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現代版わらしべ長者は楽勝?チョコから物々交換で古民家に


 NPO法人「みのりのもり劇場」が2012年6月、無料季刊誌「右京じかん」の中で、「地域の人と人をつなぐ企画をしよう」と誌面を通じて物々交換を始めました。

 15回の交換を経て、最終的に古民家になったそうです。現代版わらしべ長者ですね。


●チョコから物々交換で古民家に

 ただ、ちょっとずつ豪華になった…というわけではなく、テーブルマットが土地付きの一軒家ということで最後でかなり飛んでいます。
チョコから物々交換、4年で古民家に 京都の誌面企画:朝日新聞デジタル 松本江里加 2016年12月10日10時13分

初回は、京福電鉄嵐山線(嵐電)の車両をあしらった限定品チョコレートを提供し、交換を呼びかけた。チョコは手作りボードゲームに換わり、次は絵本に。3カ月に一度のペースで交換を繰り返すこと15回。今年3月、テーブルマットが土地付きの一軒家になった。

●空き家問題のせいで現代版わらしべ長者は楽勝?

 ただ、私はタイトルを見た時点で、空き家問題のせいだろうと予測しました。以下を見てわかるように、現在の空き家はむしろ邪魔なものである可能性が高く、体よく処分しただけでは?という推測です。
空き家率、最高の13.5% 13年10月時点で820万戸  :日本経済新聞 2014/7/29付

 国内の住宅総数に占める空き家の割合が2013年10月時点で過去最高の13.5%になった。総務省が29日、発表した。人口減少が深刻な地方を中心に増え、戸数も最多の820万戸に上った。中古住宅の活用が進まないうえ、空き家を取り壊すと税負担が重くなる制度も空き家が増える原因だ。(中略)

 空き家が増えるのは活用も撤去も進まないからだ。国土交通省によると、新築と中古を合わせた住宅流通全体のなかで中古の割合は13%強。9割強の米国や8割を超える英国より低い。日本では「住宅をリフォームして長持ちさせるという意識が希薄だった」(国交省)。中古住宅は価値が低いとされ、不動産業者も積極的に取り扱ってこなかった。(中略)

 時代遅れの税制が撤去を阻む面もある。土地にかかる固定資産税は住宅が建っていれば本来の6分の1に軽減されるが、取り壊すと優遇が薄れ、支払う税の額が約4倍に跳ね上がる。持ち主にとっては空き家のまま放っておいた方が合理的なため、取り壊そうとしない。高度成長期の1973年に農地などの宅地化のために導入した税制がいまも残り、空き家の撤去を阻んでいる。

●やっぱり売れなくて困っていた空き家だった

 で、記事の続きを読んでみると、やはり売れ残りの家でした。
 10年以上借り手がなく売却しようとしたが、買い手がつかずにいた。「中はぼろぼろ。管理ができないので、地域のために使ってもらいたい」と申し出た。

 記事では立地の良さや生活しやすさについても触れていたものの、「買い手がいなかった」という事実は動かせません。下記のように、地域のデータを見ても明らかに悪い数字です。
 民家がある京北地域の人口は、1955年には1万人以上いたが、今年10月現在で5371人に減少。空き家も年々増えている。

 今回の話は、別に空き家をうまく処分した人を責めているという趣旨ではないですよ。日本の空き家問題がそれだけ深刻だと強調したかったというのがメインです。過去にも、長嶋茂雄の生家も大迷惑!倒壊・火災などで危険な空き家問題は深刻というのをやっています。

 また、その一方でアパートやマンションを建てまくっているという妙なことにもなっています。相続税対策のアパート経営の悪い評判 大東建託やレオパレス21が続々とアパートを建設で書いたように、アパート経営では既に大失敗している人たちが出ていました。


●本来のわらしべ長者はどんな話だった?

 暗い話になっちゃったので、最後に元ネタのわらしべ長者のあらすじを紹介しておきます。
わらしべ長者 - Wikipedia

昔、ある一人の貧乏な男がいた。貧乏から何とかして逃れようと観音様に願をかけたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ」とのお告げをもらった。男は観音堂から出るやいなや石につまずいて転び、偶然1本の藁しべ(藁)に手が触れた。

男はお告げ通り、その藁しべを手に持って道を進んでいった。ところが彼の顔の周りを、大きなアブが飛び回り、煩くて仕方が無い。そこで男はアブを捕まえると、藁しべの先に結び付けてやった。

すると、傍で大泣きしていた男の子がアブが結び付けられた藁しべを面白がり、欲しいと言って来る。男は観音様のお告げを信じて譲ろうとしなかったが、大泣きに手を焼いていた男の子の母親が「蜜柑と交換しよう」と申し出てきたので、藁しべを男の子に譲り、代わりに蜜柑を受け取った。

さらに歩くと、喉の渇きに苦しんでいる商人がいた。彼は男が持っていた蜜柑を欲しがり、持っていた上等な反物との交換を持ちかけてきた。男は蜜柑を譲り、反物を手に入れた。

一本の藁しべが上等な反物に代わったと喜んでいた男は、侍に出会う。その侍は愛馬が急病で倒れてしまったが、急いでいるために馬を見捨てなければならない状況にあった。侍は家来に馬の始末を命じ、先を急ぐ。男は侍の家来に反物と馬の交換を申し出た。家来は反物を受け取り、そのまま侍の後を追っていく。男が水を汲んで馬に飲ませたところ、馬は元気を取り戻して立ち上がった。男は馬に乗り、旅を続けた。

道を進んでいくと、大きな屋敷に行き当たった。ちょうど旅に出かけようとしていた屋敷の主人は、男に屋敷の留守を頼み、代わりに馬を借りたいと申し出る。主人は3年以内に自分が帰ってこなかったら、この屋敷を譲ると男に言い出す。男は承諾し、主人は馬に乗って旅に出発した。

3年待っても5年待っても主人が旅から帰ってくることは無かった。こうして男は屋敷の主人となり、裕福な暮らしを手に入れることができた。

 この場合は以下のような変化。

藁しべ→アブが結び付けられた藁しべ→蜜柑→反物→馬→屋敷

 こちらの後半もかなりのジャンプアップが続いていましたね。


【本文中でリンクした投稿】
  ■長嶋茂雄の生家も大迷惑!倒壊・火災などで危険な空き家問題は深刻
  ■相続税対策のアパート経営の悪い評判 大東建託やレオパレス21が続々とアパートを建設

【その他関連投稿】
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