2019/03/16:
●極右・右翼・保守派思想の銃乱射事件、テロはイスラム教徒が起こす…は誤解
●「銃撃犯はイスラム教徒」とデマを報道、誤報と判明しても訂正しないマスコミ
2019/04/02:
●ノルウェーでもニュージーランドでも…右翼テロリストが称賛する国とは?
2020/10/10:
●トランプ大統領が批判した民主党州知事誘拐計画容疑で13人逮捕
●FBIが上申する白人至上主義過激派対策、大統領に潰されていた…?
2020/11/07:
●大統領選の開票作業所の襲撃計画未遂事件?大量の弾薬を購入
2021/01/10:
●トランプ支持者の議会占領、テロとクーデターの定義に当てはまる?
2021/01/14:
●右翼「トランプ支持者がこんなにデモに集結!」→乱入後「左翼だらけ」
●議事堂襲撃を自慢した右翼、仲間から左翼認定されて殺害予告殺到
●左翼呼ばわりされた有名右翼「大統領に呼ばれたから行った」
●極右・右翼・保守派思想の銃乱射事件、テロはイスラム教徒が起こす…は誤解
2019/03/16:ニュージーランド南島のクライストチャーチにあるモスク2か所で起きた銃乱射事件で、警察は犠牲者が49人に増えたことを発表しました。オーストラリアのスコット・モリソン首相は容疑者について、オーストラリア国籍の「過激派で右翼思想を持つ暴力的なテロリスト」だと述べています。
(
NZモスク銃乱射、49人死亡20人以上重傷 ネットで犯行中継か AFPBB News / 2019年3月15日 17時54分より)
容疑者についての情報は今後訂正される可能性があります。ただ、モスクでのテロと聞いた時点で思い出したのが、過去に今後は保守派思想のテロこそ警戒すべき…という主張を紹介したことでした。ズバリ
ISのテロ以上に懸念される極右勢力のテロ:日経ビジネスオンライン(和田 大樹 2016年4月13日(水))というタイトルの記事です。
このタイトルを見た時点では私も正直ピンと来なかったのですけど、確かに過去に極右思想の人によるノルウェーで多数の死者が出るテロが起きていた実績があるにも関わらず、この方面には無警戒かもしれないと感じました。記事の内容は以下のような感じです。
・ISIS(イスラム国)のテロ以上に、欧州の極右主義勢力、極右主義者によるテロを懸念している。
・2012年7月、ノルウェーの首都オスロにある政府庁舎が爆破され、またその近くにあるウトヤ島で銃乱射事件が発生し、77人が犠牲となるテロがあった。当時も「テロ」と聞けば自然にイスラム過激派の関与を疑う風潮はあったが、実行犯はアンネシュ・ブレイビクという白人金髪のノルウェー人だった。
・ノルウェー人テロ研究者Petter Nesserが2012年1月“CTC Sentinel”に執筆した論文“Individual Jihadist Operations in Europe: Patterns and Challenges”によると、実行犯のブレイビクはイスラム主義から自国を防衛するのは使命であると述べ、異文化へ寛容な政策を採り続ける政府に不快感を抱いていたとされる。
●「銃撃犯はイスラム教徒」とデマを報道、誤報と判明しても訂正しないマスコミ
検索してみると、他の過去の事件でも右翼思想の人が起こしたと思われるテロ事件が起きています。また、こうしたテロの場合、イスラム教徒が起こした事件とは違う扱われ方をするといった話もありました。
・カナダ・ケベック州のケベック市にあるモスクで2017年1月29日に発生した銃乱射事件は、白人男性アレクサンドル・ビゾネット容疑者(27)による犯行だった。この事件では6人が死亡し、8人が負傷した。
・
保守系の報道機関は「銃撃犯はイスラム教徒だ」という誤報を流した。例えば、FOXニュースは「複数の情報筋から、ケベックのモスクでのテロ攻撃容疑者はモロッコ系の人物とみられる」とツイッターに投稿。メディアの多くは、容疑者の出自に関する報道を訂正しておらず、この投稿も削除されたのみ。
・カナダのトルドー首相は、今回の銃撃事件はイスラム教徒へのテロ攻撃だと語った。犠牲者の死に哀悼の祈りを捧げる動きが広がったが、アメリカのホワイトハウスやトランプ大統領は沈黙を保ち続けている。
(
トランプ大統領、ケベック銃乱射事件に沈黙を貫く。アメリカのイスラム教徒に動揺が広がる | ハフポスト 2017年02月09日 18時31分より)
別記事によると、銃撃犯は、ドナルド・トランプ米大統領やフランスの極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首によるソーシャルメディア投稿に「いいね」を押していたとのこと。他にも女性の権利に反対する意見を在籍していた大学やSNSで発するなど、極右思想に染まっていることで知られていた人物だったそうです。
(
カナダのモスク銃撃、容疑者は地元27歳学生 - BBCニュースより)
●ノルウェーでもニュージーランドでも…右翼テロリストが称賛する国とは?
2019/04/02:最初の投稿でちらっとした極右思想の人によるノルウェーでのテロは、うちでも書いたことがあります。
死刑のないノルウェーの連続テロ事件 無反省でも刑期21年で出所可能という投稿です。
そちらで触れたように彼は、日本と韓国を多文化主義に否定的な国家として挙げ、そのような国家を賛美賞賛するなどの行為をインターネット上の投稿で行っていたそうです。会ってみたい人物としても、オランダ極右政党「自由党」党首やイスラム系住民の大量虐殺指導者らと並んで日本の麻生太郎さんの名前を挙げています。これは日本人としては不名誉なことでした。
ところが、ニュージーランドのクライストチャーチ銃乱射事件のオーストラリア人容疑者も、また嬉しくない形で日本を称賛していた模様。犯行声明のなかに「日本」に触れている箇所があったようです。
容疑者は〈世界の「ダイバーシティ」な国々は社会的、政治的、宗教的あるいは民族的な紛争の舞台となっている〉と主張して、〈西洋の国々に力をもたらすもの(ダイバーシティ)が、東洋の国々(中国や日本、台湾、韓国)に力をもたらさないのはなぜか〉としていたようです。
続けて、〈今世紀、世界の覇権を握ろうとしている国・中国が、ダイバーシティが欠如しているにもかかわらず、どれほど強力なことか。なぜ、これら多様性のない国々が、とても多くの様々な指標で見ても我々よりも栄えているのか〉としていました。
彼の理解は間違いだらけだと思います。ただとりあえず、彼は、多文化を否定したり、民族的・宗教的マイノリティを弾圧したりするような単一民族国家ほど成功していると考え、その一例として日本を挙げていたみたいです。日本人としては悲しまくちゃいけません。
(
NZモスク銃撃事件容疑者が「日本の多様性のなさ」を賞賛! ノルウェー連続テロ犯人は「麻生太郎に会いたい」|LITERA/リテラより)
●トランプ大統領が批判した民主党州知事誘拐計画容疑で13人逮捕
2020/10/10:
米ミシガン州知事誘拐計画容疑で13人逮捕、議事堂襲撃も計画 | ロイターによると、米検察当局が、ミシガン州のウィットマー知事(民主党)の誘拐と州議会議事堂への襲撃を企てた容疑で13人を逮捕したと発表しました。
容疑者らは当初、州議会議事堂に押し入って人質を取る目的で200人の協力者を集めようとしていたのですが、その後計画を断念。代わりにウィットマー知事の別荘で知事を誘拐する画策をしていました。爆発物の使用も検討していたとみられています。
同知事の誘拐は米大統領選前の実行を計画していたとのこと。なぜここで大統領選挙の話が出てくるのか?と言うと、ウィットマー知事は、新型コロナウイルス対応などを巡り、トランプ大統領が過去に批判の矛先を向けていたことで知られる方だったためです。
春には新型コロナ対策としてウィットマー知事が導入した制限措置にトランプ大統領とその支持者が反発。制限緩和を求めて4月に起きたデモには武装集団のメンバーも参加していました。トランプ大統領はツイッターでデモ参加者に対し「ミシガンを解放せよ」と呼び掛けています。
なお、武装集団は「ウルバリン・ウォッチメン」という名前でした。ウルバリンというのは、アメリカで人気のあるコミックのスーパーヒーロー。検索してみると、ウォッチメンもコミックの名前みたいですね。精神的な幼稚さを感じてしまいます。
●FBIが上申する白人至上主義過激派対策、大統領に潰されていた…?
一方、ウィットマー知事は会見で、「異常で卑劣な」容疑者のような過激派グループを扇動したとしてトランプ大統領を非難。トランプさんが大統領候補討論会で白人至上主義者の糾弾を避けたことを例に挙げました。「指導者が自国内のテロリストを扇動し、親しく交われば、指導者は彼らの行動を合法化し、加担したことになる」と語っています。
ただ、彼らが直接白人至上主義者だったかは、記事からは不明。たぶんそういう主張ではなく、一部のテロリストに優しいという例として挙げたんでしょうね。また、彼らがトランプ大統領を支持しており、トランプ大統領が影響を与えたことは間違いなさげな感じですから、トランプ大統領に問題があること自体も事実でしょう。
日本語情報がなくて確認取れていないのですけど、白人至上主義者の関連では、この記事の
はてなブックマークで、最近、ブッシュの時の元CIA長官がバイデン支持のビデオ広告を出し、「白人至上主義過激派への対策をFBIが上申しても、トランプ氏は聞かず、国家を危険に晒している」と暴露してた…といった話も出ていました。
●大統領選の開票作業所の襲撃計画未遂事件?大量の弾薬を購入
2020/11/07:前回の追記と似たもので、今度は、
激戦州開票所の襲撃計画か 男2人拘束、武器押収―米フィラデルフィア:時事ドットコム(2020年11月06日17時06分)というニュースが出ています。
警察は2020年11月5日夜にバージニア州から車で来たグループによる、米大統領選の開票作業が行われている同市のペンシルベニア会議センター襲撃計画の情報を受けました。そして、このペンシルベニア会議センター付近で男2人を拘束しています。武器も押収しました。
この襲撃を理解するには、アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィアは、米大統領選の激戦州であり、きちんと票を数えるとトランプ大統領に不利になると予想されていたのがポイント。都市部のフィラデルフィアは特に民主党支持者が多いともされていました。なので、開票作業を邪魔することができれば、トランプ大統領の当選が高くなると彼らは考えたのだと思われます。
別記事
米東部で開票所襲撃計画、銃押収 トランプ派か、市民衝撃|秋田魁新報電子版によると、地元メディアは車内から別の銃も押収したと報道。さらに、殺傷能力の高いAR15型ライフル銃の部品や大量の弾薬を購入したことも確認されたそうで、たまたま銃を持ち歩いていただけ…という言い訳は難しそうでした。
●トランプ支持者の議会占領、テロとクーデターの定義に当てはまる?
2021/01/10:トランプ大統領が支持者を煽ったせいで支持者らがアメリカ議会に侵入して占領…という右翼の危険性を示す最大級にわかりやすい事件が起きてしまいました。5人の死者も出ています。この件では、今後大量に追記したいことができてしまって困っているのですが、最初にテロとクーデターの定義について確認。今回の事例はテロであり、クーデター未遂と言って良いです。
まず、テロですが、これは主にテロリズムの略。そして、多用される言葉であるにも関わらずあまり知られていませんが、このテロリズムというのはかなり広い意味を持ちます。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典では、「特定の政治的目的を達成するため,広く市民に恐怖をいだかせることを企図した組織的な暴力の行使」と説明。右翼・左翼や愛国的・宗教的集団だけでなく、軍や情報機関,警察などの国家組織によっても行なわれることも書かれています。
また、研究機関センター・フォー・システミック・ピース(CSP)の用語集では、クーデターを「(必ずしも政権の権限の本質や統治形態に変化がなくとも)行政府の指導体制と前政権の政策に大きな変化をもたらす反政府派/与党または政治エリートの一派による執行権限とオフィスの暴力的な掌握」と定義していそうです。
(
米議事堂占拠事件はクーデター、トランプが大統領のうちは危機が続く | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイトより)
今回の事件では、まず、トランプ支持者らが暴力を行使したのは疑いのない事実です。また、当然、政治的な目的があっての行動であるために、テロに当てはまることがすんなり確定。さらにその政治的な目的というのは、バイデン次期大統領への権力移譲を阻止することですから、クーデター未遂事件にも当てはまります。本当、最悪ですね。
●右翼「トランプ支持者がこんなにデモに集結!」→乱入後「左翼だらけ」
2021/01/14:トランプ支持者によるテロ・クーデター未遂事件ですが、支持者らは左翼の工作だと主張しており、日本の右翼も盛んにそう主張しています。ここらへんのいい加減さがわかりやすいのは、
抗議デモのトランプ支持者らが米議会に侵入 女性が撃たれ死亡 | NHKニュースのはてなブックマークコメントの<twitterでは陰謀論者が「トランプ支持者が集まっている」としながら、乱入映像になると「ANTIFAがたくさん紛れてる」と言ってて、もうこの人たちには勝てないという気持ち>(monbobori)です。
そもそも議会への侵入前は、トランプ大統領の支持者が多数集まっていると誇っていたんですよね。もともとトランプ大統領の狙いも数を集めて影響力を見せることでした。それが都合悪くなると、左翼の工作と言い出すのは、日本の右派と同じですね。
仮にアンチファシストの左派ANTIFA(アンティファ)が多数混じっていたとした場合ですら、トランプ大統領が煽った後に不法侵入が起き、トランプ大統領支持者が含まれていた時点で問題でしょう。それで無罪となる理由がわかりません。ただ、そもそも暴徒が左翼だとする情報はデマだらけ。しかも、よりによって有名右翼を左翼だとするデマを複数流していたので、デタラメ加減がすごいです。
●議事堂襲撃を自慢した右翼、仲間から左翼認定されて殺害予告殺到
トランプ大統領を熱烈に支持してきた有名右翼の人たちにとっては左翼呼ばわりされるのはさぞかし心外に違いありません。こうした有名右翼については後で紹介することにして、先に
米議会前で動画撮影のトランプ氏支持者、アンティファと誤解され殺害予告殺到:AFPBB News(2021年1月9日 19:46)を紹介。自業自得ではありますけどね。
トランプさんの支持者だというカリフォルニア州のクリストファー・ドリューさんは、「たった今、議事堂襲撃から戻って来た。われわれは襲撃し、成功した」と宣言する動画を投稿。襲撃はトランプ支持者にとって良いことだと思っていたのでしょう。むしろ仲間から褒められると思っていたかもしれません。
また、議会に乱入したのは左派のアンティファだったと主張する人に触れ、「それはわれわれだ。われわれが誇りを持って議事堂を奪還した」と述べ、トランプさんの支持者たちによる襲撃だとフェイスブックで強調。ただ、これを見ている人もアホなので、この発言がなぜかアンティファが関与を認めたものだと誤解されます。
ただ、今のアメリカが恐ろしいのは、右派の弁護士も同じレベルだということ。トランプ支持派の弁護士であるリン・ウッドさんが、この動画にアンティファのメンバーが映っているとの投稿を右派系プラットフォーム「パーラー(Parler)」に投稿・拡散し、「議事堂に侵入したのは彼らだ」と主張してさらに大ごとに。右翼仲間から褒められるどころか、「5分に1通の殺害予告が届く。耐えられない」と語る状況になっていました。
●左翼呼ばわりされた有名右翼「大統領に呼ばれたから行った」
さて、なぜか仲間によって左翼呼ばわりされてしまった有名右翼の話。そもそも率先して侵入して撃たれて亡くなっている女性が、退役軍人の熱心なトランプ支持者でした。また、一番わかりやすいのは、目立ちまくっていた「バッファロー男」でしょう。
過去にリベラル的な活動にも嫌がらせのために顔を出していたために、その写真だけ見て左翼認定されたという記事も読んだ(どの記事だったか失念)のですが、彼はアメリカ版ネトウヨのQアノンです。彼など、すでに逮捕されている人たちにトランプ支持者が含まれています。現役議員までいるというのがヤバイですね。
<ワシントン連邦地検は、通称「ジェイク・アンジェリ」ことジェイコブ・アンソニー・チャンスリー被告について、暴力的な不法侵入や治安を乱す行為などを含む罪状で起訴した。被告はすでに逮捕・勾留されている。
ワシントン連邦地検は声明で、「角と熊の毛皮のかぶりもの、赤白青のフェイス・ペイント、上半身裸で茶色いズボンという姿で連邦議会議事堂に入る姿が報道された人物が、チャンスリーだと特定されたと言われている。この人物は全長約180センチの槍(やり)を手にしていた。槍の刃のすぐ下に、アメリカ国旗が縛り付けられていた」と述べた。
チャンスリー被告は、陰謀論「Qアノン」の「シャーマン」を自称しているとされる>
<連邦地検はほかにも、ウェスト・ヴァージニア州議会のデリック・エヴァンズ議員(35)を暴力的な不法侵入や治安を乱す行為の罪などで起訴したと発表した。議員もすでに逮捕・勾留されている。エヴァンズ州議会議員は、トランプ氏支持者たちと議事堂外に並ぶ自分の姿を撮影し、オンラインに投稿した後、議事堂内に入ったとされる>
(
米議会襲撃 Qアノン陰謀論の信奉者や州議会議員など次々と起訴 WEDGE Infinity(ウェッジ) 2021年1月10日より)
トランプ支持者は「バッファロー男」に変装した左翼だ!といった幼稚な反論もしていましたが、本人は捜査官に対して「2021年1月6日にすべての『愛国者』が首都ワシントンに集結するよう命じた大統領の要請を受けて」と言い、アリゾナ州からワシントンに向かったグループに参加したこと、自分が議事堂にいたことを認めていたそうです。
(
米議会乱入、角つき帽子の男ら訴追 トランプ氏の要請に応じたと主張:AFPBB Newsより)
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