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PPAP出願の上田育弘氏、商標権侵害とエイベックスに警告書 早い者勝ちは本当か?


 ベストライセンス、今度はペンパイナッポーアッポーペンの商標出願 PPAP・神ってる・ゲス不倫などもの件でのマスメディアの報道について。以前に比べて報道も増えてきました。

 舐め腐ったことも言っていたようですが、こうして騒ぎが大きくなることで問題視する人が増えて、解決策が見つかるのでは?とちょっと期待してしまいます。

 ただ、マスコミが商標登録が早い者勝ちであるかのような報道をしているのは、まずいです。誤解する人が増えてしまいます。実際には、上田育弘さんとベストライセンスのやっていることは、認められない可能性が高いのです。


●マスコミ各社が「PPAP」商標登録について報道

 まず、朝日新聞の報道。朝日新聞は昨年インタビューに成功するなど、以前から積極的に報道していたところであり、新顔ではありません。朝日新聞って最近、こういうネットで話題の人物へのインタビューが多いイメージです。
PPAPの歌詞、ピコ太郎さんと無関係の企業が商標出願:朝日新聞デジタル 2017年1月26日11時41分

インターネット上でヒットしたピコ太郎さんの動画「PPAP」で歌われている「ペンパイナッポーアッポーペン」「ペンパイナッポー」などを、ピコ太郎さんとは関係のない企業が商標出願していることがわかった。

 今回、特別だったのは他の大手マスメディアもこぞって報道したこと。どうもネタ的に食いつきが良いものだったみたいですね。
www.fnn-news.com:無関係の第三者がピコ太郎さんの「PPAP」を商標出願
01/26 00:48


知名度は、今や世界規模となっている、ピコ太郎さんの「PPAP」。
一方で今回、全く無関係の第三者が、「PPAP」という言葉を商標出願していたことがわかった。

●PPAP出願の上田育弘氏、商標権侵害とエイベックスに警告書

 上記のFNNでは、出願した元弁理士の上田育弘さんに話を聞いています。これがまた腹立つことを言っているんですわ。

「正統な競争。例えばエイベックスと当社であれば、今回、当社の勝ちなんですよ。(その理由としては、先に?)出願してるから」

 他でも話を聞いているところがあり、同様の憎らしい発言をしていました。

「あれはたぶん…インターネットかテレビで見て出願したんだと思います。きょうエイベックスさんの方に商標に関する警告書を郵送しました。私が(商標を)出願していますので、それを無視して事業を進めたら、今後商標権侵害になる可能性がありますので…」(ベストライセンス社 上田育弘さん、「PPAP商標出願」男性を直撃 「ビジネス」と強調|MBS 関西のニュースより)

 おかげで、PPAPなど出願 “商標ゴロ”元弁理士の厚かましい開き直り | 日刊ゲンダイDIGITALでは、"その世界では知られている商標ゴロらしい"などと言われていました。


●商標登録は早い者勝ちは本当か?

 FNNとMBSでは、それぞれ以下のような話をしており、正当性があると主張していました。

「メディアに出るということは、それで秘密を脱した状態で、共有財産なんですよ。何も、不正な利益を得ようとしているわけじゃないんです、絶対に。高く売りつけようとは思っていない。正当な利益で、正当な価格でライセンスしたいと思っている。(ビジネスとして成り立っている?)今、成り立たせようとしてるところです」

「とにかく先に出願した方が、最も早い出願人が勝つんです。新聞やインターネット等のメディアを通じて、この言葉いいなとか、自分がこれから使用するかもしれないなとか、そういうものに限って出願しています。ビジネスモデルが確立して、もっと大きな会社になった時点で有名になりたい」
「(商標には)盗むという概念はないんですよ、原則として。だから私自身は不正な利益は一切求めない。正当な利益を求めていく。(エイベックスには)当社と交渉の上、ライセンス許諾を受けた上、事業展開をするようにと警告書を発送しました」

 ただ、STAP細胞出願などの上田育弘とベストライセンス、特許庁に叱られるで出ているように、これは誤解だと思われます。

 レイ法律事務所に所属する河西邦剛弁護士は、まず「確かに、先願主義と言って、先に商標出願した者のみに商標登録が認められることになっています」と説明していました。
(元弁理士『PPAP』を商標出願 ピコ太郎が歌えなくなるか弁護士に聞いた 2017年01月26日 17時30分 しらべぇより)

 ただし、これは今回のようなケースを想定したものではありません。ベストライセンスのやっていることは、早い者勝ちの範囲外です。

そもそも「他人の業務に係る」出願については拒絶査定がなされるので、ベストライセンス社の方が先に出願していたとしても、ベストライセンス社のPPAPが商標登録されない可能性があります。
 また、仮にベストライセンス社がPPAPについて特許庁から登録査定を受けたとしても、ピコ太郎さん側やエイベックス社はベストライセンス社の登録商標について商標登録無効審判を申し立てることができます。 さらに、ピコ太郎さん側は審判を申し立てなくとも、先使用権が認められる可能性があります。
 ピコ太郎さん側は、ベストライセンス社の出願前からPPAPを使用し、それが広く一般に認知されていたといえるので、ベストライセンス社の登録商標の効果はピコ太郎さん側に及ばないことになるのです。 なので、ピコ太郎さんがPPAPを使えなくなる事態になる可能性は高いとはいえません」

 ところが、このことを知らずに本当に早い者勝ちだと誤解してしまう人が既に出て問題になっていることが、特許庁の文書でわかっています。(STAP細胞出願などの上田育弘とベストライセンス、特許庁に叱られる)

 また、今回のマスコミの報道も、そういった勘違いを加速するものになっていました。

 冒頭でも書いたように問題が大きくなることで解決への前進も期待できるのですが、もうちょっと深みのある報道をしてほしいですね。


【本文中でリンクした投稿】
  ■ベストライセンス、今度はペンパイナッポーアッポーペンの商標出願 PPAP・神ってる・ゲス不倫なども
  ■STAP細胞出願などの上田育弘とベストライセンス、特許庁に叱られる

【その他関連投稿】
  ■民進党ピンチ?ベストライセンス株式会社が先に商標登録出願
  ■上田育弘氏に次いで多い星孝一氏の出願 画像のユニークさが魅力
  ■ラブライブなど商標乱発の上田育弘氏、弁理士登録抹消の経歴あり
  ■ビジネス・仕事・就活・経済についての投稿まとめ

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