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エコカー戦争で日本車の技術が圧倒的という大誤解 世界一だとしても持続性に疑問


 エコカー戦争大予言 勝つのはFCV(燃料電池車)か、EV(電気自動車)か?を書くための記事探しをしていて、日本のエコカー技術はすごいよという話が目についたのでそちらでも一つ。

 ただ、これも前回同様に反対の意見も出ています。とりあえず、日本車が一歩リードしたのは本当らしいですが、未来がどうなるかわからないという話。

 これも前回書いた液晶がプラズマに勝利という話を思い出しますね。勝利した陣営であるはずのシャープがあのざまなのですから、現在の技術で勝利することより、未来において生き残っていることの方が大事です。


●エコカー戦争では、日本車の技術が圧倒的!

 とりあえず、最初に目についた記事は、日本すごい系のタイトルでした。ただ、中身は前回の趣旨であるEVか、FCVかというところがメインでした。
「水素vs電気」ガチ戦争の行方は? FCVもEVのバッテリー技術も日本が世界トップであることは事実 週プレNews 2015年6月21日 06時00分 (2015年7月16日 06時02分 更新)

日本EVクラブ代表にして、近著『トヨタの危機』(宝島社)でトヨタのFCV戦略について疑念を呈した舘内端(たてうち・ただし)氏はこう話す。

「水素はどこかに埋蔵されているわけではなく、何かしらの方法で作り出さなければなりません。(中略)

FCVは走行中にはCO2を一切出さないZEV(ゼロ・エミッション・ビークル=排ガスゼロ自動車)ですが、水素を作るための電力まで含めると、現在の技術では実はガソリン車よりCO2排出が多い計算になる。

EVといえば、もうすぐ第2世代のリチウムイオン・バッテリーが出てきます。(中略)

少なくとも、差し迫ったCO2問題対応車として、より現実的なのはFCVよりEVと言わざるを得ません」

 タイトルの日本すごい系の話は、最後でちょこっと出ていただけ。編集がタイトルに使っただけで、そういう中身ではありませんでした。

「EVも20年前はロクなものじゃありませんでした(笑)が、そこで全否定してしまっていたら、今のEVはないでしょう。今後、水素に関する大発明がないとは限りません。いずれにしても、FCV技術もEVのバッテリー技術も日本が世界トップであることは事実。でも、それを使いこなす思想や戦略で日本が欧米に負けてはいけない!」(舘内端さん)


●エコカー戦争で日本が圧勝という大誤解

 一方、ダイヤモンド・オンラインの長期連載エコカー大戦争!は、以下のように警笛を鳴らしていました。
「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。

 ただ、長期連載だけあって、上記のテーマにピタリとした話題ばかりではありません。というか、最近のタイトル見ると、違う話ばかりになっているようです。

 最近の記事の中で、今回の投稿に該当しそうなものと目星をつけたのは、トヨタが敵わないメルセデス・ベンツ3つの強み|エコカー大戦争!|ダイヤモンド・オンライン( 桃田健史 [ジャーナリスト]【第213回】 2015年9月28日 )。タイトルだけでなく内容も、そういったものでした。

 記者が指摘するメルセデスの強みは3つ。ちょっとわかりづらいかもしれませんが、以下のような感じにまとめました。

(1)MIRAIに注力しているトヨタと異なり、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EV、燃料電池車すべてに対応しており、フレキシブルな姿勢を取っている。
(2)世界の自動車の“車格”を変化させてしまうような事業戦略があり、「メルセデスがベンチマーク」になる。
(3)カーシェアリング事業にトヨタより積極的で、従来の自動車メーカーが行っている“新車売り切り型”ではないビジネスモデルを模索している。


●世界一だとしても持続性に疑問

 もう一つ読んだ記事は、日付が不明なんですが、今は日本がリードしているものの、将来はわからないよと書いています。
Vol.78 日本のエコカー技術、本当の実力は?│国沢光宏のホットコラム│呉工業株式会社

日本のエコカー技術は世界一だと思っている人が多い。実際、ハイブリッド車や電気自動車において世界中のメーカーから日本の技術は注目されている。プリウスに燃費で勝てるハイブリッド車を出してくるメーカーは1997年以後、全く無し。日産の電気自動車に搭載されているバッテリーの技術は、世界を3年引き離していると言われるほど。(中略)

ただ5年後に今のリードをキープ出来ているかと聞かれれば「努力次第です」と答えることにしている。

 なぜか?と言うと、前回と同じ液晶テレビの例えが出てきました。
 好例が液晶TV。5年前まで日本も明確なリードを持っており、世界一のシェアはシャープ。ソニーも健闘していた。しかし今や大差でサムソン(韓)にトップを奪われてしまった。自動車業界もライバルの猛追を受けていると考えていい。

 ただ、自動車の話もあり、既にフォルクスワーゲンが日産自動車と遜色ない電気自動車を作っていたことを挙げていました。

 また、"エコカーというと、先端技術というイメージを持ってしまう"が、そうではないという話がありました。こちらの方が重要かもしれません。

 日本企業の最近の失敗は、技術にこだわったというものが多い印象。消費者は技術を買うわけではないのに、「技術がー」とそこにしがみついちゃうんですね。アップルが躍進したときに、「技術的には日本でもできる」という声が出ていたましたが、そんなことを言っても負け惜しみにしかならないでしょう。

 力を入れるところを間違うと、日本の自動車会社も電機メーカーの二の舞を演じるおそれがあります。


【本文中でリンクした投稿】
  ■エコカー戦争大予言 勝つのはFCV(燃料電池車)か、EV(電気自動車)か?

【その他関連投稿】
  ■テスラ自動運転車の死亡事故、運転手のせいと報告 人より40%安全とも
  ■アクセルの踏み間違い事故が起きるのは自動車が設計ミスだから ヒューマンエラーでミスした人を責めてはいけない
  ■渋滞の原因は遅い車…ではなく車間距離を詰める車 適正な車間距離の目安は?
  ■免許を取り上げるべきは高齢者より若者?事故が多いのは圧倒的に10代で、次も20代
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