クレジットカードの話をまとめ。<クレジットカードはお金持ちより貧乏人の方が使っている?>、<問題はポイントじゃない…低所得層と高所得者の大きな違いとは?>などをまとめています。
●クレジットカードはお金持ちより貧乏人の方が使っている?
2019/06/26:
クレジットカード手数料の高い負担!お店が導入する理由は?では、問題があったのかすぐにブログごと全削除されてしまったというブログ記事を紹介していました。「流行っている人気のお店ほどクレジットカード決済を導入していない」という主張の記事です。
全削除されてしまっており、「流行っている人気のお店ほどクレジットカード決済を導入していない」の真偽は不明ですが、この中のクレジットカード決済を導入しない理由の一つとして、「少額で頻繁にクレジットカードを積極的に使うのは、ポイントを稼ぎたい低所得者層」というものがありました。
正直、これも怪しいと思うんですよ。というのも、クレジットカードには審査があり、本当に貧しい人はクレジットカードを持つことができないと指摘されていたため。こちらの説明の方が納得できます。クレジットカードを使う人ほど貧しいというのは、よくよく考えるとおかしな主張でした。
●カードを使うのはポイントを稼ぎたい低所得層?調査によると…
とはいえ、データ的に見てみないとわかりません。ということで、検索。プレジデントオンラインで高所得者と低所得者を比較してみた…というアンケート調査があったので紹介しておくことに。プレジデントはこういう調査が好きみたいで、以前もやっていましたわ。
で、調査によると、コンビニや飲食店での支払いでは、高所得者の約80%がクレジットカードや電子マネーを使うのに対し、低所得者は約45%にとどまったとのこと。低所得者の方が多いどころか、めちゃくちゃ少ないという結果でした。保有率はともかく、使用回数では高所得者の方が確実に多いみたいですね。
調査では、電子マネーも含まれているので厳密に言うとやや違う話。ただ、当初の主張は「クレジットカードを積極的に使うのは、ポイントを稼ぎたいから」というものでしたから電子マネーでも同じ状況で、この主張を否定する分には特に問題ないでしょう。むしろ高所得者の方がポイントがつくカード類をガンガン使うんです。
(調査方法:NTTコム リサーチで実施。個人年収500万円未満158人、個人年収1500万円以上153人から回答を得た。調査日は2018年12月11~13日。
"何でも現金派"は一生ビンボーの恐れアリ 収入の高低で時間の使い方全く違う PRESIDENT 2019年2月4日号より)
●問題はポイントじゃない…低所得層と高所得者の大きな違いとは?
なお、記事の説明で高所得者がカード類を多用する理由は、「ポイントを稼ぎたいから」とされていませんでした。時間を無駄にしないため…というものです。
放送作家の野呂エイシロウさんは、「極端な例でいうと、タクシーの支払いを電子マネーでするのと、現金では1~2分の差がある。わずかな時間ですが、チリも積もれば山になるのでバカにできません。そういう小さな習慣を変えていくことで時間を有効活用できます」と解説していました。
野呂さんは、冒頭で以下のようなエピソードも披露。「低所得層と高所得者の大きな違いは、時間の使い方だ」という流れでまとめられた記事のようです。
「以前、ライフネット生命保険の創業者の出口治明氏に厳しく言われたのが、『昨日1時間かかった仕事は、今日はなにがなんでも59分でやれ。1分短くして、それが6分短くなると、10%粗利が伸びたのと同じ効果がある』と。それからは仕事一つひとつの時間を測定し、分単位で考える習慣をつけています」
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