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20年以上外れ続けている中国崩壊予測 中国発金融危機が起きない理由 三橋貴明氏、安達誠司氏、宮崎正弘氏などが中国崩壊論で書籍


 「中国」「崩壊」というキーワードの入った本が多数出ており、非常に儲かる商売になっています。この予測は全く当たっていないわけですが、その理由は欧米経済とは異なる国が主体の経済であるためではないか?という説明がありました。


●20年以上外れ続けている中国崩壊予測

 在北京ジャーナリストである陳言さんが、東京の本屋に行くと気になることがあります。それは「中国崩壊論」や「中国脅威論」です。日本人で言えば、「日本崩壊論」や「日本脅威論」の本が、中国の書店にズラーッと並んでいるイメージですからね。
(中国の金融危機は、なぜ起らないのか 欧米からは見えない経済の本質 J-CASTニュース / 2017年7月10日 15時0分より)

 陳言さんによると、「中国崩壊論」は以前からあるもので、"もうかれこれ20年以上も叫ばれ、ここ10年は「シャドーバンキング危機論」、「地方債務危機論」、「金融危機論」が耳から離れない"としていました。

 ただ、その一方で、「欧米的な意味における本当の危機は、中国では一度も発生していない」というのが現実。つまり、20年以上も予想を外し続けているということです。韓国経済崩壊予測を外し続けの三橋貴明と似た感じですね。


●中国発金融危機が起きない理由

 陳言さんはこの理由について、特殊な中国経済を欧米の感覚で捉えてしまっているためではないか?といった説明をしていました。"現今の中国経済は計画経済から派生してきたもの"であり、"計画経済下では金融危機もなければ債務危機も存在しない"という説明です。

 それが良いことかどうかは別として、"今日でも中国の銀行体系は相変わらず国営が主体"。"それが現在の銀行体系に対する絶大な信用になっている"という、欧米とは大きな違いがあります。

 例えば、"今世紀初め、当時の銀行が抱えていた債務の焦げ付きは預金残高の40%に達"したという異常事態において、大規模な取り付け騒ぎは起こりませんでした。これは欧米だけでなく、他の国とも違う点であり、「他の発展途上の市場経済国ではあり得ないこと」と、陳言さんは指摘していました。

 "数年前に調査組織が地方融資機関のキャッシュ・フローを分析すると利息の支払いがショートしていたため、地方債務危機が発生するのではないかと予想された"ときも、また大きな問題にはなりませんでした。当時、"中国政府は地方政府の債務を中央政府の債務に置き換えて"しまうということをやってのけました。これもまた"欧米の先進市場経済国ではあまり起こりえないこと"だとしています。


●「中国崩壊論」の書籍の作者は、三橋貴明氏、安達誠司氏、宮崎正弘氏など

 ところで、冒頭で言っていたような「中国崩壊論」の本は実際にどんなものがあるだろう?と検索してみました。すると、韓国経済崩壊予測を外し続けの三橋貴明で書いたのと同じ三橋貴明さんが出てきて笑いました。

 中国崩壊後の世界(小学館新書)というタイトルで、既に崩壊した後の世界になっていて気が早すぎます。

中国崩壊後の世界(小学館新書) 三橋貴明 (著) (2015/12/6)


 あと、目についたのが、そんなことよりリフレ理論の反省しろよという、リフレ派の安達 誠司さんの本。中国経済はどこまで崩壊するのか (PHP新書)というタイトルなのですが、「どこまで崩壊する」という言葉の使い方にも違和感。そもそも「中国崩壊」の定義がしっかりしていないので、どの状態で中国崩壊なのかわかりませんよね。

中国経済はどこまで崩壊するのか (PHP新書) 2016/3/16 安達 誠司


 2015年時点で崩壊が始まっていたというタイトルのついに中国で始まった大崩壊の真実: 急落する経済と社会混乱の実態を現地から衝撃報告という本もありました。我々の知らないうちに、既に中国は崩壊していたようです。

ついに中国で始まった大崩壊の真実: 急落する経済と社会混乱の実態を現地から衝撃報告 2015/7/24 邱 海涛


 また、2013年時点で既に中国崩壊のカウントダウンが始まっていたという中国崩壊カウントダウン―世界と日本のこれからもありました。

中国崩壊カウントダウン―世界と日本のこれから 2013/4 河添 恵子


 まだまだたくさんあるのですが、そろそろ終わりに。締めをどうしようか?と悩んでいたら、良い書籍がありました。中国共産党3年以内に崩壊する!?というタイトルですが、発売が2013年ですので、既に3年経ってしまいました。

中国共産党3年以内に崩壊する!? 2013/12/11 宮崎 正弘


 こんな本でも、読者の方々は大満足なのですから、ボロい商売です。最初の記事の陳言さんは、中国経済が特殊だから予想が外れると真面目に考えていたものの、韓国崩壊論でも似たようなことが行われていますので、単に読者が喜ぶからとか、作者の願望とかそういった理由で、中国崩壊論も出続けているのではないかと思われます。


●私も中国・韓国崩壊って投稿してました!

 …と書き終えてから、関連投稿リンクを探していたら、過去に私も予測されていた中国・韓国経済の崩壊 日本の未来も人口動態でわかるというのを書いていたのに気づきました。ダメじゃん!

 で、中身を読んでみると、中国・韓国経済の「崩壊」というワードは見出しのみで、本文中にはなし。内容は中国・韓国経済が失速している理由についてで、タイトルだけ大げさに書いていました。すみません。

 ただ、これを読み直していて、中国・韓国嫌いの人にとっては、こういう経済失速だけで「やった、いよいよ国が崩壊する!」と感じるのかもしれないと思いました。でも、そうなると、日本はとっくの昔に崩壊しているってことになるんですよ。

 予測されていた中国・韓国経済の崩壊 日本の未来も人口動態でわかるは、中国・韓国経済の失速も過去の日本のバブル崩壊も人口動態で説明できるという話。なので、日本がまだ健在であるように、中国・韓国はこれからもまだまだ元気なのです。


【本文中でリンクした投稿】
  ■韓国経済崩壊予測を外し続けの三橋貴明 浜矩子・高橋乗宣と被る芸風
  ■予測されていた中国・韓国経済の崩壊 日本の未来も人口動態でわかる

【その他関連投稿】
  ■日本は中国・韓国と仲良くする必要はなく断交して良い?輸出入総額の推移を見てみよう
  ■日本やアメリカは中国のわがままを聞かざるを得ない 大国が身勝手なのは今も昔も大して変わらない?
  ■中国・台湾など4カ国が領有権主張の南沙諸島に大した価値はない
  ■安倍首相や日本政府はなぜ中国を批判しない?劉暁波氏の釈放問題
  ■海外・世界・国際についての投稿まとめ

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