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日本人のテレビ離れは本当か?テレビ平均視聴時間はまだ増加傾向という説明も


 若者のテレビ離れは本当か?視聴時間で見ると他メディアに圧勝という事実を書いていて、若者のテレビ離れの例をテレビ離れ - Wikipedia(最終更新 2016年11月20日 (日) 11:38)から少し引用しました。

 ここを見てみると、日本人全体としてはテレビ離れが進んでいるという話とともに、実はこれまで以上にテレビ好きになっているという話が混在していました。


●日本人のテレビ離れは本当か?テレビ平均視聴時間はまだ増加傾向という説明も

 以下は、Wikipediaの記述をテレビ離れ説と、テレビ離れしていない説のどちらに繋がるかでで分類したものです。両方の要素が見られることがわかります。

【テレビ離れ説】
・日本ではテレビの総世帯視聴率 (HUT) は低下傾向にある。
・2005年(平成17年)度のNHKの「国民生活時間調査」]によれば、行為率(テレビを観る人の割合)は全年齢層で微減している。
・傾向として、無職や高齢者の視聴時間は増加しているが、テレビを視聴する人は全体的に微減しており、その中で特に若い男性がテレビを見なくなっている。

【テレビ離れしていない説】
・総務省の統計によると、日本のテレビ平均視聴時間は1990年代以降も増加傾向に在る。(ニールセンの調査によればアメリカでも増加傾向にある)
・フランス・カンヌのテレビ番組の国際見本市「MIPTV」で発表された統計では、日本人の平均視聴時間は5時間1分で世界で一番テレビを見ているという。これでは労働時間の他にはほとんど休みなくテレビを見ているということになる。


●日本のテレビ平均視聴時間は本当に増えている?

 テレビ離れしていない説に世界一テレビを見ているという話を分類しちゃいましたが、これは前回も書いたようにテレビ離れしていたとしても両立する話。今までよりは減ったものの、依然としてめちゃくちゃ見ているよ、というものです。

 一方、"日本のテレビ平均視聴時間は1990年代以降も増加傾向"というのは、そうではありません。気になります。

 一応、傾向の転換期には、調査によって傾向が逆になるといった現象が見られ、これもまた同時に現れる可能性があります。混在していても問題ありません。

 ただ、Wikipediaで書かれた時期の問題であり、既にトレンドが転換している可能性もあります。なので、上記の記述の元になった総務省の統計を確認してみました。(分野別データ:放送:視聴時間量)

 まず、1980年代~1990年代。この時点で結構増えたり減ったりしていて、きれいに変わっていませんね。ちょっと予想外です。

 とりあえず1989年と1999年を比較。すると、平日は201分から221分、日曜日は222分から249分に増えていました。本当に増えていたんですね。

【テレビジョン平均視聴時間量】(分)
年 平日 日曜 前年比 前年比
1986 194 235 - -
1987 193 225 -1% -4%
1988 192 224 -1% 0%
1989 201 222 5% -1%
1990 218 235 8% 6%
1991 205 243 -6% 3%
1992 210 238 2% -2%
1993 208 242 -1% 2%
1994 213 245 2% 1%
1995 226 265 6% 8%
1996 220 260 -3% -2%
1997 217 285 -1% 10%
1998 224 259 3% -9%
1999 221 249 -1% -4%


●2000年代でもまだ増えているテレビの視聴時間

 1990年代の時点で結構微妙な増え方だったんですが、2000年代、2010年代はどうでしょう?

 まず、2000年代から。やはり増減が一定していないので、1999年と2009年を比較。すると、平日は221分から229分に増加、日曜日も249分から265分に増加。この時期でも増えていました!


【テレビジョン平均視聴時間量】(分)
年 平日 日曜 前年比 前年比
1999 221 249 -1% -4%
2000 228 262 3% 5%
2001 219 252 -4% -4%
2002 221 262 1% 4%
2003 241 267 9% 2%
2004 236 268 -2% 0%
2005 236 270 0% 1%
2006 227 283 -4% 5%
2007 224 277 -1% -2%
2008 226 253 1% -9%
2009 229 265 1% 5%


●テレビ離れが始まったのはここ数年の話か?

 ただ、2010年代を見てみると、やっとトレンドがはっきしてきます。減少している年が明らかに増えていますし、実際、はっきりと減りました。2009年と2015年を比較すると、平日は229分から212分、日曜日は265分から251分まで減っています。

【テレビジョン平均視聴時間量】(分)
年 平日 日曜 前年比 前年比
2009 229 265 1% 5%
2010 228 257 0% -3%
2011 224 266 -2% 4%
2012 221 255 -1% -4%
2013 228 252 3% -1%
2014 218 241 -4% -4%
2015 212 251 -3% 4%

 ということで、テレビ離れがはっきりしだしたのは、2010年代からといった感じ。かなり最近の話です。

 また、最も古いデータがある1986年と2015年を比較すると、平日は194分から212分、日曜日は235分から251分ということで、2015年の方がはっきりと長いです。

 つまり、テレビを見る時間が最近減っているとはいえ、1980年代の日本人よりも今の日本人の方が長くテレビを見ている、ってことですね。

 ここらへんはかなりイメージと異なり、誤解していた人が多いのではないでしょうか? 私も意外でした。


【本文中でリンクした投稿】
  ■若者のテレビ離れは本当か?視聴時間で見ると他メディアに圧勝という事実

【その他関連投稿】
  ■フジテレビが捏造、韓国女子高生の親日発言に反日嘘字幕 池上彰緊急スペシャルで
  ■テレビ局のコネ入社が正しい理由 フジテレビは藤井フミヤの息子など特に多数
  ■テレビのやらせ・ステマは叩くのになぜ?ラジオのリクエスト捏造は許される雰囲気に
  ■TBSがピラミッド・ダービーで捏造・やらせ DaiGo人気向上のためか?
  ■社会・時事問題・マスコミについての投稿まとめ

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