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海外では女性専用車両はあり得ない?実は日本以外にもある導入国


 女性専用車両は海外でもあります。日本だけじゃないんです!という話です。

2017/5/20:
●海外では女性専用車両はあり得ない?イギリスで国民的議論に発展
●インドでも女性専用車両はある 「女性は女性専用車両に」という雰囲気
●頼もしい仲間?日本以外の女性専用車両にインド・ブラジル・UAEなど
●欧米人でも日本を知っている人なら賛成?理由を読んでみると…
2020/08/12:
●インドでは女性専用車両に男性がすし詰め…そこで警察がとった対応は?


●海外では女性専用車両はあり得ない?イギリスで国民的議論に発展

2017/5/20:欧米の場合、女性専用なんてあり得ない!という反応が出ることがあります。例えば、女性専用車両導入は敗北?英国で国民的議論に 日本で乗車経験のある記者は賛成 | NewSphere(更新日:2015年8月31日)でのイギリスの事例がそうでした。

 イギリスでは、実は日本よりも100年以上前の1874年に女性専用車両が導入されています。ですから、これは海外でもあったという事例のひとつですね。ただし、当初から利用者が非常に少なかったため、事実上存在しない状態が続き、正式に廃止されてしまいました。

 一方、今回の議論の発端は、労働党党首選の有力候補とされるジェレミー・コービン議員が、女性専用車両の復活の検討を公約の一つに掲げたこと。イギリスの鉄道では昨年から今年にかけて、痴漢などの性的暴力事件が前年度の25%増加の1399件となり、過去最多を更新していました。

 しかし、ニッキー・モーガン女性担当大臣は「その考えには大きな不快感がある」と声明。1人の女性として「問題に正面から挑もうというよりは、『では、人々を隔離しよう』と言っているように見える。とても正しい方法とは思えない」と批判。そして、コービン議員以外の労働党党首候補もそろって反対していました。

・リズ・ケンドール 「性別による隔離」は、セクシャル・ハラスメントの問題で「敗北を認めることだ」と批判。
・イベット・クーパー 「時計の針を逆に回そうとしている」と「70年代への回帰」に異議。
・アンディー・バーナム 「2人の女の子の父親として、女性への暴力に対処する正しい社会的な戦略を考えたい」と反対

 また、直接の担当大臣となるペリー鉄道相は「識者らは隔離が解決策ではないという考えで一致している」とする声明を発表しています。以下は、FTがまとめた識者のコメントです。

「かなり非現実的だ。特に運転手しかスタッフがいない列車では、(利用状況の)監視が難しい」(鉄道專門誌編集者)
「既に混雑している鉄道のキャパシティが減る。男性たちが、隣の女性専用車両に空席がたくさんあるのを見て、どう思うだろうか?」(欧州鉄道協会代表)
「(女性専用車両を選ばずに)一般車両に乗った女性が、ハラスメントを受け入れたと見られる懸念がある。女性専用車両が厄介者を引きつける磁石になる恐れもある」(市民団体『End Violence Against Women』広報担当)


●インドでも女性専用車両はある 「女性は女性専用車両に」という雰囲気

 また、現在でも女性専用車両がある国というのも、日本だけではありません。インド鉄道取材。こぼれ話 - 国際開発ジャーナル社 International Development Journal(2016.03.25 編集部 ゆざわ)によると、インドにも女性専用車両があるそうです。

 作者によると、ほんの数回しか乗っていないものの、”女性は女性専用車両に”というような感じとのこと。他に載っちゃいけないという雰囲気みたいで、他の車両で女性を見掛けることはほとんどなく、普通車両に乗り込んだ自分は、結構目立っていたのではないかとしています。

 なお、女性専用車両とは関係ない話ですが、テロへの警戒は厳しく、街中では銃を持った警官をそこら中で見かけたとのこと。駅でも改札前には、荷物+ボディーチェックを待つ人の列ができていました。たいへんお行儀が良いですね。

 実はインドだけでなく、タイのメトロでもこういうのがあるそうですが、金属探知機が鳴っても、ほぼスルー。一方、もっと人口が多いであろうインドでは漏れなくチェックが行われていたそうです。


●頼もしい仲間?日本以外の女性専用車両にインド・ブラジル・UAEなど

 ここで例を出したインドですが、女性差別が特に激しい国として知られます。日本としては、あまり嬉しくない仲間かもしれません。最初の記事によると、イギリスのテレグラフ紙が、インドと日本以外の例も出していましたが、ブラジルというもの。このブラジルの場合も、犯罪の多さで知られる国ですから、これまた頼りのある援軍とは言えません。

 これ以外ですとまた中東という女性の地位が高くない国の例ですが、UAE(アラブ首長国連邦)の話題が出ていました。インデペンデント紙の男性記者、リチャード・ジンマン記者の、ドバイの地下鉄での赤っ恥体験です。

 ジンマン記者は出張初日、いきなり間違えて女性専用車両に乗り込んだそうです。何人かの女性が微笑みかけてきたので、最初は「なんてフレンドリーな空間だ」と勘違いして、女性ばかりの車両の雰囲気に和んでいました。

 ところが、電車が出発してしばらくすると、目の前の民族衣装姿の「エレガントな若い女性」に、流暢な英語で「ここは女性専用車両です」と冷たく言い放たれて事実を知ります。

 ジンマン記者は、明確な賛否は述べていないそうですが、「女性たちが広い空間を楽しんでいる一方で、男性たちは険しい顔でイワシの群れのようにぎゅうぎゅう詰めになる」と指摘。一方、ルールを破って女性専用車両に乗り込み、「ただそこに立ってジロジロと女性たちを眺めている」という変質者の存在が問題視されていることも取り上げています。

 あと、「女性たちが広い空間を楽しんでいる」は誤解を招きそうなので補足。私が昔乗っていた通勤電車は、日本でトップクラスの混雑率であり、女性専用車両もすし詰めでした。日本の場合、女性専用車両がいつも余裕あるとは限らないでしょう。


●欧米人でも日本を知っている人なら賛成?理由を読んでみると…

 上記と同じインデペンデント紙では、東京に住んでいたという女性記者・ビクトリア・リチャーズさんが、紹介されていたイギリスの意見としては、数少ない賛同意見を述べていました。

 リチャーズ記者は、ロンドンの地下鉄も混んでいると言われるが、日本の通勤電車の混雑は比較にならないと説明。ぎゅうぎゅう詰めの車両では「触る、撫でる、揉む」のは容易なことで、被害者にできるのは勇気を出して犯人の手を掴み「痴漢です!」と叫ぶことだけであり、なおかつそれは日本人女性にとって困難なことだとしていました。

 電車の痴漢の話とは別な気がしますけど、最寄り駅から自宅マンションまで不審者につけられた経験もあるとのこと。これは女性たちが怖がる理由が理解できるという意味での記載でしょうか?

 とりあえず、まとめとしては、英国内の反対意見を「理解できる」としつつも、政治家たちは現実的な目の前の問題を無視しているとし、「短期的で有効な解決策」として、女性専用車両の導入に賛成していたそうです。

 私もこの意見に近いもの。日本で痴漢が多発しているというのは事実であり、きれいごとを並べても解決しません。男性にとっても女性にとっても差別的と感じられることのあるやり方ですが、性別で隔離するというのは一つの改善策です。
(厳密に言えば、日本の女性専用車両は女性専用ではなく、障害者の男性や男児も乗れることが多いです。このことは告知不足だと思います)

 あと、記事の最後を見たら、テレグラフ紙ではもう少し海外の例があったようで、メキシコ・インドネシア・エジプト・イランでの導入事例が載っていました。ただし、やはり欧米での例はまだなさそうでした。


●インドでは女性専用車両に男性がすし詰め…そこで警察がとった対応は?

2020/08/12:すでに出ているインドでの女性専用車両の話。過激すぎて、日本だと大問題となりそうなニュースが出ていました。女性専用車両に乗ってきた男性を、女性警官がビンタの嵐!インドの地下鉄は実力行使|FINDERSというものです。

 ニューデリー近郊の駅で女性専用車両が止まるところに女性警察官を含む警察官らが待機。電車が来てみると女性専用車両は男性ですし詰めでしたので、たぶんこれを予想していたのでしょう。警官らは男性を車両から引っ張り出すこともしていましたが、自主的に降りる人も含めてパタパタ叩いていました!日本では考えられませんね。記事では以下のような説明がありました。

<実はこの動画は最近撮られたものではなく、2010年に撮影されたものだ。女性を守るための取り締まりとして、地元警察が実施したもので、警察官が日常的に男性をビンタしているわけではないという。当時の報道によると、違反した男性には250ルピー(約400円)の罰金が課せられ、ホームで腹筋するよう命じられた男性もいたとのこと>


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