唯一明かした人です。誰にも明かさないというルールを課したとしても、そういったルールを守れないのが人間でもあります。

　「ルールをも守っていれば大丈夫だけど、結局ルールを破るからダメ」というのは、実は私が投資を絶対に勧めない理由の一つでもあります。投資の歴史に残るような人でも、自分で作ったルールを破ってしまって、最後は破滅して消えるってのがあるんですよ。

　投資も宝くじも人生を狂わせて破滅に向かわせかねない危険性があることは、もっと広く告知されるべきでしょう。


【本文中でリンクした投稿】
　　■殺人、謎の死、自殺、孤独死、借金まみれ…宝くじ当選者の末路

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