安倍首相の施政方針演説全文(3完):朝日新聞デジタル
全ての子どもたちが、家庭の経済事情にかかわらず、未来に希望を持ち、それぞれの夢に向かって頑張ることができる。そうした日本の未来を、皆さん、共に、切り拓いていこうではありませんか。
子や孫のため、未来を拓く。
土佐湾でハマグリの養殖を始めたのは、江戸時代、土佐藩の重臣、野中兼山(けんざん)だったと言われています。こうした言い伝えがあります。
「美味(おい)しいハマグリを、江戸から、土産に持ち帰る」
兼山の知らせを受け、港では大勢の人が待ち構えていました。しかし、到着するや否や、兼山は、船いっぱいのハマグリを全部海に投げ入れてしまった。ハマグリを口にできず、文句を言う人たちを前に、兼山はこう語ったと言います。
「このハマグリは、末代までの土産である。子たち、孫たちにも、味わってもらいたい」
兼山のハマグリは、土佐の海に定着しました。そして350年の時を経た今も、高知の人々に大きな恵みをもたらしている。
まさに「未来を拓く」行動でありました。
未来は変えられる。全ては、私たちの行動にかかっています。
自民「首相に注意する」 「批判だけ」民進酷評演説巡り:朝日新聞デジタル 2017年1月23日14時56分
安倍晋三首相が施政方針演説で野党側の国会対応を再三批判したことにからみ、民進党が23日の衆院議院運営委員会の理事会で、「行政府の長が立法府で行われていることにとやかく言うべきではない」と抗議した。自民党は表現が不適切だったとして、首相に注意すると釈明した。
民進が問題視したのは、首相が民進を念頭に「ただ批判に明け暮れ、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれない」と述べたくだり。(中略)
さらに「重要なことは言葉を重ねることではありません」と首相が演説で述べた部分についても、「立法府の否定、軽視につながるのではないか」と苦言を呈した。
高知はハマグリ乏しい 安倍首相の演説「今も兼山の恵み」ウソ?|高知新聞 2017.01.21 08:15
安倍晋三首相が1月20日開会した通常国会の施政方針演説で江戸時代の土佐藩家老、野中兼山がハマグリを放流した逸話を引き、「350年を経た今も高知の人々に大きな恵みをもたらしている」と紹介した。しかし高知県はハマグリの水揚げが元来少なく、「ハマグリは全くなじみがない」と地元漁業者。高知県の海岸部では魚介資源の減少も顕著で、現実と懸け離れた演説内容に異論が飛び交った。(中略)
「高知にはハマグリを食べる文化があまりない。だからこそ店を出した」と話すのは、ハマグリを売りにする高知市帯屋町1丁目の居酒屋「はまぐり水族館」の店長。貝は千葉県の九十九里浜から仕入れるという。
「どこに兼山のハマグリが?」「施政方針演説じゃろ。軽いねえ」。漁業者の“引いた声”も聞かれた。
野中兼山 - Wikipedia
野中 兼山(のなか けんざん、元和元年(1615年) - 寛文3年12月20日(1664年1月18日))は、江戸時代初期の土佐藩家老。多くの改革で藩を助けたが、過酷な労働を強いたことから領民の不興を買い失脚、一族が絶えるまで家族全員幽閉された。(中略)
過酷な年貢の取り立てや華美贅沢の禁止などで領民に不満は溜り、逃亡する領民も出てきた。
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